日の記し ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。☆彡 ・☆

社会の底辺で生きてきて68歳になりました。後悔ばかりの人生でしたが、それもしかたがないことです。〈初期仏教〉を信じているので、なんとか暮らしています。訪問していただいて感謝しています。ありがとう。<m(__)m>

『小説家への道』

 おはようございます。

 あの強風の台風24号が関西に被害をもたらしてからだいぶ経ちますが、アバートの屋根にはまだブルーシートがかけられていません。大工さんが忙しくて手いっぱいで、来てくれないのです。

 入院している人もいるし住民も少なくなったので、大家さんは経営を止める決心をしたようです。2日に家賃を取りに来られた時に伝えられました。

 どこかに部屋を探して引っ越しをしなければなりません。

 33年もここに住まわせていただきました。感謝しています。

 引っ越しは大変ですが、新しいところがいい環境であるようにと願っています。いいところが見つかればいいのですが……。今日は近所の不動産屋さんを尋ねてみます。しばらく忙しくなりそうです。

 

  

 

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誰でもその気になれば小説家になれる。しかし、ただ書けばいいわけではない。小説家への道から恋愛小説、ミステリー、時代小説などの書き方、新人賞獲得作戦までを、第一線の作家・評論家たちが教えます。

 

小説家への道

小説家への道

 

目次

第1章 小説家への道

 私は、こうして小説の書き方を学んだ  座談会・予選突破のための10か条  共同執筆(合作)の方法

 実践講義1  実践講義2  実践講義3

第2章 恋愛小説の書き方

 この作家のここを盗め  作家自身が語る方法  恋愛小説を書くための7か条

第3章 ミステリー作家への道

 ①題材を見つける方法  ②取材の方法  ③トリック・殺人の方法

 ④登場人物の性格作りの方法  ⓹文章の方法  ⑥江戸川乱歩賞はこうすれば取れる!  ⑦松本清張に学ぶミステリーの技術  ⑧ミステリーを書くために必要な資料

 【私のミステリー修行】

第4章 時代小説作家への道

 私流時代小説の書き方  対談・これからの時代小説に期待すること

 司馬遼太郎に学ぶ  池波正太郎に学ぶ  江戸の暮らしを肌で覚える

 どんな資料をどこで手に入れるか  この時代小説を読めばきっと書きたくなる

第5章 官能小説を書こう

 誰も知らなかった書き方のツボ  

 今すぐ使える! 7つの活かせるテクニック

 ①オリジナリティが大切!  ②状況設定への情熱  ③情報収集への執念  ④時代小説の掟  ⓹女体の表現  ⑥擬音の泉  ⑦あの時の声

 官能小説、ここで構造を極めよ  官能小説の奥の院  読んでおきたい古典の名作

 これを読むべし資料本

賞一覧 

 (各項目は、それぞれ違う筆者が書かれていまが、名前は省略しました)

 

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 第1章 小説家への道

私は、こうして小説の書き方を学んだ

 北方謙三 ――形容詞など使わなくてよい。それを引っ張り出すような文章を書く。

 高橋克彦 ――受賞作の傾向を調べよ。

 小池真理子――別世界を見てみる。

 皆川博子 ――自分の中にある鉱脈を掘り当てる。

 奥泉光  ――他人の小説を読んでうまく利用する。

 笹倉明  ――体験こそが小説の元手。

 東郷隆  ――他人が書いてないテーマを探す。

座談会・予選突破のための10か条

  • 6人の選考委員が5篇ずつ選んで30篇が残る。それを回し読みして→5篇の最終候補作を選ぶシステム。
  • 応募規定を守ること。梗概もちゃんと書く。
  • 最初の10枚くらいでレベルがわかる。
  • 書き出しをぐずぐずしないで、核心をすっと書く。
  • 類型的だとダメ。
  • 時代考証をちゃんとする。
  • 賞の性格を知って応募する。
  • 委員は40~50枚ぐらい読んだところで、きちんと読むか、捨てるか判断する。
  • 小説を漫然と読むのでなく、次の文章を想像する訓練をする。
  • 新人賞はスタート。受賞したら二作目を書く。

 

実践講義1

  • 短・中篇では同一視点描写を心がけよ。
  • 説明や描写の過不足、オーバーな表現はないか。

実践講義2

  • 書き終えたら音読し、不自然な部分を直せ。
  • 自分の書きたい小説は〈純文学〉なのか、〈読物〉なのか決める。
  • 推敲せよ。

実践講義3

  • 物語を作ろうとするな。素人っぽさのリアリティを。

(各講義には添削の実例がついています。わかりやすい)

 第2章 恋愛小説の書き方

この作家のここを盗め

 村上春樹 ――突拍子もない比喩表現。

 吉本ばなな――心情にとらわれない女の子の視点。文章のリズム。

 村上龍  ――細部で全体をイメージさせる。会話を地の文に入れる。

 山田詠美 ――見る、味わう、触れる、嗅ぐ。五感で描写する。

 渡辺純一 ――想定した読者に宛てて描く。光源氏などの色好みの伝統。

 宮本輝  ――謎解きの要素。自然の描写。

 松浦理英子――女同士の恋愛を描くことで、既成概念を超える発想をする。

(それぞれに例文が載せられていて、指摘されたことがよくわかります)

 

作家自身が語る方法(連城三紀彦インタビュー)

  • 自分が主人公になったつもりで書く。
  • 読者に疑似体験してもらう。
  • 興味の持てるものを書いている。

恋愛小説を書くための7か条

 ①主人公は女にすべし  ②出会いに力を注げ  ③なぜその人なのかを明らかにせよ  ④二人の間に障害を設けよ  ⓹魅力的なライバルを登場させよ  ⑥すれちがいの美学  ⑦背景に特別なものを設定せよ

 3章 ミステリー作家への道

①題材を見つける方法

  • 新しい趣向を考える。
  • 理系的な発想を取り入れる。

②取材の方法

  • 調べることを習慣にする。
  • 図書館を利用する。
  • 現場を体験する。

③トリック・殺人の方法

  • 凶器は身近な日常品がいい。手がかりの残し方を自然に。

④登場人物の性格作りの方法   

  • 主人公の履歴書をしっかり作る。
  • これからはトリックより動機の方が大事になる。

⓹文章の方法

  • 語尾に気を使う。
  • 文章は下手でも自分の世界を作ること。
  • 自分の好きな作家の短編を書き写してみる。

江戸川乱歩賞はこうすれば取れる!

