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底辺で生きて来て……69歳になりました。人生を語るには、遅すぎるようです。日記を書きます。〈自分なりの仏教〉のことも。訪問していただいて、感謝しています。m(__)m

『ベストセラー小説の書き方』5~10章まとめ

 おはようございます。

 今朝は寒いです。昨夜はシュラフが温まるまで眠ることができませんでした。足先が冷たいなあ、と思っていたのです。スエットのまま寝ているので、タイツをはけばいいだけの話なんですが。(^^

 秋も深まり冬がもうすぐやってきます。

 いつもラジオ体操に出かけるときにアパートの前の路地にいる猫さんも、どこか暖かい場所を探さないといけませんね。

 

 

 

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  続きの5章からです。

 

ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)

ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)

 

 目次 

第一章 本書はなぜ書かれたか

なぜ再び『ベストセラー小説の書き方』を書くのか 小説の心までは教えられない 本書を書いたさらに三つの理由 読者に損はさせない

 第二章 偉大な名作を書く

 多数の人に読まれなければ意味がない 悪人は書きやすく、ヒーローは書きにくい 作品に不滅の命を与えるのは読者だ わたしのなめた苦い経験をお話ししよう 自分に特定のレッテルをはるのを避けよ 職人気質こそ作家の命だ

 第三章 移りかわる出版市場

 書いたものが売れなければ無意味だ 本は本当に売れなくなったのか 本はかってなくよく売れている 市場は確かに変化した 大型チェーン書店と巨大企業の進出 わたしも最近の変化で恩恵を受けたひとりだ 野心的な一般大衆小説うめざせ 最近の変化に対する否定的意見には根拠がない

 第四章 ストーリー・ラインを組み立てる 

プロットは小説の最大必要条件だ ストーリー・アイデアをみつけるには 読んで、読んで、読みまくれ 書いて、書いて、書きまくれ タイトル探しのゲーム タイプで物語の糸口をいくつも叩いてみよう 三作の古典の冒頭シーンが教えるもの 登場人物をふたり設定して対話させてみよう 古典的プロップのパターン 最初の三ページが勝負だ ファースト・シーンの具体例その一 六つのねらい ファースト・シーンの具体例その二 ファースト・シーンの具体例その三 「予告」のテクニック 相つぐ困難によって主人公を追いつめよ 偶然の一致を避けよ 状況を追いつめる最期の大型爆弾 結末がおもしろくなければ失敗作とみなされる 一般小説とジャンル小説のプロットのちがい SFにおける人物描写 テーマは小説を豊かにする 経験こそ最良の教師だ

第五章 アクション、アクション、アクション

アクション・シーンは多すぎてもまずい アクション・シーンを最大限に利用せよ 緊迫感を出すためのふたつのテクニック

第六章 ヒーローとヒロイン

主人公に要求される五つの資質 平然と殺人を犯すような主人公はまずい 主人公は有能でなければならない 完全無欠な主人公も好まれない

第七章 信憑性のある登場人物をつくりだす

アクションを通して性格描写を 登場人物のすべてを知りつくせ 登場人物の「身上調査書」づくり ステレオタイプを避けよ

第八章 登場人物にいかにもありえそうな動機を与える 

動機づけの弱い作品はボツになる ハーレクイン・ロマンスだけが愛の物語ではない 動機の「重層化」をはかれ

第九章 背景描写(バックグラウンド)

背景の細部をごまかすべからず 地理的、文化的背景はエキゾチックなほうが効果的 地理的背景が使い古されるということはない アーサー・ヘイリーの背景描写 背景の材料を詰めこみすぎないよう注意すべし サスペンス・シーンにも場所を選べ

第十章 文体について 

 ストレートでリズミカルな会話をめざせ 会話を自立させよ きまり文句を退治せよ 『老人と海』に簡潔さを学べ 場面転換をうまくこなすコツ 複数の視点から書くと厚みと幅が生まれる ひとりの視点から書く方法はジャンル小説むきだ

第十一章 SFとミステリー

SFにも可能性あり 現実味のある異星人をつくれ SFの背景描写 近未来は想像だけでは書けない 遠い未来を描くには子供向けの本が参考になる ミステリーにおける十五の注意事項 ジャンル作家という烙印を避けよ

第十二章 避けるべき落とし穴

作家の仕事ほどきつい仕事はない スランプ克服法

第十三章 書いたものをどう売るか 

読者の素朴な疑問に答えよう 利益のむさぼりパターン 真の弊害 安直なイミテーションを書いてはならない よい編集者をさがせ

第十四章 読んで読んで読みまくれ 

 

 

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第五章 アクション、アクション、アクション

アクション・シーンは多すぎてもまずい。

  • 物語が進むペースは緩急が交互に、ペースが速くなるたびに興奮の度合いが高まるのがよい。
  • 伝聞で事件を語らせるのはつまらない。本当のドラマならアクションで見せる。
  • 主人公をさらなるピンチに追い込む。

緊迫感う出すためのテクニック

  1. 改行を多くする。文章を短く、段落を短くする。
  2. 長い切れ目のない一文に、連続した行動の描写を詰めこんで、一気に読ませるようにする。

 平凡な、使い古されたアクションは避ける。独創的で意表をつくシーンを作る。

 

第六章 ヒーローとヒロイン 

主人公に要求される五つの資質

  1. 人間的な高潔さ
  2. 有能である
  3. 勇気がある
  4. 読者から共感を持たれる人物であること
  5. 何かの不完全さを持つこと
第七章 信憑性のある登場人物をつくりだす

 小説が成功するかどうかは、登場人物の性格描写にかかっている。

アクションを通して性格描写をする。

 

