読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

 日の記し   ★ヽ(´・ω・`)ノ 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきた67才で、もう老人なのですが、そこから見える風景とか、ふと思ったこと、検索してわかったことをメモして残します。仏教を生きる支えにしているので、もっと自由になれるでしょう。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

『高校生からわかる「資本論」』のまとめ 1

 

 おはようございます。

 5時前に目が覚めてしまいました。寒いです。起きる前に電気ストーブをつけます。狭い部屋なので、それで暖まります。

 

 

          *                 *  

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」

 

 を読みましたので、要約と感想を書きます。

 

 マルクスの『資本論』を易しくまとめていてわかりやすかった、というのが感想です。

 この本は、いまの高校生がわかるような現実的な感覚で「資本論」を読み解きます。だから、いい。

 読者のレビューは、

Amazon CAPTCHA

 好評のようです。

 

 この本は、高校生相手に講義したことをまとめたものだそうです。

 16講まであります。

 目次は……

第1講 「資本論」が見直された

第2講 マルクスとその時代       

第3講 世の中は商品だらけ

第4講 商品の価値はどうやって測る?

第5講 商品から貨幣が生まれた

第6講 貨幣が資本に転化した

第7講 労働力も商品だ

第8講 労働力と労働の差で搾取する

第9講 労働者はこき使われる

第10講 大規模工場が形成された

第11講 大規模な機械が導入された

第12講 労働賃金とは何か

第13講 資本が蓄積される

第14講 失業者を作り出す

第15講 資本の独占が労働者の革命をもたらす

第16講 社会主義の失敗と資本主義

          と、なっています。

 

 因みに『資本論』の目次は……ここに書かれています。

資本論 - Wikipedia

      

 

資本論」は学術書です。

 難しいタイトルになっていたり、一見理解しがたい内容の文章になっていたりするのが当然なんでしょう。当時はそういう説明の仕方や分析の仕方が学問的で信用が置けるものだったのですから……刊行されて4年間で1000部しか売れなかった……でも、それは「1000部も売れた」ということだったかもしれません。

 

 

           *                 *  

 

 もう一つの図書館から借りてきている本、この『超訳資本論」』は3巻まであります。 

超訳『資本論』 (祥伝社新書 111)

超訳『資本論』 (祥伝社新書 111)

 

 「資本論」の本に沿って理解したいなら、こちらのほうがお勧めです。が……

 

資本論」という〈資本とは何か〉をわかるだけなら、わかりやすく書かれているこの『高校生からわかる「資本論」』で充分ではないかと思います。「資本論」のだいたいの目次の流れに沿って解説されています。

 

 

 

            *                 *  

 

 メモを取りながら読んでいたのですが、この本では親切に書かれたことを要約して次に進みます。だからよくわかるようになっています。

 その「まとめ」を更に箇条書きにします。

 1講の〈「資本論」が見直された〉はいいとして……

 

〈2講 マルクスとその時代〉

  • 人間の労働があらゆる富の源泉。
  • 資本家は労働力を買い、労働者を働かせ、付加価値のついた商品を販売することによって儲けて、資本を拡大する。
  • 無秩序な生産は恐慌を引き起こし、労働者は困窮する。
  • 労働者は団結し、組織的な行動ができるようになり、やがて革命を起こして新しい世界を作る。
  • そういう法則が書かれたのが「資本論」です。

3講 世の中は商品だらけ〉

  • 大昔は共同体で助け合って生きていた。
  • やがて他の共同体と物々交換する。
  • 交換してゆくうちに商品というのが生まれてきた。

4講 商品の価値はどうやって測る?

  • 使用価値があるものが商品。
  • それは交換価値があるもの、ともいえる。
  • 価値の源泉は人間の労働。
  • 労働の量は労働時間で測る。
  • 社会は分業になっている。
  • 複雑労働は単純労働を積み重ねたもの。
  • 交換に便利な貨幣が現れた。

5講 商品から貨幣が生まれた

  • 貨幣は、昔は稲や貝や塩だったりしたけれど、金や銀になった。
  • お金の価値が下がる(増える)と商品の値段が上がる=インフレ。金の価値が上がると商品の価値(値段)が下がる=デフレ。
  • 商品―お金―商品の関係(W―G―W)。商品を金で買う、つまり商品を売って、金を手に入れまた商品を作る。
  • 分業して、労働生産物が商品として金に変わる。
  • 金本位制でなくなり、変動相場制へ。貨幣は記号になって、紙幣が生まれた。
  • 貨幣の3つの機能。価値尺度。保存出来る。支払いに使える。

6講 貨幣が資本に転化した

  • 〈W―G―W〉を〈G―W―G〉にする人間が現れる。
  • 労働力を買い、付加価値をつけて商品として売り出す。
  • その資本の増殖は自動運動になる。資本家は金の奴隷ともいえる。

7講 労働力も商品だ

  • 資本家は労働力を買う。
  • 労働力の交換価値と、使用価値の差ができる。労働者を雇って労働力を消費させて労働力の再生のための対価を払う。資本家は労働者に、労働力の再生産のための費用を払うが……
  • 剰余労働によって、労働力の対価以上の価値を生み出す。これが搾取分になる。
  • だが労働者とは自由で対等な契約なのだから、法律には違反していない。

8講 労働力と労働の差で搾取する

  • 労働者が生産したものは労働者のものではない。
  • 労働者を使用する権利は資本家にある。
  • 資本は不変資本と可変資本に分けられる。労働者はまさしく新しく可変資本を生み出す。

9講 労働者はこき使われる

  • 労働者が労働力の再生産のために使う労働は、必要労働。
  • 必要労働を超えて働くのは、剰余労働。
  • 資本とはできるだけ大量の剰余労働を吸い取ろうとする衝動である。
  • 剰余労働が価値を増やし、社会を豊かにしていることも事実。
  • 絶対的剰余価値である労働時間を増やすか、相対的剰余価値である生産力を高める工夫をするか。
  • 生産力を高めて商品を安くする。すると労働力の再生産費も安くなる。資本はそういう衝動を持っている。コストの削減。こうしてグローバル化が叫ばれるようになった。

 

 

  この本の資本主義の解説はとてもわかり易いです。本質がわかれば、自分なりに考えることが出来ます。

 

 明日に続きます。

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、幸せでありますように。