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 日の記し   ★ヽ(´・ω・`)ノ 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきた67才で、もう老人なんですが、そこから見える風景を書きます。読んだ本のまとめや検索してわかったことなどをメモします。生きることは辛いですが、何をやっても生きていけると思うのです。仏教を生きる支えにしているので、そのことも。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

まんがでわかるピケティの「21世紀の資本」、を読みました / 「樹の下で」

 おはようございます。

 今朝、空は曇っています。生暖かいって感じです。

 もうすぐ連休です。働いている方は楽しみですね。資本主義では、始終働かなくちゃならない……ほんとうは社会の体制が違ったら、もっと違う暮らしのあり方があるはずなんです。

 

 

     *            *            * 

  

 

 先週ぐらいになるけれど、教えてもらった長田弘さんの絵本を読みました。素敵でした。図書館で予約して受け取りました。「幼い子は微笑む」「最初の質問」の、いせひでこさんの水彩画の雰囲気が、すごく詩に合っていました。「空の絵本」「森の絵本」もいい。言葉が生きています。素直になれます。

 

 図書館に行ったついでに経済の棚を見ていたら、 

 というがあったので、もう古い話になっているかもしれないけれど、借りてきて読んだのです。まんがなので読みやすかった。

 ストーリーとして、月村ひかりという平凡で貧乏な主人公が、周りのアドバイスを受けて会社を立ち上げるという話になっています。この娘は文鳥を飼っているんですね。そのことがきっかけで〈文鳥を趣味にしている〉人たちと知り合っていくのです。その人たちが自営業だったり、投資家だったり、公認会計士、絵本作家、経営コンサルトだったりする。それらの人のひかりさんへのアドバイスが〈資本主義の仕組みを解明する〉話しになっているんです。

 

 話題のテーマがピケティの「21世紀の資本」。だから、その解説もされるのです。

 

 このまんがを読めば、「21世紀の資本」に何が書かれているのか、わかります。本の訳者がシナリオに参加しているからです。

 目次を書こうと思ったのですが、やめますね。じっさい、手に取ってください。すぐ読めますから。

 8章あるのですが、この章ごとの解説がすごく頭に入りやすい。初心者でも大丈夫です。

 

 ピケティは、膨大なデータを解析することで、資本収益率 r > 経済成長率 g ということを見いだしたのです。

 働いたりして得る収入よりも、資産が生み出す利益のほうが大きくなる、ということがデータでわかったのです。

 つまり、いくら働いて金を稼いでも、金が金を生みだすことにはかなわない。金をすでに持っている者はますます金持ちになるということで、格差は開いてゆくということです。

 

 パナマ文書の報告をみてもわかるように、何%かの人が世界の大部分の資産を持っている。これがこれからも変わらないばかりか、資産が資産を生むのだから格差は開くばかり、ということがわかった。

――ぼくの乱暴な要約です。

 ピケティの分析は詳細なのですが、それは本を読んで下さい。書かれています。ぼくは経済的な考え方に慣れていないし、数式をみると頭が痛くなるので、表面的に各章の解説部分を読みました。「21世紀の至本」に何が書かれているのか、薄っすらとわかった気になりました。

 

 ピケティは格差解消のために、資産を持っている者に対して〈世界的な累進課税を課そうといいます。世界で話し合って統一して行う。そうしないと格差の拡大は防げない、そう主張します。

 

 P165によると、ピケティへの批判もあるようですが……それは経済の専門家でのこと。

 このあいだまで日本でもいわれていた〈トリクルダウン=高所得者や大企業が富を増やせば、それが低所得者にも流れ落ちてくる〉はピケティの分析によって、あり得ないとわかったのです。

 

「21世紀の資本」は、ぼくのような底辺には関係ないとも思える本ですが、何が書いてあるのかがわかっただけでも、このまんがはすごいなと思いました。おもしろかった。

 

 

 

 

 

 

  ……     ……     ……     ……     ……     

 

  「樹の下で」

 

大きな樹の

下に

横になる

草の匂いに包まれる

ここに

来た……

深く

息を吐く

見上げると

広がった枝から

午後の陽射しが

矢になって

注ぐ

葉を

輝かせ

微妙に

揺らしている

風が

あるのだろうか

もう遠い場所のことが

幻のように

浮かんでくる

 

 

  

 

 

………………     ………………     ………………     …………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。