日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

社会の底辺で生きて来て67歳になってしまいました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、ネット検索でわかったことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きて行ける。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝します。

『大東亜戦争で日本はいかに世界を変えたか』 という本 / 「森」

 おはようございます。

 あまりに暑い日は図書館に避難しています。クーラーがきいて涼しい。夕方になって外に出ると、むっとした空気が襲ってきます。気温差が激しい。そういうことを繰り返していると体が弱るような気がするのです。それで、昨日は部屋で汗をかきながら本を読んでいました。我慢比べみたいです。(^_^;)

 

 今朝、大阪は雨が降り始めました。

  

 

          *               * 

 

 

 保守の本です。

 このタイトルを見れば、保守の方たちが何を言いたいのか、がわかる。

 

 戦前の当時、世界で白人の植民地にされていない国は、日本とタイとエチオピアだけでした。エチオピアは堅牢な自然の要塞でもあり、風土病もあり、白人が近づくことができなかったと聞いたことがあります。タイは英国とフランスとの中間の微妙な外交のパランスのお陰で植民地化を免れていました。

 日本は日清、日露戦争を戦い、白人たちの侵略の手をはねのけて、有色人種であるにも関わらず独立していました。また、中国の植民地支配は、度重なる反乱でうまく行っていませんでした。列強にとってもリスクが多かったのです。

 

 日露戦争に勝って満州鉄道の権益を手に入れた日本は、満州国を建国します。また第一次世界大戦後にはドイツ領だった太平洋の島々も日本の委任統治領になっていました。

 

「アジアを白人の植民地支配から解放する」――この日本の主張が白人たちの怒りを買い、日本は日中戦争を戦いながら、アメリカとの太平洋戦争に引きずり込まれていくことになります。

 

 これがぼくの戦前の昭和史の認識です。

 この本ではどう書かれているのでしょうか。

 

加瀬英明 - Wikipedia

 

加瀬英明のホームページ

 

 

目次です。

一章 日本が敗れる日まで

  日本軍はいかに戦ったのか/天皇の防空施設/昭和天皇の御聖断/未遂に終わったクーデター/本土決戦か否か/最後の御前会議  

二章 仕組まれた対米戦争の罠

  日米開戦の嘘/ルーズベルト大統領の中国贔屓/曲解された中華事変/中国に派兵された義勇兵/極秘裏に発足したSR/自国民まで欺いたアメリカの騙し討ち/日本を追い詰めた経済封鎖/想定していなかった戦争/ルーズベルト政権の陰謀/真珠湾攻撃と独り芝居の終わり/リンドバーグの日記/

三章 大東亜会議と人種平等の理想

  屈辱的な不平等条約の撤廃/白人が拒否した人種差別撤廃/有色人種の光だった日本軍の侵攻/有色人種のリーダーが集った大東亜会議/インド人からkannsilyasareru日本/大東亜会議は世界史の転換点/日本軍に協力した現地人

四章 アジア諸民族を鼓舞した気高い精神

  インパール作戦がもたらしたインドの独立/戦争未亡人からの手紙/皇紀による年号が刻まれたジャカルタの独立記念碑/若者の心を打った『プライド運命の瞬間』/自存自衛の精神を復元する/シアヌーク国王が演じた日本兵/対日協力者は民族の功労者

五章 白人による人種差別からの解放

  人種差別に対する昭和天皇の想い/自存自衛とアジア解放/国際法の権威も「東京裁判は違法」/百六十四の独立国が誕生/差別なき日本の統治/協力的だった日本統治下の朝鮮人/白人にとってのインディアン/馬房に押し込められる日系アメリカ人/人間扱いされなかった日本兵トルーマンマッカーサーも人種差別主義者/「日本民族を絶滅させるべきか」という質問/ニュールンベルク法より過酷な黒人差別/差別的なアメリカが民主主義国といえるか

六章 日本軍の「精神第一主義」 

  「転進」と「玉砕」/三八歩兵銃にみる火力の差/日本軍の精華とされた白兵戦法と弾量の差/「バンザイ攻撃」と日本将兵の敢闘/死ぬために戦うとは/神風特別攻撃隊終戦の方策のない対米戦争

七章 特攻隊はなぜ讃えられるのか

  ソ連の自爆機とドイツの特攻隊/世界で読まれる『神風・日本の特攻神』/「万朶隊」と「富嶽隊」/特攻隊にみる至純な愛国心/教養高き日本の庶民/日本が実現した人種平等の世界/世界で賞賛される特攻隊/東京大空襲は大虐殺/西洋人と日本人の戦争観

