日の記し ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。☆彡 ・☆

社会の底辺で生きてきて68歳になりました。後悔ばかりの人生でしたが、それもしかたがないことです。〈初期仏教〉を信じているので、なんとか暮らしています。訪問していただいて感謝しています。ありがとう。<m(__)m>

事実の〈歴史〉を知りたい / 「朝日」


 おはようございます。

 ずいぶん暖かくなって、シュラフで寝ていると汗ばむほどです。大阪城の桜も咲いてきれいでしょう。

 最近、焼酎を飲みすぎるので、夢をみることが多くって……ぐっすり寝た気がしない。機械部品の加工の営業に行っている夢を見ました。16歳で初めて勤めた工場の同僚といっしょに図面を持って回っている……

 普段、思い出したこともない人なのに。 

 

 

  

          *               * 

 

 歴史になぜ興味を持つかというと……その時代の人々がどう生きたか、知りたいからです。どういう時代だったのか、想像力で再現したい。……どういう状況だったか……その時、何を思っていたか、に興味があります。

 

歴史小説の魅力

 若い頃に、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」全6巻を一気に読んだ覚えがあります。アパートの部屋から出ずに、寝食を忘れて読みました。

 いまでは、その小説での坂本龍馬のイメージは司馬遼太郎の創作だということも知っています。じっさいの龍馬とは違うでしょう。小説では、前向きで世界を見据える目があり、こだわりのない平和主義者に描かれています。〈世間の枠を超えた自由な竜馬〉に惹かれました。

 

 歴史小説というのは、その時代の風俗や慣習や、細部が描かれているほどリアリティがあって魅力的です。

 でも作者が想像したことやフィクションを多く含んだ創作でしょう。

 フィクションを含んでいると知りながら読むのもいい。知らない事件や物が出てきたら、その時代に興味が湧きます。

 藤沢周平も好きでした。

 義理と人情というか……組織の中で生きなければならない下級武士の心情や武士道は身につまされました。江戸の市井の人情噺を描いた小説もほっこりします。また、読みたくなりました。

 

 

          *               * 

 

 

事実だけが重要 

 ぼくらが歴史について書かれた本を読むときも、著者がその時代に対してどういう解釈をしているのか探りながら読んだほうがいいかもしれません。

 

 解釈の仕方によって記述も変わるので。

 図書館に行けば、「慰安婦問題」の本がいっぱい棚に並んでいますが、〈日本に謝罪を求める〉方針で書かれたものが多いです。

 ぼくは観念を優先したものが嫌いです。とくに左翼的な主張をしているものは偏狭だと感じています。 

 

〈 事実だけが重要だ〉と思うからです。

 なにが行われていたか、現実にどうだったのか、それだけが大切です。事実をちゃんと見れば、後はそれを見てどういう態度を選ぼうが、その人の責任です。

 現実に何が行われていたかでわかること……事実だけが大事だと思うのです。

 

 吉田証言は嘘ということが、90年代の早い時期にわかっていました。それなのに朝日新聞は、日本が〈強制して性奴隷にした〉と世界に向けて報道し続けたのです。

 

 とくに日本の近・現代史は中国や韓国の歴史認識におもねって記述されたものが多いように思います。事実が何かということが大事にされず、歪曲された歴史しか教えられていないようです。

 

〈思想〉や〈状況の解釈〉ではなく、日本の近・現代史の〈事実〉を知りたいと思います。 教えられてきた日本の歴史は、ほんとうはどうなのか、事実はどうなのか、それを知りたい。それを勉強したい。

 

 

          *               * 

 

どんな歴史観があるか

 歴史観と結びついていると思うので、検索してみました。 

歴史観(レキシカン)とは - コトバンク

  ここの大辞林の解説がいいです。わかりやすい。

1 国家や政治を中心にみる立場……19世紀のドイツ史学。

2 精神・文化現象を中心にみる立場……シュペングラートインビー。

3 階級間の闘争を重視する立場……史的唯物論

   という3つに分かれる、と書かれてある。「そうなんだ」と思いました。

 

