日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきて67歳になりました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、検索したことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きていけるんだと思っています。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

『日本人なら知っておくべき靖国神社』 / 「空」

 おはようございます。

 昨夜は蒸し暑い夜でした。扇風機をかけていても、汗が流れTシャツがじっとりと濡れてしてしまいました。朝になって多少は涼しくなったようです。 

 

 今週から、月、木曜の発行にすることにします。 読んでいただいている方々に感謝しています。m(_ _)m

 

 

          *               * 

 

 ムック本です。

 靖国神社のことを何も知らないし、神道の棚にあったので読んでみようと思いました。 

 サブタイトルに靖国参拝は戦争賛美ではない!」とあります。

 この本の発行は2016年の8月です。新しい本といえます。

「おわりに」P124で書かれている、

……躊躇や批判が生じてしまうのは、一重に靖国神社への理解不足、そして終戦以来の「自虐史観」によるものに他ならない。「軍国主義独裁国家となった日本がアジア諸国に侵略して米英に宣戦布告。国民を騙して多くの犠牲者を生み、原爆投下によってようやく終戦を迎えた。戦争指導者たちはA級戦犯として裁判にかけられ有罪となり、絞首刑。その、日本を貶めた罪深きA級戦犯を神として崇めているのが靖国神社である」という歴史観靖国神社を糾弾、流布するものがあまりにも多い。

 しかし冷静に歴史を紐解けば、太平洋戦争が自存自衛のための戦争であったこと、当時の為政者たちが戦争回避のために尽力したこと、東京裁判戦勝国による不当なものであったこと、戦犯と呼ばれた人々の名誉は国内外ともに回復していること、彼ら英霊を祀る靖国神社が決して戦争賛美の象徴でないことは、すべて明らかである。

 という文章に書かれていることが、この本で伝えたいことのようです。

 

 

 思うのですが……国ために戦い死んだ人を偲び、称えて、鎮魂する施設は、世界のどの国にもあるし、日本はたまたま神道なので靖国神社が作られたのでしょう。明治政府が富国強兵政策を取らず、国が神道を選ばなかったなら、違う戦没者施設になっていたのかもしれません。

 

 いずれにしても神社の由来とかを、勉強しなければなりません。何も知らないし、今まで参拝しようと思ったこともないので……純粋にどういうところか、靖国神社への興味を持ちました。

 

目次です。

巻頭特集 靖国神社とはどのような神社なのか?

一章 靖国神社を取り巻く社会情勢

二章 靖国神社の御祭神と日本の近代史 戊辰戦争ノモンハン事件まで

三章        〃        太平洋戦争~終戦

四章 靖国神社Q&A

 

 靖国神社には246万6000余柱の御祭神が祀られているそうです。

 

一章、

 写真による案内。境内の地図もあります。

 祭事の解説。

   新年祭……元旦、太鼓が打ち鳴らされ、参道に篝火が灯る。「若水」の儀式。

   春季例大祭……4月21~23日。「清祓」「当日祭」「直会」

   みたままつり……7月13~16日。30万人の参拝客で賑わう。

       昭和21年、長野県遺族会有志が盆踊りを奉納したことに始まる。

       本殿での祭儀、3万を超える提灯、縣雪洞。御神輿。盆踊り。芸能。

   秋季例大祭……10月17~20日。春季例大祭と同じく。芸能の奉納。「草鹿式」

 

 

 戦後、毎年のように歴代首相は参拝していて、なんの問題にもなっていなかった。

 1975年「靖国神社国家護持法案」が審議されている中、三木武夫首相が8月15日に参拝したのが問題とされた。「首相の公式参拝違憲ではないか」、三木はこの質問に「私人として参拝した」と答えたので、それから「私人か、公人か」ということが問題になった。

 1985年中曽根首相が公式参拝を行ったことで、朝日新聞毎日新聞のメディアのネガティブキャンペーンと共に、中国からのA級戦犯合祀の批判が行われた。

 

 P26には、「英霊を顕彰することは靖国神社の役割のひとつ」であって、霊魂を慰め奉る「奉慰」とともに、神道の考え方であると解説されています。

 

