日の記し ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。☆彡 ・☆

底辺で生きてきて68歳になってしまいました。後悔することが多かった人生ですが、しかたがないです。自分なりの仏教を信じているのでなんとかやっています。訪問していただいて感謝しています。m(__)m

小説「私の男」 / 「霜の花」

 こんにちは。

 8日の夕方のニュースを見ました。

headlines.yahoo.co.jp

  北朝鮮の美女応援団が〈美女〉とは思っていませんが……女性がおおっぴらに政治に利用されている例として歴史に残るでしょう。マスコミも好意的に取り上げる……なんだかなあ、と思います。

 

 男というのは困ったことで……美女が好きです。――美女にデレデレする自分が好きです。その理由は「美女にメロメロになっている自分は人間的だろう」とアッピールすることです。

 動物としての本能なんでしょう。セックスアッピールに巻き込まれる。女の人もそうで、セックスを感じさせる男にクラクラしてしまうのではないでしょうか。

 人間ってのは、美しい女が好きだし、優しい男が好きです。

 政治とか関係ないんです。本能で生きると。

 

 

          *               * 

 

 

  冬季オリンピックは問題山積ですが、予定通り進むでしょう。そういう具合に計画されているんだから、そうなる。

 安倍首相が韓国に行くことには反対ですが、韓国の大統領と会談してどんなことが発表されるのか……それが将来の朝鮮半島の姿になると思うので、そういう意味では興味があります。

 

 日本にとっては、よい流れとはならないでしょうが……

 韓国、朝鮮は、反日ですし、中国共産党反日政策は変わりません。政治というのは、前の人が決めた流れを踏襲していかなければならないというか、そういうものなので、中共が東南アジア、東アジアを支配したい、という野望は破綻するまで変わらないでしょう。

 

 

          *               * 

 

 なぜそういうことを思ったかというと、小説を読んだからです。読んだのは、2007年に出版された小説で、この 文庫本とは表紙が違う単行本です。

私の男 (文春文庫)

私の男 (文春文庫)

 

 

 感想なのですが……たいしたことは書けそうもない。

 というのは小説のテーマが【近親相姦】で、「ちょっと違う世界かな」という感じを持ったからです。

 

 なぜこの小説を読んだかというと、

gyao.yahoo.co.jp

で、映画を観たからです。それが印象に残っていて、図書館から借りてきたのです。

 

 直木賞受賞ということで「そういう小説なんだ」と興味があった。

 

 映画では、小説と違い、ちょうど逆、時間軸が古い方から最近へと描かれるのですが……それでドラマがわかりやすくなっているけれど……「なんだかなあ」という感じです。素直に描きすぎて、近親相姦に至っている〈リアル〉というか、迫力が描ききれていないようです。雰囲気は伝わるのだけれど、人物描写ができていない感じ。「そういう話なんだ……」で終わってしまう。

 

 それに比べて小説は手が込んでいます。

1章 2008年6月 花と、ふるいカメラ

2章 2005年11月 美郎と、ふるい死体

3章 2000年7月 淳悟と、あたらしい死体

4章 2000年1月 花と、あたらしいカメラ

5章 1996年3月 小町と、凪

6章 1993年7月 花と、嵐

 と、目次をみてもわかるように時間を遡っています。そして一章ごとに視点人物が変わる。それで事件が重層的に描かれる。

 1章は結婚式。

 2章は美郎の語りでの花と淳悟との関わり。

 3章は淳悟の殺人と4章の花の殺人の告白。

 5章はかっての淳悟の恋人だとされていた小町の視点。

 6章は花の、子どもの視点。

 

 そういう具合に読ませる工夫が、小説にはある。

 

 近親相姦というものはまだ小説では描きにくいものなのだと思う、その難しいテーマに挑戦していることはちょっと「いいな」と思ったのです。

 殺人事件が2件起こっているのですが、登場人物の花と淳悟にはそれほどのインパクトを与えていなくて、逃亡の動機になっているに過ぎない。それは「ちょっと、違うのでは……」という気持ちになった。作者は、近親相姦のドロドロを描きたかったのでしょうが、それはもうよく伝わっているので……殺人の方の〈罪〉をどう引き受けたのか、ということを書いてほしかった気がする。

 

 映画は、二階堂ふみの〈女になる〉演技……セックスシーンが……よかった。セックスでしか救われない親子の関係というか……でも、そんなのは幻想ともいえる……共感はできなかったのですが、見せるのです。

 

 小説は、心理描写があるだけ、理解しやすかったように思います。そういう意味では、映画より小説で読むほうが、登場人物に寄り添えるのではないでしょうか。「罪悪感」だけで終わっているのは、ちょっと違うと思う。モチーフが近親相姦だとしても、それを美化するだけではまずいでしょう。主人公たちは、二人とも他人を殺す罪を犯しているのですから。

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 

   「霜の花」

 

遠くの

湖面まで   

霜の花が

咲いて

陽に

照らされた

歪んだ

影の

形で

つながっている

無数の

白い

剣の形の

結晶を

晒して

きらきらと

光って

涙を

流している

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 

       読んでいただいて、ありがとうございました。

       誰もが穏やかで、幸せでありますように。