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『鋼のメンタル』の感想です

 おはようございます。

 今朝は冷え込んでいるようです。寒い。昨夜、雨が降っていて湿度が高くて暖かかった……今日は、晴れマークが並んでいます。

 ラジオ体操から帰ったら、下着を洗濯します。身体を動かすのがいちばん健康的だと思う。 

  

 

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  心理学の本を予約しようと、大阪市立図書館のホームページで「メンタル 強い」で検索したら259件の検索結果が出ました。

 メンタリストDaiGo さんの本は70件の予約が入っています。人気があるんですね。

Amazon.co.jp: メンタリストDaiGo:作品一覧、著者略歴

 心理学を経営戦略や人間関係に応用するのは、あまり好きではないのです。

 他の人の本を5冊、予約しました。

 

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 『鋼のメンタル』を読んだので感想を書きます。

鋼のメンタル (新潮新書)

鋼のメンタル (新潮新書)

 

 目次

まえがき

第一章 打たれ強さの鍛え方
 人は自分が思っているより強い 打たれ強さは鍛えられる
 バッシングを恐れるな     闘争心を忘れたらおしまい
 受験勉強は大いに意味がある

第二章 挫折との付き合い方
 負けることもまた楽しい へこむ時はへこめ
 後悔はするだけ無駄   女性にふられることを恐れるな
 人生はジェットコースターの方が楽しい

第三章 心の立て直し方
 死に逃げてはいけない     あなたの悩みは本当の悩みか
 心を壊すのも立て直すのも自分 人間関係で悩むのは幸せな証拠
 人間の耐久力には限界がある

第四章 精神の解毒法
 他人の目が異常に気になる人へ 有言実行を心掛けてみよう
 お世辞くらい上手に言え    他人の悪口は大いに言うべし
 謝罪と訂正を躊躇するな    百年後の世界から自分を見てみよう

第五章 鋼の処世訓
 幸せの基準を他人に求めるな    自分をわかってくれないと嘆くな
 一日で変わった者は一日で元に戻る 口論に負けない方法
 へらへら笑うな          配偶者に理想を求めるな

 なぜ人前であがるのか?      SNSで嫌われることを恐れるな

第六章 「成功」の捉え方
 喜怒哀楽があってこその人生 「自分の藪に張り付いていろ」
 人生は一発勝負        人生の優先順位を間違うな

あとがき

 

 トピックをみていると矛盾していることも言っているようです。(^^) でも、人間だから、体験で語ると矛盾することもあるんです。それでいい。

 

 

Amazon.co.jp:カスタマーレビュー: 鋼のメンタル (新潮新書)

 様々な人のレビューが書かれています。読んでいておもしろい。「ははぁ、こう考えるのか」「こう受け取ったのか」と思ったりして読みました。

 

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『鋼のメンタル』は、「自分は弱い……」と思っている人を励まそうとして書かれたエッセイのように思ったのです。

 著者の体験や思ったことを基に書かれています。〈メンタルはどうすれば強くなれるのか〉というのがテーマです。

 処方箋は……P29に書かれているように、

「他人からの評判を気にするな」でしょう。

 

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 ざっとしたまとめです。

1章

  • P17「人間の精神力はあなたが思っているよりもずっと強いのです」
  • 幻影に怯えない、人間関係を怖がらない――ことを書いてある。
  • 戦争時に比べるといまはなんと平和で豊かなことか。100年前はずっと生き辛かった……それを思うとなんでもない。
  • 敗けることは当たり前にある。競争するから発展や進歩もある。
  • P40「敗北の痛みに耐える、屈辱感に耐える、劣等感に耐える――こうしたことが、その人の精神力を鍛えているのです」

 同じくP40に「人生の幸福を決めるのは、実は環境ではなくて心なのだとわかります」と書かれてあります。

 これは仏教の考え方といっしょです。すべては心が決めるのです。気持ちの持ちようです。

 

 常識的なことしか書いてない、と思われるでしょうが……それって〈真っ当なこと〉でもある。

 

2章

  • P49「常に敗北が潜んでいる戦いだからこそ、リスクのある戦いだからこそ、人は燃えるのです」
  • すぐに凹んで弱音を吐け。でも、柳に風。P50にはイソップ物語の「樫の木と葦」の寓話が取り上げられています。
  • 後悔は無駄。反省はしろ。
  • 自尊心が傷つくのが怖い……自分が否定されるのが怖い……そういうことにまともに向き合う。

 

3章

  • 死に逃げてはいけない。
  • P82のには終戦時のことが描かれています。

「もう戦争で殺されることはない――それがどれほどの喜びであったことでしょう。今日、家族の元に帰れる、そして明日も働ける。そのことがどれほどの幸せか、当時の日本人はみんな知っていたと思います。私はそういうことを考えると、少々の苦しみなんかで死ぬことはとてもできないと思います」

  • P84にフランクルの『夜と霧』を読んだ時の衝撃が書かれています。「この世にはこれほどの悪があるのか、人間はここまで残虐なことができるのか」……

「それ以来、私は絶望とかそれに似た気持ちを味わったことがありません。むしろ、自分が今こうして生きていられることの幸福と喜びを何よりも感じるようになったのです。自由があり、食べるものがあり、他人から理由もなく殴打をうけることもなければ、殺される恐怖もない――これは実は素晴らしいことじゃないかと思うようになったのです」

 

  世界には今もなお、悲惨な状況に置かれている人々がいます。その人たちのことを思うと……どうでしょう。自分の不幸にばかり目を向けてはいけないのではないか。

「病気も運と考える」「心を壊すのも立て直すのも自分」という考えはこういうところから出てきたと思えます。

 

4章

  は、論理的な対処法を述べています。

  • 他人の目ばかり気にするな。
  • 大言壮語にも意味はある。
  • 上手なお世辞を言え。
  • 他人の悪口も言え。
  • 素直に謝れ。
  • 百年後には誰もいない。

 

 5章

  • 幸せの基準を他人に求めるな。
  • わかってほしい、と思うな。
  • 人は変われる――何度も繰り返すこと。
  • 口論にもテクニックがある。
  • へらへら笑うな。
  • 配偶者に理想を求めるな。
  • プライドを持つな。

 

 

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 本を読んで、なんか、励まされました。

 著者だからこその強いメンタルともいえるのですが、「ああ、こういう考え方をしているのか」と思いました。

「究極的なことを考えると――みんな同じではないか」という、老子荘子の思想に通じるものがあるのかもしれません。仏教的な無常観にも裏打ちされている気がしました。

 体験談はおもしろかったし、考えさせられました。

 

 

 

…………      …………      …………      …………

 

     読んでいただいてありがとうございました。 

     すべて穏やかで……誰もが幸せでありますように。