A級戦犯合祀問題】P28

A級戦犯とは、東京裁判で「平和に対する罪」で起訴された28名中、14名が死刑、及び獄中死(1名は仮釈放後に死去)した者を、靖国神社が「昭和殉難者」として御祭神として祀っていること。

  この背景には1953年3月衆参両議院の本会議でほぼ全会一致で可決された「戦争犯罪による受刑者の放免に関する決議」がある。日本が東京裁判の判決を認めたサンフランシスコ平和条約の第11条に基いて、政府が戦争犯罪人の釈放要求を提出、裁判に参加した各国と個別交渉をして放免や減刑が認められた経緯がある。……国内法上も日本には戦犯はいなくなった。

 BC級戦犯とされた984柱の英霊を1959年から4次に分けて合祀した。

 だがA級戦犯の合祀は遅れ、1978年になってからだった。

 

 P30からは……

東京裁判」とは? の解説があります。

  • ドイツと日本を裁くため戦後に開設された軍事法廷
  • 1945年8月8日、米英仏ソがロンドンに集まり、協定を結ぶ。通例の戦争犯罪に加え「平和に対する罪」と「人道に対する罪」が加えられる。それによって事後法で裁く法廷が開かれた。それがニュルンベルク裁判と東京裁判
  • この「平和に対する罪」がA級。B級は通例の戦争犯罪
  • C級の「人道に対する罪」はナチス民族浄化に対するものなので日本には存在しない。
  • これらの裁判の問題は、事後法だけにとどまらず、共同謀議罪が適用されたことでも適法なのかどうか疑問が残る。
  • パール判事(インド)は全員無罪を訴えた。

 

 昭和天皇は戦後、1945年から1975年の間に8回参詣されています。その後は参拝されていません。

 その経緯の解説はP36に書かれています。

 

 この第一章はいわば概論なので、靖国神社に対するいろんな見方を取り上げています。

 戦没者慰霊施設で問題となっているのは靖国神社だけなので、中国や韓国の政治の外交カードとして使われていることがわかります。 P38に書かれている安倍首相の2013年の靖国神社参拝の世界の国々からの批判も、政治的なものでした。

 

 P40~からは、靖国神社が狙われた放火事件や爆弾事件のことが書かれています。

 

 P44~からは、靖国神社を参拝した海外の著名人の記事です。

 靖国神社カトリックの関係は良好です。

 アーリントン国立墓地や各国の戦没者墓地と、靖国神社の違いがあります。靖国神社神道なので魂を祀っています。墓地とは違うし、象徴的な追悼施設でもないのです。

 

 一度祀られた御祭神を分祀することはできない理由がP54で解説されています。

 靖国神社には二座があり、一座には皇族2柱、一座には民間人246万6530柱が合祀されているそうです。この民間人の合祀からA級戦犯の神霊だけを取り除くことは、炎からその一部だけを取り除くことだできないように不可能であるという説明がされています。

 

 

二章、 三章、

 靖国神社の前身である「東京招魂社」が明治になって創建された。

 明治12年(1879)に招魂社から靖国神社に改称された。また近代社格制度によって、別格官弊社(国家に忠義を尽くした人物を祭神とする神社に与えられた社格)となります。

 維新前国事殉難者。4000柱あまり。

 戊辰戦争戦没者。3588柱。

 日清戦争戦没者。1万3619柱。

 日露戦争戦没者。8万8492柱。

 第一次世界大戦戦没者。4850柱。

 満州事変の戦没者。1万7167柱。

 日華事変の戦没者。19万1250柱。

 太平洋戦争の戦没者。213万3915柱。

 昭和殉難者。14柱。

 

 P56~ それぞれの戦争の経過と解説、その戦争の英霊、御祭神となった人物の解説が、写真を基に掲載されています。

 P108は昭和殉難者東京裁判で犠牲となった方々です。

 東条英機板垣征四郎木村兵太郎土肥原賢二広田弘毅松井石根武藤章

 梅津美治郎、小磯國昭、白鳥敏夫平沼騏一郎東郷茂徳永野修身松岡洋右

 

 名前の知らない方が多かった。

 もっと歴史を知らなければと思います。

 

 

