日の記し ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。☆彡 ・☆

社会の底辺で生きてきて69歳になりました。〈自分なりの仏教〉を心の支えにしてきました。底辺の視点での日記を書きます。訪問していただいて感謝しています。

『シナリオの技術』

 おはようございます。

 昨夜は雨が降っていました。それで今朝は暖かいようです。昨日、近くの文化住宅への入居の契約をしました。鍵をもらいました。今日は掃除に行きます。

 引っ越しをするので、落ち着くまでブログはお休みします。よろしくお願いいたします。

 

 

 

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 前回と同じ新井一さんの本です。  

映画 テレビ シナリオの技術

映画 テレビ シナリオの技術

 

目次 

(最初、目次をすべて書いていたのですが……小説を書くのに参考になるのはⅣとかⅧ、Ⅸ、Ⅺでしょう。章のタイトルだけ書いておきます)

Ⅰ シナリオとは

Ⅱ 映画製作の過程

Ⅲ 原稿用紙への書き方の意味

Ⅳ 箱書きの作り方

Ⅴ シナリオの実習

Ⅵ 第一教程の実習

Ⅶ 第二教程の実習

Ⅷ ジャンル別の書き方

Ⅸ 脚色の技術

Ⅹ 〈直し〉の技術

Ⅺ 新井式ドラマ発想法

 

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のP63で、初心者はセリフを書いてみると意外と書けると勘違いする――でもそれは「会話を書いているに過ぎない」と忠告しています。

 会話の中にはドラマに関係ないものが多く含まれている。それをろ過する必要がある。観客にも話がわかるようにしなければならない。

  • 〈セリフは嘘つき〉と思って書く。
  • 二人で話している状況を作らないこと。大勢の中でドラマを進めるようにする。

 

Ⅳ  箱書きの作り方

P61に桃太郎物語の表があります。

 大箱――構成の起承転結を表にしたもの。ドラマの配列がうまくいっているか。

     テーマが生かされる配列になっているか。

    桃太郎の誕生→鬼征伐の決意→鬼征伐の準備→討ち入り→めでたし、めでたし

 中箱――エピソードがいくつかまとまったシークェンス。

    桃太郎の誕生の内容→生活 桃ひろい 誕生の瞬間

 小箱――シーン。

    生活の内容→シーン シーン シーン 桃ひろいの内容→シーン シーン

 

 小箱はシーン、中箱はエピソード。大箱は構成。

 エピソードの並べ方が構成で、観客や読者が見たり読んだりするのはシーンです。

  • シーンの流れに注意する必要がある。
  • シークェンスのバランスをとる。
  • ひとつのシーンには必ずひとつのテーマ(意味)がなければならない。

 

  • シーンの初めと終わりの間には変化がなくてはならない。
  • いい作品になるかは、ト書き(小説で言えば行動描写)とセリフ(会話)で、うまく表現できるかどうか。
  • ファーストシーンとラストシーンが重要。

 

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 P116

〈起〉はテーマのアンチテーゼから始めなければならないと言いました。感情を表現するのもそう。〈憎しみ〉を表すには、その前に〈信頼と愛情〉のシーンが必要です。

〈喜び〉なら〈悲しみ〉から――、〈悲しみ〉なら〈喜び〉から――始める。

 

 P123

 魅力的な人物を作るには――

  • 人間の二面性を描く。強い者なら弱点を持つようにする。
  • ドラマの〈危機〉は人間の弱点から来る。
  • 人を動かすのは〈欲望〉と〈恐怖〉です。
  • 人物の性格はその人の歴史の積み重ねです。

 

 P135 伏線――

 事件が起きるときに、その事件が起こるのを暗示しておくこと。それは原因と結果の関係になります。

 

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 物事を表現するにはアンチの状態から描くのが必要なんだな、とわかりました。

 世間は否定的なことで満ち溢れています。それで人々はカタルシスを求める。それが娯楽であったり、芸術であったりするのでしょう。

 

 欲望がストーリーを押し進める。

 

 P196 アイディアの作り方――

〈天、地、人〉つまり、時間、場所、人を変えてみる。 

 

Ⅺ 新井式ドラマ発想法 

 三題噺という、意外なものをぶつけ合ってストーリーテーリングを行う。

 

 どこから語るか。

 どんな人物か。

 見せ場を作る。

 

【シーンをおもしろくする条件】

  • 意外性のあること
  • 遊び
  • 生身の人間 本音

 

 アベコベを考えてみる。

 

 私たちの生活の動作は、〈出会い〉〈中味〉〈別れ〉です。

 一日、どれだけの人と出会っているか。

 中味は、ドラマです。千差万別です。感情が高揚するのはラブシーンと喧嘩です。

 

 人間を描くためには表面を観察しても描けません。

 その場所で違うことをやらせるのです。たとえば、会話のシーンなら対面すると〈対面セリフ〉になってしまい、飛躍もおもしろみもありません。

 二人を一緒に書こうとしないで、ひとりでは何をするかを考えて、対面しない動作から始める。妻は台所で料理を作っている。夫は縁側でゴルフクラブを磨いている……

 

 

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 この本を読んで勉強になったことは、常に違う発想、別のことから始める、ということです。たぶんシナリオという、観客には映像でしかわかってもらう手段がないものを扱っているからかもしれません。

 ここではない場所、違う人物……そう考えるところからアイディアが生まれてくる。違うものの組み合わせが発明ですから。

 

 

 

 

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     読んでいただいてありがとうございました。 

     誰もが穏やかで、幸せでありますように。