日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

社会の底辺で生きて来て67歳になってしまいました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、ネット検索でわかったことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きて行ける。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝します。

1970年代のこと / 「花」

 おはようございます。

 昨夜はぐっすりと眠ることが出来ました。春眠暁を覚えず……いい季節です。眠ることは大事なような気がします。体も心も休めたい。

 

  

 

          *               * 

 

 

   1971年にぼくは21歳でした。月曜日に書いたように大坂正明と同じ年齢です。殺された警察官の方も21歳でした。その頃、自分は何をしていたのだろうと思います……

 いまは67歳なので、たくさんの思い出だけがあります。

 1950年生まれで70年には20歳でした。60年代の終わりから70年代前半の沖縄にいた頃(72年~75年)が青春時代といえます。〈若い〉というだけでなにか楽しかった。たぶん青春とは、そんなものだと思います。 

 

 それまでは大阪市内の安アパートを転々として、アルバイトや土方をしていました。

 美章園、京橋……とアパートを移りました。

 お酒ばかり飲んで酔っていました。それは変わりません。

 自分はフーテンだと思っていましたが、社会に受け入れられるわけでもなく、底辺で拗ねた者として生きていました。大学紛争は69年に終わって、テロと内ゲバの時代が来ていました……全共闘運動の後、社会は依然何も変わらず〈社会に対する反抗〉は意識の底に沈殿していて……極端な部分が突出していたのです。

内ゲバ - Wikipedia

東アジア反日武装戦線 - Wikipedia

 

 なんだったんでしょう。

 ぼくは底辺で日雇いの仕事を求めていて、天満の日雇い職安に行ったりしていました。若かったから、将来は暗いと思っていたけれど、何とかなるんじゃないかという楽観的な気持ちもありました。カッコつけていたこともあります。貧乏であって、何も持っていなくても、若いだけで〈希望〉を持つことができた時代でした。

 

 歴史年表です。社会の動きがわかります。

1970年代の日本 - Wikipedia

 

流行・風俗年表

 

 その時代を体験した者でないと実感を持てない、とは思いますが……それはいつの時代でもそうです。

 体験することで、何よりもそれを〈理解〉できる。

 

 

 70年の11月25日、三島由紀夫が割腹自殺しました。

三島事件 - Wikipedia

  そのニュースは仕事終わりの帰りのマイクロバスの中で聞きました。その頃は千葉県の富津港でアルバイトの沖仲仕をしていました。

 72年の連合赤軍浅間山荘の立てこもりはテレビで見ていました。テレビはずっと現地中継をしていました。その後で仲間殺しが報道され……嫌な絶望的な気持ちになったことを覚えています。

 いま考えたら、年長でも26歳とか、20歳前後のまだ子どもといっていい人たちが殺しあっていたのです。〈革命〉なんて、誇大妄想なことです。

あさま山荘事件 - Wikipedia

 

 1972年の10月に返還された沖縄に渡りました。

 北海道から来ていた世紀建設という会社の飯場に入り、道路工事の手伝いをしていました。

 そこで西成から流れて来ていた釜共の大原さんという人といっしょになり、マルクス主義を教えてもらいました。

 ぼくにとって沖縄は青春時代です。自分の存在の感覚が広がった時代といえます。

 八重山にも西表島にも行ったので……違う文化、違う生き方に、初めて出会って興奮しました。いまから考えると、幼かったのですが、それまでの考え方がまったく覆されたのです。 

 75年の年末に大阪に帰ってきたのですが、あのまま沖縄にいたらもっと違った人生になっていただろうと思うことがあります。

 

 でも〈中心〉があっての〈周縁〉なので、いずれにしても日本という国の生き方に直面しなければならなかったでしょう。国とか民族という意識は、生き方の基底です。

 

 それから結婚し、離婚し、ひとりになったのですが、それもいまは〈そういうものだ〉という気がします。すべては、結果につながることだったのです。

 

 

          *               * 

 

 多くの人が同時代に生きています。

 それぞれが違います。それぞれが、それぞれの人生を生きている。

 それでいいと思うのです。

 

 もちろん、出会えて、理解し合えたらすばらしいことですが……すべての人とそういうわけにもいかないでしょう。

 他人の人生を邪魔せず、他人からも人生を邪魔されずにいたい。

 お互いを尊重しあえるならすごくいいことです。でも、それぞれが違うのですから、多くを期待しないほうがいいと思います。

 

 

 

 

 

 

  ……     ……     ……     ……     ……     

 

   「花」

 

雨が止んだ

林に

橙の花びら

水滴が

日にきらきらと

輝き

滴る

それを見ている

胸に

甘い感覚が

湧いてくる

手を

広げた形で

さざめき

揺れている

花たち

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。m(_ _)m

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。