八章 アメリカと日本の原爆

  不要だった原爆投下/日本が原子爆弾を持っていたら/原爆投下部隊の最後の戦友会/原爆投下が日本人を救ったと考えるアメリカ人/日本人とドイツ人との扱いのちがい/『ポツダム宣言』は日本の無条件降伏ではない/アメリカを恐れさせた日本軍/特攻隊は無駄死ではなかった/軍歌が愛唱される日本

九章 歴史を歪められた国

  GHQの仕掛けた歴史戦/東京裁判を再審せよ/歴史を歪めるアメリカ/戦犯釈放への国民の願い/自虐史観を蔓延させた心ない日本人/愛国心は罪なのか/独立国としての気概

十章 日本人が成し遂げたこと

  日本が人類史に果たした役割/日本人の心は壊れない/「無条件降伏」へのすり替え/「国際連合」は「連合国」/言葉の呼び替えによる誤魔化し/日本の包装文化/『六法全書』に記載されたアメリカ独立宣言文/精神を重んじる国民性/ジョン・レノンが賞賛した神道/特攻隊に現れた感謝の心/感性を尺度にした日本人/神々も人民も平等な社会/ルーズベルトが暗殺されていたら

おわりに

 

 

  これで、何が書かれているのか、そのトピックを読んでいくだけでもわかると思います。

 ちょっと〈上からの観念性〉みたいなものがあるし、観念の美化、愛国心への過剰な賛美みたいなのが見受けられるので、怖い気もします。

 ぼくのような底辺には受け入れられない心情です。ぼくは〈押しつけてくるもの〉が嫌いです。

 論理としては、その通りで間違っていないと思うのですが……

 現実は〈正しい〉〈正しくない〉ではなく、何が行われているか、だと思うのです。 

 悲惨だったり自由でないことなら、なにかが間違っているとしか思えないからです。

 

 神風特別攻撃隊のように、最後は愛する人のため祖国のために自分の命を犠牲にするというようなこともありますが……それは美しいですが、ほんとうに特別なことでないといけないと思います。

 美化してはいけない。自分がするのはいいですが、他人に強要してはいけないと思うのです。

 

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 彼らのお陰で現在の日本があるのを、忘れてはならないと思います。

 

 

 

          *               * 

 

 

 この本は、それぞれのトピックが読み物仕立てになっていて、小説のようで読みやすいです。

 

 

 三章の「大東亜会議と人種平等の思想」は読み応えがあります。

  • 日本は明治の鹿鳴館の時代から西欧による不平等条約の撤廃に苦心し、1919年にパリで国際連盟憲章が起草された時も「人種平等の原則」を盛り込むように提案しています。
  • 大東亜会議の開催。1943年11月。

 

 日本軍に協力した現地人

 ヘンリー・S・ストークスは1964年から、ニューヨーク・タイムズ紙、ファイナンシャル・タイムズ紙、ロンドン・タイムズ紙の東京支局長を歴任した。

 ストークスは日本がアジアを解放し、大東亜会議が世界史の発展に大きな役割を果たしたことを、つぎのように高く評価している。

第二次世界大戦時の、東南アジアにおけるイギリス、アメリカ、オランダの植民地において、日本の『第五列』活動が成功したのは、日本軍の侵攻がアジア諸民族を、欧米の帝国主義から解放し、独立に導くものだったからだ。

 日本軍はアジアを支配するために、侵略したのではなかった。日本は植民地となっていた人々に教育を施し、軍事訓練を行い、独立の手助けを行った。

 日本軍に支援されて、インド国民軍総司令官となったチャンドラ・ボースは『日本はアジアの希望の星だ』と語り、日本に深く感謝した。

 マレーシアや、シンガポールも、同じことだった。アジアを白人支配から解放する大義があったからこそ、インテリジェンスが成功し、イギリス軍はなすすべもなく、降伏した。

 今日、日本の多くの学者が、大東亜会議は日本が『占領地の傀儡』を集めて、国内向けの宣伝のために行った会議だったと、唱えている。

 しかし、このような日本人こそ、日本を支配し続けようとする、戦勝国の傀儡というべきだ」と、説いている。(P75)

 

  この三章がこの本のテーマというべき部分です。

 