  • 自分のよく知っている世界をテーマに選ぶ。
  • おかしいところはないか、整合性はどうか、現実とかけ離れていないか、不用意な言葉遣いをしていないか、それらの判断が〈客観的〉にできなければならない。
  • 心地よく読める文章にはリズムがある。

松本清張に学ぶミステリーの技術

  • 「なにがなんでも書くのだ」という執念と覚悟が、技術を支える。
  • 人間を描く。
  • 「こんなことがあるのか」という現実のリアリティがトリックになっている。
  • 人間と風景の描写のうまさ。

⑧ミステリーを書くために必要な資料

  • 知っているのが当然の一般常識がないのは致命的になる。
  • 各国の基本的なデータを調べる。
  • 小道具についても調べる。
  • ハンドブックは利用できる。
 第4章 時代小説作家への道

私流時代小説の書き方

早乙女貢

  • 資料調べを楽しむぐらいでないと歴史にうごめく人間が書けない。
  • だが、本当のことだといってそのまま書くのもおかしい。 

中村勝行

 シナリオライターだったので、時代考証などを考えていると思い通りに書けなかった。それで開き直って書いた。賞に応募する気はなかった。応募するに当たってデティールを見直した。

北原亜以子

  • 現代に失われているものが書ける。
  • 江戸の雰囲気を出すために会話に気を使う。
  • その時代のルールを知ること。

神坂次郎

  • 資料を楽しみながら読む。どこかで自分の琴線に触れる。

高橋三千綱

  • 江戸の情緒が好き。
  • 資料の空白の部分を想像で埋める。

峰隆一郎

歴史は正面から見たんじゃ面白くない。何かが見えてくるのは裏側からなんです。(P163)

 池宮彰一郎

どこまでが史実で、どこからがフィクションか、端的に言えば史実の中にどれだけ自己主張できるかにある。(P164)

白石一郎

 まず、魅力的な人物や面白いストーリーを作り上げるのが先決なんです。歴史の辻褄合わせは後でやればいい。いくら時代考証が正確でも、人間が描けていなければ、話が面白くなければ、小説としての値打ちはないんですよ。(P165)

戸部新十郎

  • 歴史上の人物に先入観を持たない。
  • 常に時代背景に気を配ること。

司馬遼太郎に学ぶ

  • 歴史小説を書く上で必要なのは、作品の舞台となる時代と、現代とを照らし合わせること。
  • 歴史を必然として捉えるだけでなく、偶然の介在も見出す。
  • 人物を型にはめない。

池波正太郎に学ぶ

  • 地図を読み込む。
  • 人物の出し入れ。
  • 脇役が魅力的。

 

「江戸の暮らしを肌で覚える」

 この項目には資料の表が掲載されています。

 P190の〈時刻の呼び方〉P192の〈貨幣の換算表〉

「どんな資料をどこで手に入れるか」

 P197に資料となる本が表にされています。

 第5章 官能小説を書こう

誰も知らなかった書き方のツボ

  • 官能小説が掻き立てなければならないのは淫心であり、難しい。
  • 人間関係がよく描けていないと淫心を刺激できない。ストーリー展開も重要。
  • 官能小説の三系統(P209)――ポルノ系、マニア系、時代物系。
  • 女性の淫らさがにじみ出てくるように書く。

 今すぐ使える! 7つの活かせるテクニック

 ①オリジナリティが大切!

 女性器の表現。部分の表現。

 ②状況設定への情熱

 様々な状況を描く。

③情報収集への執念

  •  作家には、糊口をしのぐために官能小説を書くタイプと、自分のセクシャリティのある一面にこだわりを持って人様に見せたいタイプがある。
  • 経験や執着が必要。

④時代小説の掟

江戸時代のまぐわいは、現代のセックスより、はるかに開けっぴろげで、進んでいるんです。他に楽しみがなかったこともあるが、フェラチオなんて、ごく当たり前の前戯 で特別なことでも何でもなかったのです。(P226

⓹女体の表現

 それこそが官能小説の醍醐味。

⑥擬音の泉

⑦あの時の声

官能小説、ここで構造を極めよ

 P234~237にはそれぞれの作品のストーリー展開、女性のタイプ、エピソードと性のパリエーションが表にされています。状況設定もいろいろあることがわかります。

官能小説の奥の院

 団鬼六さんへのインタビューです。

 官能小説を書くことに至ったきっかけとか、情欲を言葉巧みに表現するワザのことを語っています。短いですが。

 

詳しい資料の紹介です。

 「読んでおきたい古典の名作」

 「これを読むべし資料本」

 

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 盛りだくさんの内容でした。多くの執筆者が課題について解説しています。小説を書くためのヒントが満載です。なかなかこの通りはできないと思いますが……初心者には叱咤激励になる本です。

 

 水曜日、続けてⅡを読みます。

 

 

 

 

 …………      …………      …………      …………

 

     読んでいただいてありがとうございました。 

     誰もが穏やかで、幸せでありますように。