四章、

 Q&Aです。

  • 靖国神社は一宗教法人であり、他の神社と変わりません。
  • 靖国神社戦没者墓所としての役割を担っていないため、位牌もお墓もありません。
  • ご利益は、普通の神社と同じです。
  • 御朱印はいただけます。
  • 婚礼もできます。
  • 東京の桜の標本木があります。
  • かって見世物小屋が建ち、サーカスも行われていました。
  • 台湾、朝鮮半島出身の英霊合わせて、4万8000柱が祀られています。
  • 自衛隊員は戦争に従事していないので、祀られていません。自衛隊の殉職者は防衛庁の慰霊碑に顕彰されています。
  • 靖国神社は日本全国の英霊を祀っていますが、地方の護国神社はその土地出身の英霊を祀っています。

 

 

 

           *               * 

 

 靖国神社についていろんなことを知ることが出来ました。

 戦争の英霊についても知ることが出来ました。

 何事もそうですが、知って、その上で判断したいものです。先入観で物事を見ないために……

 

 靖国神社参拝問題は、慰安婦問題や南京大虐殺と同じように、朝日新聞などの反日メディアが火をつけて、問題化させたのだろうと思います。もともと慰霊を目的とするものなのに、軍事大国になるとか、戦争を美化するためだとかは難癖のような気がします。

 

 どこの国でも、国のために戦い亡くなった方の慰霊施設があり、外国の首脳もお参りします。そういうことが、戦争につながる、とは思えないのです。

 国のために命を捧げた者を、国が慰霊する。

 それは、国が為さねばならないことではないでしょうか。国や社会はそうしなければならないと思います。国のために命を捧げたのになんの慰霊もしない、では、社会が成り立たないのでは……これは公的な職業にあった者が殉職すれば、その碑が建てられるのが常識になっているのを見ても明らかです。

 

  もちろん、「慰霊するな」という考え方を持つ人がいてもいいのです。それならしつこく抗議を続けるしかありません。

 国に慰霊して欲しくない方はそういう国を作るように努力するか、そうしている国に移住するかしかないのでは。

 生き方や、考え方は様々です。

 ただ、自分の考えを他人に押し付けるのはよくないと思います。

 

 靖国神社反日メディアや共産党などの政治組織の攻撃目標にされて、政治問題となっているのでしょう。

 慰霊することと、政治問題化することは切り離して考えたいものです。

 

政教分離〉などといいますが、西欧諸国も儀式はキリスト教のもとで行われていますし、政治と宗教は本来切り離せません。〈政教分離〉はカトリックプロテスタントとの対立から生まれた、ある意味、理想的な建前にしか過ぎないと思います。中東ではイスラム教が国を動かしていますし。

 絶対に政教分離でなければならないと、目くじらを立てるのではなく、緩やかな宗教性が民衆を幸福にするなら問題ないのでは、と思います。神道は教義もなく、教祖もいない自然に生まれた宗教です。

 靖国神社は〈国家神道の解体〉のシンボル的な存在なのでしょうが、いまは一宗教法人になっていて、「みたままつり」などは30万の人々がお参りに来るようです。そういう素朴な祈りの場でもあるので、政争の具にしてほしくないと思います。 

 

 首相や大臣が参拝することで非難されるなら、無理に参拝しなくてもいいのではないかと思います。いつか、そういうことは止むでしょうし、それに慰霊は心の問題なのです。

 

 それにしても、他国のことに口を出すのは、内政干渉も甚だしい。そんなことを続けていると、いずれ国の経済が回らなくなった時、誰も助けてくれないでしょう。中国共産党の幹部は「国を捨てて逃げ出すからいいや」と思っているんでしょうが……そんなことで幸せなのでしょうか?

 中国共産党靖国神社参拝問題以外にも、周辺国の領海を侵犯したり、ブータンに侵攻したりインドと戦闘したり、国際ルールを守らないで侵略行為を繰り返しています。

 

 ずうずうしく悪いことをしていたら、この世界では生き残るかもしれませんが……でも……

 自業自得

 ぼくは、悪は悪であることで〈罰〉なのだと、思うのです。

 

 

 

 

 

  ……     ……     ……     ……     ……     

 

 

 

   「空」

 

空の

深い所で

大きな

風が吹いている 

白い

光が

降り注ぎ

眩しく

雲もない

青一色の

赤や

黄色の

光は

隠れているが

それでいい

鳥が

風に

舞うように

飛んでいる

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。m(_ _)m

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。