 1については「国民国家という概念は18世紀に生まれたもの」と聞いたことがあります。国家、政権のあり方を中心にする考えが出て来たので、ドイツ史学が発展したのでしょう。

史学史 - Wikipedia

 の解説を読むと、歴史を考える〈方法論〉は様々なものがあるようです。

 また、〈国家〉というのも様々に考察されてきたのがわかります。   

国家 - Wikipedia

 

 

 2は、著作を読めばわかるのだろうと思うのですが……難しそうです。(T_T)  比較文明論というのでしょうか……エッセンスがわかればいいのですが……

 

 3は、昔、エンゲルスの、

家族・私有財産・国家の起源 - Wikipedia

 を読んだことがあります。あまりにも若い頃に読んだので内容は忘れてしまいました。「経哲草稿」を読んだときと同じように、「そうだったのか」と世界が新しく立ち上がってくる思いがしました。初めて「世界とはなにか」がわかった気がしたのです。〈哲学〉というものに初めて接した日でした。

 

 

 ぼくは1972年に22歳の時に沖縄に行って、飯場に入って道路工事をしていました。沖縄が返還された年で、大勢の若いヤマトンチュが旅人になって押し寄せた年です。

 その飯場で出会った釜ヶ崎共闘会議の人にマルクス主義を教えてもらいました。

 この社会の仕組みがわかった気がして、感激したのです。社会の秘密を手に入れた気持でした。

 それで25歳で大阪に戻ってきてから、中核派のシンパになるのですが……

 

 いまは、〈歴史は進歩する〉という見方には、懐疑的です。

 マルクス主義とか共産主義というのは西欧の思想で、たぶんにキリスト教の影響を受けて作られたものだと思っています。最終的に革命によってプロレタリアートが解放される……それはまるで〈最後の審判〉のようです。すべてが革命によって救済される。革命が絶対であるところが、神のもとにひれ伏すキリスト教に似ていると思ったりします。たぶんマルクスは知らず知らずのうちにキリスト教の教義と似たことを考えてしまったのだと思うのです。本人は無神論者ですが。

 

 社会を、〈生産力〉とか〈生産様式〉という基礎的なものから定義し直すことで分析し構築したのは偉大な哲学的成果だと思いますが……どうでしょう、社会は進歩しているでしょうか。

 どれだけ複雑になっても社会の〈搾取の構造〉は変わらない気がします。資本主義社会ではもちろんですが、それ以前も他人を奴隷として酷使していたわけですから……他人を働かせて〈楽〉をしていた……そんな抑圧の仕組みは続いていたのではないでしょうか。

 

 

どんな時代も、変わらない…… 

 どんな時代でも、基本的な社会の仕組みは変わらないのではないか。人が作る社会であって人間の集団ですから……

 指導的役割を果たす権力者がいて、その取り巻きがいて、利用される人々=民衆がいる。

 どんな社会でも、税金とか、財になるもので動いている。人々から税金を取り立てる。代わりに保護する、それが社会の機能です。その本質は暴力団みかじめ料と同じです。集団には必ず軍事的な組織がついて回ります。そうでなければ敵から来る暴力も防げないし、戦争もできません。

 人間の関係は、〈暴力の調整〉です。

 どの時代でも 民衆と権力との関係は変わらないのでは、と思えます。上層が下層を支配する。または奴隷化する。それが社会ではないのか。

 

 ちょっと暗く考えすぎでしょうか?

 シニカル過ぎるでしょうか。

 でも、戦争とか抑圧の歴史を、人類は繰り返してきたと思うのです。

 

 それでも……歴史には偉大な思想や理想を掲げた人も登場するので……そういうことを学んでみたい。いまは、そう思っています。

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 

   「朝日」

  

赤い

大きな

燃えるような

太陽は

雲の

向こうから

昇り

朝の

景色を

震わせる

人々は

立ち止まり

見つめる

違う世界から

やって来た

不意打ちの

美しさは

すべてを

変えようとする

人は

息をつめて

奇跡を

待っている

 

 

 

 

 

 

 

 

………………       ………………       ………………     

  

    読んでいただいて、ありがとうございました。

    誰もが穏やかで、幸せでありますように。