日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきて67歳になりました。そこから見える風景や、読んだ本のまとめや、検索してわかったことなどを書きます。生きることは辛いですが、何をしても生きていけると思うのです。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

『ベーシックインカムは究極の社会保障か』  / 「歩いて行く」

 おはようございます。

 大阪は4時前から大雨になりました。いまは4時半。収まっています。

 秋田や新潟のように地域的にどかっと雨が集中します。今回は亡くなった人がいないのが幸いです。平穏な暮らしが突然失われるのは辛いことです。

 日本はいつも台風、地震に襲われるのですから、防災の政策をちゃんとして備えておくことが必要です。自然には勝てないといっても、人災の面もかなりある……町造り、村作りの基盤をしっかりしてほしいです。

 批判するのは簡単なのです……

 素人が生意気なことを言って、すみません。

 

  

 

          *               * 

 

 

 

ベーシックインカム - Wikipedia

 を読めば、社会保障としてのBIの概念がわかります。

 

action-now.jp

 このサイトでは導入で問題になることが上げられています。

 けれどBIとは月曜日に書いたように

  • 国が最低の生活は保証する
  • 国民を飢えさせ見捨てるようなことはしない

と約束することだと思うのです。

 

 公務員の裁量で行われている今の生活保護では、受給できずに餓死する人がでます。ときどきニュースになりますが、誰も責任を取ろうとしません。

 多分生活保護を増やさないように、社会保障費を削減する政府の指導に基づいているのです。

  生きる安心感のない社会は嫌、なのです。

 

 ぼくらは資本主義の自由社会に生きているので、自己責任や、競争、格差を受け入れる考え方をしてしまいます。

 それを原理として社会が作られているから。 

 でも、もっと穏やかな、競争しない、争わない、格差を作らない世界を目指してもいいのではないでしょうか。

 BIがその基本として導入されればいいと思います。

 

 経済的に困窮しないことが、この社会の中で生きていくためには必要です。「金があればなんでもできる」の反対に「金がなければなにもできない」のです。

 困窮して、生きることができなくなる社会……は嫌なのです。

 

 ベーシックインカムは効率的に社会の貧困層を救うための政策です……BIが嫌で、批判している人たちは、それに参加しなければいいと思うのです。「自分たちは自助努力で生きてゆく」と宣言して。

 社会の貧困層は一部です。それを救ってあげてほしいのです。

 社会全体を変革しようと思うから無理が生じるので、〈負の所得税〉のように、一定の貧困層には自動的に補助を与えるシステムでいいではないかと思います。

 

 

 この社会で行われていることは、資本主義なので利益優先になり、利権が絡んできます。けっして真の意味で効率的でもないし、社会保障から見捨てられる人々が出てきます。

(あまり悪く社会のことを捉え過ぎか……)でも、じっさい、救われずに死んでしまう人がニュースになっています。

 ブラックな所で働く人ばかりでなく、老老介護のように社会保障が行き渡っていないのです。

 それらのことも一定の収入が保証されれば、余裕ができて、解決の糸口がつかめることもあると思うのです。

 

 日本人は〈働き過ぎ〉だと思っています。

 一日は、4時間労働でいい。半日ぐらいの労働時間でないと、生きるための他のことができないでしょう。

 それか、8時間制でいいから月に10日ぐらい働くだけで、1ヶ月暮らせるような賃金にしてほしい。

「そんなことをすると社会が成り立たなくなる」という意見が必ず出てきますが、やってみないとわからないでしょう。

 じっさい、先進国は労働時間短縮のほうへ動いています。

 

 ベーシックインカムは社会変革のきっかけになると思っています。

(すみません。偉そうに言って……でも、すごく希望しているので)

 

 

 

          *               * 

 

 

 BIの論議……の本。 

ベーシックインカムは究極の社会保障か: 「競争」と「平等」のセーフティネット

ベーシックインカムは究極の社会保障か: 「競争」と「平等」のセーフティネット

 

 目次。

はじめに……菅野稔人

ベーシックインカムとは何か?……坂倉昇平

ベーシックインカムと社会サービス充実の戦略を……小沢修司

情報公開型のベーシックインカムで誰もがチェックできる生存保障を……東浩紀

経済成長とベーシックインカムで規制のない労働市場をつくる……飯田泰之

なぜ「働けない仕組み」を問わないのか……竹信三恵子

ベーシックインカムがもたらす社会的排除と強迫観念……菅野稔人

「必要」判定排除の危険……後藤道夫

物象化と権力、そして正当性……佐々木隆

福祉国家の危機を超えて……齋藤幸平

            (サブタイトルは掲載しませんでした)

