日の記し ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。☆彡 ・☆

社会の底辺で生きてきて68歳になってしまいました。ここでネガティブなことも肯定できる視点を持ちたい。いまはブログがあるので寂しくありません。訪問してくださる人に感謝しています。ありがとう。

映画「レヴェナント」の感想 / 「雨が濡らす」

 おはようございます。

 日の光が射してきて、辺りが明るくなるって素敵です。

 

 

 

 

          *            *

 

 

eiga.com

 

 世間よりずっと遅れた暮らしなんですが、やっと「レヴェナント」を観ました。

 ネットサーフィンの偶然みたいなものです。

 ディカプリオはいい役者になりましたね。オスカーを取ったのは知っていました。大ぎょうな演技だけれど、素敵でした。

 脇役もよかった。

 

 でも、主役は雪で凍った大地です。

 自然が美しい。雪の白と曇った空、谷川の流れ。そのままの光で撮られた画面はリアリティがありました。

 

 ストレートな復讐劇です。

 主人公は息子と二人、毛皮狩りのアメリカ隊のガイドをしています。インディアンが襲ってきます。隊は撤退します。ひとり見張りをしていた主人公は、グリズリーに襲われて重症を負ってしまいます。

 看病を引き受けた悪役が主人公を見捨てる。それに抵抗した息子を殺す。

 

 奇跡的に甦った主人公は復讐するために悪役を追います。腕だけで這いながら。

 過酷な自然と闘いつつ……

 

  

レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV)

レヴェナント 蘇えりし者 (ハヤカワ文庫NV)

 
 

 原作では季節は秋だそうです。

 ドキュメンタリータッチで描かれているのですが、ほとんどフィクションということです。

 

  映画は1820年代の西部という背景を持ちます。白人でありながらインディアンの妻を殺された過去を持ち、また息子も殺される主人公を描きます。

 テーマはキリスト教の〈正義〉なのでしょう。映画は先住民にシンパシーを持つ視点から描かれます。

 キリスト教的な倫理観――

 最後のシーンで悪役にとどめを刺しません。「復讐は神に任す」

 

 亡くなった妻がつぶやく〈インディアンの伝承の言葉〉のシーンや、〈死んだ息子に再会する〉幻想シーンがはさまれていて、象徴的な映像美になっています。 

 

  死んだ馬の腹の中に入って寒さを凌ぐ……朝、辺りはびっしりと霜に覆われている。印象に残ったシーンです。

 自然は過酷です。でも、人は生きてゆかねばならない。そんなことを考えさせられました。

 

             *               * 

 

 圧倒的な自然のすごさを感じました。

 

 

 

 

 

  …………      …………      …………      …………

 

    「雨が濡らす」

 

雨が

草を

土を

空を

濡らす

湿って

温かい風が

漂って

ぼくも濡れる

石に座り

遠くの

稜線を見ている

どこまで

行けるだろう

雨粒が

ときおり

斜めに

吹いて

木の葉を

揺らす 

 

 

 

 

  …………      …………      …………      …………

 

     読んでいただいて、ありがとうございました。 

     誰もが、穏やかで、幸せでありますように。