日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきて67歳になりますが、そこから見える風景や、読んだ本のまとめや、検索してわかったことなどを書きます。生きることは辛いですが、何をしても生きていけると思うのです。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

AIとロボットの未来 / 「野の仏」

 

 おはようございます。

 目覚ましに起こされました。夢も見ないでぐっすり眠っていました。春は眠りが深いです。

 

 

          *                 * 

 

  昨日に続いてAIが起こす技術革新の世界のことを考えます。じつは同じ日にこの関連のサイトをたくさん見たり読んだりしたのです。時代がどんなふうになるか興味があります。

 ぼくは1970年頃が青春時代だったのですが、現在は、信じられないほど世間の様子が変わりました。時代の変化は想像を絶します。

 

 去年、記事が発表された時は「AIが仕事を奪う」とセンセーショナルに取り上げられ、話題になりました。そういう時代は確実に来るんでしょう。技術によって生き方が変わる時代になります。

ideasity.biz

 このサイトでは〈AIに仕事を奪われる〉んじゃなくて〈面倒な仕事をやってもらえる〉に、発想を転換しようと提案しているのですが……そうだとしても確実に、AIがいまの仕事をなくしていく世界が訪れるでしょう。

   

world-fusigi.net

 を読むと……

 

〈ロボットに働かせる=無労働の社会〉というのは楽観的すぎるかな、と思ったりします。

 2045年にはシンギュラリティが起こるといわれています。

 AIの能力は確実に人間を超えるでしょう。

 でも、いま人がしている仕事がAIに取って代わられても、それで人のやることがなくなるとは思いません。人でしかできないサービスの分野もあるので。世間の仕事が増えると予想してしまいます。全体的には合理化をしたつもりでも、合理的にできないことも増えるはずです、それが社会です。

 

 漠然とですが、コンピューターの利用やロボット化が進んでも、ユートピアにはならないだろうと想像してしまうんです。便利になったり、技術が発展しても、次の問題が出てくると思うのです。

 歴史的に見ても、イギリスで起こった産業革命は技術や文化を進歩させましたが、負の部分も増大させました。労働者階級は貧困になり、革命や争いが起こりました。

 技術の進歩は、常に新しい問題を生み出します。それをポジティブに捉えるか、ネガティブに見るかなんです…… 

 ユートピア的な、楽観的な世界にはならないという気がします。

 

 経済体制の問題があります。 

 いま世界は資本主義の体制でカバーされているわけですが、これはマルクスが分析したように、労働力を搾取して資本を増大させる体制です。労働者がいなくなれば、搾取することができなくなり資本主義は終わる。

 

 ロボットが生産するようになると、労働者は雇用されず、したがって賃金を手に入れることができないので貧困になります。そうなれば誰が生産した商品を買うのでしょうか。 だからベーシックインカムでお金を分配することが必要になります。

 

 それで ベーシックインカムが提起されているわけですが……その実施も難しいようです。スイスの例など見ると、多くの人が反対しているんです。移民問題も影響しているかもしれません。ベーシックインカムのような社会保障が充実すると、それにタダ乗りする人たちが移住してくるんです。ヨーロッパにはいまでも移民への〈タダ乗り批判〉があります。移民が押しかけるのは、ヨーロッパの植民地支配の歴史の結果ですから、責任を果たすしかないと思うのです。

 

 人はあまりにも資本主義社会に慣れすぎていますから、その発想から逃れられないのかもしれません。 

 この世に生まれてきた時にはもうすでに資本主義の社会でした。ですからその社会の価値観を自分の価値観にして生きざるをえないのです。

 日本国憲法にも書かれているように〈労働は義務〉です。権利は義務を果たしてからでしか保証されないのが資本主義の社会です。

 他にも「競争社会を生き抜け」とか「自己責任」というのがあります。それはもう当たり前になりすぎています。

 疲労困憊して、脱落する者にとっては厳しいルールです。過労死などあってはならないのが建前ですが、無くならない。

 国が規制した〈働き方改革〉が抜本的な対策になるんでしょうか。

 

 そのような現状です。こういうことから未来を予測すると、技術が進歩したからといってユートピアが訪れるとは思えないのです。

 

 ぼくなんかまさしく脱落したわけで……

 

 ベーシックインカムについての本を借りてきているので、読んだらまたまとめたいと思っています。 以前も本を読んで書きましたが……何度でも確認したいのです。

やさしいベーシック・インカム

やさしいベーシック・インカム

 

 

 

 少し前は、ベーシックインカムを公約に掲げる政党があったのですが、もう、政治家の熱もさめてしまったのでしょうか? いまでは議論もされません。

 いまは個人で〈働く〉意味を考え、できる範囲で許容していくしかないのかもしれません。

 また人生を違う視点から作ることも必要だと思ったりします。

 

 自分なりの仏教徒のぼくとしては、どんな社会でも、まずは幸せな気持ちを持つことから始めたいのです。

 

 いずれにしても社会は進歩するでしょう。

 技術も飛躍的に進化するでしょう。

 いまスマートフォンを使うことが当たり前のように、AIやロボットを利用することが普通の生活になる。その時に人の生き方はどう変っているでのでしょうか。

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

  「野の仏」

 

枯れた杉の葉と

シダや

名の知らない草の

あいだに

石に刻まれ

仏として

静かに

いて

やわらかな日の光に

浮かぶ 

かすれた線は

多くの人の

願いの形で

うつむき加減に

微笑んで

祈っている

 

  

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。

 よい週末をお過ごしください。

 また月曜日にお会いします。