 

 アマゾンのレビューによると、

  • この本のもとになったのは『POSSE』という雑誌。
  • まず編集長が「BIとは何か」を解説して、賛成派と反対派の8人が論じている。
  • 賛成派……小沢修司、飯田泰之
  • 反対派……菅野稔人、後藤道夫

 

 

          *               * 

 

 この本は2012年に出版されています。

 グローバリズムの支配が露呈した2017年では状況が相当変っているかもしれません。

 以下はぼくの勝手なまとめなので、信用しないでください。正確なことは本を読んでいただければ、と思います。m(_ _)m

 

ベーシックインカムとは何か?……坂倉昇平

  •  労働に対する概念が変わる。生きることが労働。
  • 自由な生き方ができるようになる。
  • 負の所得税」もあり。
  • 貧困をなんとかしなければならない。

ベーシックインカムと社会サービス充実の戦略を……小沢修司

  • BIは、労働は労働、所得は所得と切り離す。
  • 年金改革、子ども手当に連動する。
  • BIは〈例外なく〉というところが、今までの福祉を超える。

情報公開型のベーシックインカムで誰もがチェックできる生存保障を……東浩紀

  • BIは生存の保障。労働しなければ生きていけない現狀を変える。
  • みんなが正社員になれる社会はもうありえない。
  • 公共サービスの無償化。電子クーポン。
  • 働く意欲はなくならない。
  • 運動としてのBI論議にも意味がある。

経済成長とベーシックインカムで規制のない労働市場をつくる……飯田泰之

なぜ「働けない仕組み」を問わないのか……竹信三恵子

  • 働けない現実があるから福祉に押し込められている。BIはそれに利用されないか。
  • 女性が働けない現実がある。
  • 連帯がない社会で、BIよって自己責任になる。

ベーシックインカムがもたらす社会的排除と強迫観念……菅野稔人

  • 「労働からの解放」は本当に「解放」なのか。
  • 成熟社会が到来している。労働力が余ってしまう。生産過剰になっている。
  • BIは労働と社会保障を切り離そうとする。ここが問題。「働きたいのに仕事がない」成熟社会の問題を解決できない。国が「働きたい」に責任を持たなくなる。
  • BIは「働かなくても生きていける」未来像を作れない。
  • BIは、金を個人の責任で使わせるので、貧困問題も解決できない。

「必要」判定排除の危険……後藤道夫

  • 日本は福祉国家諸国と異なった制度の運用が為されている。生活保護を抑制する政策が取られてきた。労働の現場での最低生活保障も不十分。
  • BIの金額で最低生活保障ができるのか。
  • 「必要条件」を排除した給付のシステムでは、給付額が恣意的になる。
  • BIでは給付総額が膨大。
  • 「必要」の個別化、多様化が大切だ。

物象化と権力、そして正当性……佐々木隆

  • 市場は単なる〈交換〉ではない。資本主義社会の経済活動は〈物象化〉として現れる。
  • 市場では個人のことは顧みられない。モノの有用性と価値だけが意味を持つ。
  • 貨幣も中立なものではない。地域で行われてきた人へのサービスが貨幣で買われる。共同体を解体させる。
  • 物象化を抑制するような、貨幣給付はありえるのか。
  • 脱労働ではなく、脱商品化を。

福祉国家の危機を超えて……齋藤幸平

  

 

  ベーシックインカムについてのいろんな考え方を知ることができました。

 左翼の学者が考えることは難しい表現になることが多いようです。抽象的な理念的なことではなく、具体的にどうするのか、どうなるかを知りたいのですが……

 

 この本は5年前に出版されていますが、今ではさっぱり、ベーシックインカム論議はされていないようです。

 

 例外なしに福祉が適用されていたら救かっていたのでないか……と思われる悲惨なニュースを耳にすることが多いです。 福祉というのは行政の裁量がないと難しいのでしょうか?

 だれもが苦しむことなく生きられる社会であってほしいです。

 

 

  

 

  ……     ……     ……     ……     ……     

 

 

 

   「歩いて行く」 

  

人に

優しくなかった

ぼくは

許されるだろうか 

後悔が

いつまでも

胸に

つかえて

見上げると

空の

光は強く

まぶしい

どこへ行くか

自分を

持て余す

頭を

振ると

目の前を

鳥が

森の

陰に向かって

飛ぶ

まるで

自由に

遊んでいるようだ

ぼくも

同じように

山や

木や

岩に

祈り

願って

ひとり

歩きたい

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。m(_ _)m

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。