日の記し ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。☆彡 ・☆

底辺で生きてきて68歳になってしまいました。後悔することが多かった人生ですが、しかたがないです。自分なりの仏教を信じているのでなんとかやっています。訪問していただいて感謝しています。m(__)m

『法華経の事典』

 おはようございます。

 日中も暑いですが夜中も気温が下がらないのが困ります。大阪市は暑い。風がない。みんながクーラーを使うので熱風が漂っている。何度も目が覚めます。早く暑い季節が終わってほしい。ほんとうは、自分が涼しいところに住めばいいだけの話なのですが。(>_<) 

 

 

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  法華経に興味を持ったので、この事典を図書館から借りました。他にも法華経関連の本を予約したので来週以降、読んでいきます。

 

法華経 - Wikipedia

 

法華経の事典―信仰・歴史・文学

法華経の事典―信仰・歴史・文学

 

 目次

第一部 法華三部経を読む 現代語抄訳

法華三部経を読む前に

無量義経――大乗経の不可思議についての説示

 1章 世尊の徳について 徳行品第一

 2章 世尊の説示 説法品第二

 3章 十種の功徳について 十功徳品第三

妙法法華経――久遠の仏についての説示

 1章 由来 序品(じょほん)第一

 2章 手だて 方便品(ほうべんぼん)第二

 3章 火宅の子 譬喩品(ひゆほん)第三

 4章 大富豪の貧しい子 信解品(しんげほん)第四

 5章 雨と草木の章 薬草喩品(やくそうゆほん)第五

 6章 祝福の予言 授記品(じゅきほん)第六

 7章 まぼろしの城 化城喩品(けじょうゆほん)第七

 8章 衣に縫いつけられた宝 五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)第八

 9章 修行者の祝福 授学無学人記品(じゅがくむがくにんきほん)第九

 10章 如来の使者 法師品(ほっしほん)第十

 11章 多宝塔の出現 見宝塔品(けんほうとうほん)第十一

 12章 善友と龍少女 提婆達多品(だいばだったほん)第十二

 13章 伝道の誓い 勧持品(かんじほん)第十三

 14章 伝道の指針 安楽行品(あんらくぎょうほん)第十四

 15章 地湧の菩薩 従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)第十五

 16章 如来の寿命について 如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)第十六

 17章 塔をたてる者 分別功徳品(ふんべつくどくほん)第十七

 18章 如説修行 随喜功徳品(ずいきくどくほん)第十八

 19章 六根清浄 法師功徳品(ほっしくどくほん)第十九

 20章 軽蔑と敬い 常不軽菩薩品(じょうふきょうぼさつほん)第二十

 21章 即是道場 如来神力品(にょらいじんりきほん)第二十一

 22章 法の委任 嘱累品(ぞくるいほん)第二十二

 23章 薬王菩薩の前世 薬王菩薩本事品(やくおうぼさつほんじほん)第二十三

 24章 妙音菩薩の礼拝 妙音菩薩品(みょうおんぼさつほん)第二十四

 25章 観音菩薩の神威 観世音菩薩普門品(かんぜおんぼさつふもんほん)第二十五(観音経)

 26章 護法の呪文 陀羅尼品(だらにほん)第二十六

 27章 異教の王のこと 妙荘厳王本事品(みょうしょうごんのうほんじほん)第二十七

 28章 激励 普賢菩薩勧発品(ふげんぼさつかんぼつほん)第二十八

 

 仏説観普賢菩薩行法経――普賢の観法と懺悔についての説示

 

第二部 法華経を読み解く事典

 法華経の成立と広まり

 法華経の用語

 法華経を読み解く言葉

第三部 日本の法華信仰・文化史事典

 飛鳥・奈良時代

 平安時代

 鎌倉時代

 室町・安土桃山時代

 江戸時代

 明治から現代まで

あとがきにかえて――宮沢賢治の法華文学

 目次を読んでいてもドラマチックです。なんか法華経が好きになりそうです。

 

 戦後の新興宗教になぜ法華経系が多いのかと思っていたのですが、明治大正にかけての仏教革新運動に法華信仰の日蓮主義というのがあったのですね。(P339)

 法華経はドラマチックだし情熱的なお経ですから、そうなるのもわかります。日蓮は国の体制を改革せよと叫んだ人でした……そういう世直し的なものが、法華経にはある気がします。

  

 

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 P7――よく三部経といわれるのですが、これらしいです。知識として知っておくのもいいかと思って。

 護国三部経(法華経・金光明経・仁王経)

 浄土三部経無量寿経観無量寿経阿弥陀経

 法華三部経無量寿経法華経仏説観普賢菩薩行法経という構成で行われる)

 

 
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 この本の妙法蓮華経の現代語訳を読んでいて、「法華経はこんなお経だったんだ……」と思いました。

 ぼくの知っていたたとえ話もある。「法華七喩」というらしいです。

3章 家宅の子(三車火宅)譬喩品(ひゆほん)第三

4章 大富豪の貧しい子(長者窮子)信解品(しんげほん)第四

5章 雨と草木の章(三草二木)薬草喩品(やくそうゆほん)第五

7章 まぼろしの城(化城宝処) 化城喩品(けじょうゆほん)第七

8章 衣に縫いつけられた宝(衣裏繋珠) 五百弟子受記品(ごひゃくでしじゅきほん)第八

14章 伝道の指針(髺中明珠)安楽行品(あんらくぎょうほん)第十四

16章 如来の寿命について(良医治子)如来寿量品(にょらいじゅうりょうほん)第十六

 

 

 11章 多宝塔の出現 見宝塔品(けんほうとうほん)第十一

 15章 地湧の菩薩 従地湧出品(じゅうじゆじゅつほん)第十五

  のところはSF小説に似ています。

 

13章 伝道の誓い 勧持品(かんじほん)第十三 

  は、虐げられても殴打されても布教する……宗教ってみんなそんなものを含んでいるのだろうけれど……キリスト教の迫害を思わせたりする。

 

法華経は熱い……」と思いました。

 そういう法華経が好きになる人はいるでしょうね。「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」とうちわ太鼓を叩いて唱える独特のリズム。沈静化ではなく熱狂してしまいます。

 

 今回、法華経の全貌を知ることができました。

 P339からは国柱会を作った田中智学日蓮主義のことが解説されています。日蓮主義は過激になり、国体を改革しようとする血盟団事件二・二六事件を引き起こすことになります。また死のう団事件もありました。

 

 過激になる純粋主義、原理主義テロリズムと結びつく可能性があります。宗教が怖ろしいのは、本人は〈純粋〉を目指していてそうなってしまうことです。 原理主義そのものが危険なあり方なのです。 

 


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 宮沢賢治は臨終の末期まで法華経信仰を持っていて世界の変革を望んでいたのですが、それを文学に昇華しました。それがすごい。そうすることで誰にとっても普遍的な視点を手に入れたのです。

 宗教や哲学、政治思想がいくら正しくても、それの原理主義的なごり押しはダメなんです。

 

 

 

 

  …………      …………      …………      …………

 

     読んでいただいてありがとうございました。 

     誰もが穏やかで、幸せでありますように。