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 日の記し   ★ヽ(´・ω・`)ノ 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきた67才で、もう老人なんですが、そこから見える風景を書きます。読んだ本のまとめや検索してわかったことなどをメモします。生きることは辛いですが、何をやっても生きていけると思うのです。仏教を生きる支えにしているので、そのことも。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

禁酒について / 「朝」

 おはようございます。

 今朝は急に寒くなりました。外の駐車場を見ると路面が濡れています。雨が降ったのです。春の天気は変わりやすい。「女心と秋の空」という言葉があるように、秋の天気も、他の季節の天気も変わりやすいのでしょうけれど。

 

 

          *                 * 

 

 お酒を飲むのをやめて一ヶ月が経ちます。

 時たま「飲みたい」と思うのですが、二日酔いに陥ったあの時の気分がよみがえると、「もういいや」という気持ちです。 

 ずっと〈飲もうか、飲むまいか〉迷ってきた人生でした。

 

 アルコールは習慣性があるので、〈自分で飲んでいる〉と思っているのは間違いです。お酒に飲まされている。お酒が主人で、飲む人は家来です。酒が酒を飲んでいるのです。

 

 部屋には赤のマーカーで書いた「酒は毒薬。依存症状は苦しい。時間の無駄です」と書いた張り紙が、本棚に留めてあります。ずっと前に、お酒を飲み続けている時に書いたものです。それが目に入る。そうすると、そうだなと思う。飲まないと決心できるのです。

 

 16歳から飲んでいたのですから、50年以上、酒に振り回されていたことになります。性格が弱いので、ほどほどということがわからない。飲み過ぎで、いつも後悔していました。

 若い頃は怖いもの知らずだったから、酒に酔って無茶なことばかりしました。交番に連れて行かれたこともありました。

 看板を壊したり、違法駐車の車を蹴ったからです。

 喧嘩をしたりもしました。

 酒で欲求不満を発散していたのです。

 感情が抑えきれなくなる……それは酒の利点でもあるし、欠陥でもあります。

 酒の上での喧嘩はよくないです。こちらは悪気はなくとも、結果的に人間関係を壊してしまいます。相手のほうにはこだわりが残りますから。酒のせいだから水に流そう、というふうにならない。

 

 いまは齢をとったので、ひとりで飲むのももういいか……という気持ちになりました。一人で飲む酒も、孤独が身にしみていいのですが、現実は、惨めなだけです。それがわかっているので……

 

 

 日常的に酒浸りになると、アルコール性精神病になりますから注意した方がいいです。そうなるまでに体がまいって、肝炎になって死んでしまいますが……(^_^;)。

 病院で痛みに苦しんで死ぬなんてぞっとしません。その時、自分の愚かさに涙することになるでしょう。

 

 無駄な努力です、酒は。酒を飲むのは危険に挑戦しているのです。

 

 アルコール依存症は、医者から〈緩慢な自殺〉と呼ばれています。

 脳や体をいつもアルコール漬けにしておけば、アルコールがないと動けなくなってしまう。吐きながらも飲むようになります――これは経験済みです。苦しいです。それでも体は酒を欲しがるので、しかたありません。アルコール依存症は病気なのです。

 

 

 酒は最大の逃避です、人生からの。

 酒を飲むと陽気になり、なにか充実した気分になりますが、それは錯覚で、破滅の物語が始まる。

 時として人は破滅に惹かれてしまう。破滅する美学に酔ってしまう。現実には――破滅するには長い苦しい時間を耐えねばなりません。それなら生きようと努力するほうが充実しています。 

 自分が酒を飲んでいるのでなく、酒が自分を飲んでいる。そういうところから逃げなくてはならないのです。

 

禁酒セラピー [セラピーシリーズ] (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R)

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西原理恵子月乃光司のおサケについてのまじめな話 アルコール依存症という病気
 

 

 

 いままで何度も禁酒してきたので(最大で3ヶ月……)、また飲み始めるかもしれません、弱い人間ですから……飲まないように、自分で祈ります。(^_^;)

 いつか、酒を飲んでいた記憶が薄れて、なくなって、思い出してもなんの感慨もない――そういうふうになりたいなと思っています。いまでは、だいぶ飲みたい衝動がなくなってきました。平凡なのがいちばんいいです。

 

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「朝」

 

地変線がうっすらと

明るくなって

光が射し始める

立ち並んだ

木の影が

この世界にはじめて

生まれ出た

動物のようだ

名づけられようもない

彼方から

闇を追いやって

赤い光が

丘を

染めていく

希望のような

何かが

やってくる

 

  

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。