登場人物のすべてを知りつくせ――身上調査づくり

  1. 肉体的特徴――身長、体重、年齢、外見、顔、肌、髪、手……
  2. 声や話し方
  3. 動作やしぐさ
  4. 過去の生活――出生、両親、経済的背景、兄弟姉妹、子供時代……
  5. 宗教
  6. 性向
  7. 職業――能力、態度、仲間、上司の評価……
  8. 特殊技能――ギター、ピアノ、登山、絵画、詩作、家具作り、空手……

【考慮すべき項目】

 恐怖  夢  娯楽  将来の計画  ユーモアのセンス  政治的信条

 異性に対する態度  子供に対する態度  金銭に対する態度  愛情に対する態度

 死に対する態度  酒、麻薬に対する態度  理想  後悔  一般的な嗜好

 

 ステレオタイプを避ける。人物は多面的に、細部を描く必要がある。――P212

 

 物語が進むにつれて、厳しい試練や自己の過失に学び、深く洞察するようになった登場人物は〈変身〉する。成長する。

第八章 登場人物にいかにもありえそうな動機を与える 
  • 動機づけの弱い作品はボツになる。
  • 登場人物に物語の中でやらせようとしていることが、読者の実生活上、とうてい信じられないと思われると、読まれない。

動機

  1. 愛情
  2. 好奇心
  3. 自己防衛――死の恐怖や生命の危機。
  4. 金銭的欲望
  5. 自己再認識――自分を試し、再認識するために人生に歩み出す。(小説では自己観察ではなく、プロットの進展を通じて自分自身を発見していくように描く)
  6. 義務
  7. 復讐

 

第九章 背景描写(バックグラウンド)
  • 作品の舞台になる地理的な場所。
  • 民族的文化。社会階級。
  • 事件。

背景の細部をごまかすべからず

  • 作品の舞台になる場所や、使われる材料などは徹底的に調査して、間違った描写をしないようにする。
  • 場所や地理についてはノンフィクションの本、歴史書社会学的評論、旅行ガイド、入門書、回想録などを読む。自分の体験がいちばんだが……
  • 背景描写もやりすぎはまずい。

地理的、文化的背景はエキゾチックなほうが効果的

  • 誰でも異国の地に魅力を感じる。
  • 作品のテーマにそったシンボリックな土地。

背景の材料を詰めこみすぎないよう注意すべし

  • 話の流れを止めてしまってはいけない。

サスペンス・シーンにも場所を選べ

  • その土地ならではの興味を掻き立てる場所。

 

第十章 文体について 

ストレートでリズミカルな会話をめざせ 

 多くの新人作家はあやまって、小説は現実を映す鏡でなければならぬ、と考える。が、実際には、小説は現実の本質的部分だけを読者に提供するように、現実を製錬するふるいでなければならないのである。

 小説中の会話ほど、それが明らかとなる場所はない。現実生活にあっては、会話というものはまわりくどく、説明的な内容と儀礼的なことばに満ちている。が、小説にあっては、登場人物が口を開くときは、つねにストレートに要点をつかなければならない。(P246)

  • 小説では、挨拶や事情の説明などどうでもいい。会話はズバッと話の目的に切り込まなければならない。
  • 会話は小説のリズムに不可欠。

会話を自立させよ

  • 二人の会話なら、話し手の明示はいらない。

 三人以上の会話なら話し手を明示させることが多くなる。

「あえぎながら言った」「身震いした」「おどろきの声をあげた」「聞きただした」「断言した」「探りを入れた」「躍りあがってよろこんだ」――これに類することばには、新人の原稿で実にしばしばお目にかかる。これらの気のきかないことばは、文章の流れをさまたげ、歓迎されないメロドラマ的雰囲気をつくるだけだ。話し手を明示する必要がある場合、その九割がたは、たんに「言った」「たずねた」でことたりる。残り一割の、なにか強いことばが要求される場合でも、「叫んだ」「呼びかけた」「答えた」「主張した」などの風変わりでない普通のことばでじゅうぶんにまにあう。(P54)

 

 会話の中身から、登場人物たちがはらはらするような状況に直面していることが伝わってこないなら、全場面を書きなおす必要があるのだ。小手先のごまかしでは通用しない。(P255)

 

きまり文句を退治せよ

老人と海』に簡潔さを学べ

 

場面転換をうまくこなすコツ

 ひとつの場面が終わったら、すぐさま読者を次の場面へと案内しなければならない。余分な文章は必要ない。登場人物がどんなふうにある場所から別の場所へ移動したかについての詳しい説明は、ストーリーをつまらなくするだけなのである。(P261)

 

 場面転換の実例を挙げて――

このように場面転換は簡単だ。簡潔さこそが最も重要なことなのである。

 

 P262からは〈視点〉について書いてあります。

 かっては〈神の視点〉で書くのが普通だったのですが、いまは〈一人称視点〉で書かれる。リアリティが大事です。 

 

 

 

 

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 小説作法として教えられることが多かった。

 

 若い時には小説を書くことに憧れたのですが……一筋縄でいくものではなかった。まして売れる作家になるなんて可能性は夢のまた夢でした。小説を書きたい人はいっぱいいると思うけれど、競争を勝ち抜かなければならないので難しい。

 ぼくはその前でポシャってしまいました……"(-""-)" 小説書くほどのコツコツと努力する根性があれば、ほんとうは何かできるはずなのです。何事も楽しくなければ続かない。楽しくできるのも才能だ。それがわかりました。

 

  月曜日は『小説家への道』を読みます。

  

 

  …………      …………      …………      …………

 

     読んでいただいてありがとうございました。 

     誰もが穏やかで、幸せでありますように。