四章「白人による人種差別からの解放」

 アメリカにおける日本人蔑視と差別は、それはひどいものだった。

 大正13(1924)年に、アメリカ上下院が排日移民法を立法した。

 日本人移民は不動産を所有することも、住居の賃貸契約を結ぶことも、許されなかった。日本人移民の子は、公立学校から締め出された。(P100)

  たぶん背景には複雑な事情があって……それを知らなければ判断できないのですが……アメリカは昔から人種差別的な国なのだということをわかっておいたほうがいいと思います。〈アメリカは民主主義で自由な国〉という先入観がありますが、奴隷制度で国を作ってきたのですから……

 

 

 これは、日本の台湾、朝鮮統治が証している。

 西洋諸国による植民地統治が、宗主国による一方的な搾取だったのに対して、日本統治は前近代的な水準にあった台湾と朝鮮を、短期間のうちに近代世界に引き上げた。

 日本は台湾と朝鮮において民主と、教育の向上をはかり、学校、病院、鉄道を普及させ、治水、灌漑を整備して、農工業を振興した。日本本国から、巨額にのぼる資金を、注ぎ込んだ。

 日本は台湾と朝鮮に、最高学府である台北帝国大学と、京城帝国大学をつくったが、西洋諸国は植民地に、大学を一つもつくることがなかった。(P108)

 

 いま、日本が朝鮮を併合したことは非難されています。しかし、併合の内実は、台湾と朝鮮を日本と同様に扱って、国家予算を注ぎ込んでインフラを整備し、近代化を進めたものです。台湾は日清戦争で割譲され、朝鮮は併合を願った勢力が半島にあったからです。暗殺された伊藤博文は併合に反対だったのですが……

 戦後、台湾は友好国となりましたが、朝鮮は反日国になり、日本を貶め続けています。

 すべては歴史の彼方に消えてゆき、いまは、現在だけがあります。

 できるだけ、そこで仲良く、穏やかに暮らせればいいのではないでしょうか。

 できないなら、無理につきあう必要はないと思います。国のつきあいも〈人付き合い〉と同じようなものです。

 

 

          *               * 

 

 

 この本では総合的に、保守的な立場からかっての戦争の意味を振り返っている、ようです。

 六章、七章では、具体的な戦闘を描写しながら、その日本の軍人の高い精神性を賞賛しています。

 八章は「アメリカがなぜ日本に原爆を落としたのか」の考察。「原爆投下が戦争を終わらせ、それ以上人々が犠牲になることを防いだ」と考えるアメリカ人が多いこと。

  • アメリカ軍は多くの負傷した日本兵を殺戮したこと。
  • ポツダム宣言」は、日本軍の無条件降伏を求めたもの。
  • 日本本土侵攻作戦「オペレーション・ダウンフォール」という計画があった。

 

 九章は、

 

 十章は、

 日本についての雑感です。

 国連という誤訳。日本は「無条件降伏した」というすり替え。敗戦を終戦、占領軍を進駐軍という言葉の呼び替えによるごまかし。

 ジョン・レノンが賞賛した神道。(著者の親戚にオノ・ヨーコがいます)

 

 最後にこの引用を。保守的な心情がよく表れていると思うので。

 私たちは神仏や、自然や、先祖や、親、隣人に感謝するたびに、心が満たされる。心は感謝するために、存在しているからだ。

 日本人の信仰心は感謝する心に、もとづいている。

 日本は、あらゆるものによって、自分が生かされていることに、感謝する文化なのだ。特定の対象ではなく、神仏、自然、国、国土、先祖、親を含む、身のまわりにあるすべてのものに感謝しているのだ。敗戦までは、天皇とか、国という言葉によって、要約されていた。(P230)

 この文章には共感します。 

 

 

 

 

 

  ……     ……     ……     ……     ……     

 

 

 

   「森」

 

目の前を

鳥のようなものが

飛んだ

鳴き声もなく

羽ばたきも

見えない

ただ

なにかが

横切った

木の

陰に

隠れて

見えない

森の

魂だったのか

夕暮れの

森は

不思議だ

地面に空いた

穴から

風の声が

響いてくる

朽ちて

倒れた木

ぼうぼうと

茂った草

苔に

覆われた岩

腐った落葉の

匂い

それらは

ぼくを

守ってくれる

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。m(_ _)m

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。

 良い週末をお過ごしください。

 今週はドタバタしてすみませんでした。

 また月曜日に。