日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきて67歳になりました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、検索したことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きていけるんだと思っています。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

〈被害者意識という攻撃性〉は自分も壊す / 「白樺の林」

 おはようございます。

 今日から3月ですね。相変わらず寒いのですが。(^^) もう、そろそろ暖かくなってもいいような気がします。木曜日は雨が降って、気温が高くなるようです。

 

 

          *                 * 

 

  こたつの横に置いてあるホワイトボードには、「被害者意識は最悪」というメモが貼ってあります。

 人は誰でも自分が正しいと思い、自分が否定された時に被害者意識を持つものですが……それって、「相手が間違っている」という気持ちがあるからですよね。

 相手が悪で、自分は正しい。

 被害者意識は、自分の正当性を主張するのですが、相手を非難することも含んでいます。

 

 でも、ぼくは、「そんなに、正しいことと悪いことをちゃんと分けられるものなのか」と思っています。

 多くのことは、正しくもあり悪いことも含んでいます。絶対に正しいことも、絶対に悪いこともありません。

 取り返しがつかない悪はあります。他人を殺すことです。だから取り返しがつかないことはやってはいけないと思います。

 正しいことの前で躊躇するべきだし、悪いことの前でも迷うべきです。

 人の判断は、見る視点によって変わる。

 物事を見る視点によって、世界は違って見える。

 

 人はあやふやです。

 それに自分に甘く、他人に厳しい。

 自分はいい加減なのに、他人を非難することに熱心です。

 人は自分中心に考えがちだし、自分が可愛くて、エゴイストです。他人を自分のように愛せない。

 キリストもブッダも「自分と同じように他人を愛せ、愛おしいと思いなさい」といったのです。

 でも、それはできないようなのです。

 誰でも、自分が可愛くて、他人は憎い。

 

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 自分は被害者だ、と主張することは、心理学的には〈相手への依存〉だと思います。

 自分は被害者で不幸なんだ、と考えているんですから。

 相手が自分の幸福を決定している、と考えているんです。

 相手を非難しながら、相手が自分の幸せを決めていると思っている。その考えでは、自分が幸せか、不幸かは、相手に決定する権利があるのです。

 

 自分の幸せが、相手によって決められている、なんておかしいです。

 自分が幸せかどうかは自分で決めるべきです。

 そうしないと幸せになれません。

 

 幸せも、不幸も、自分が決めると思うのです。

 自分の心が幸せだったら幸せになるし、不幸だったら不幸になる。

 自分が幸せのようにすると幸せになるし、不幸のようにすると不幸になる。

 

 

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 被害者意識が醜いのは、相手に対する攻撃性が透けて見えるからです。

 自分が「被害を受けた」と相手を非難することで、相手を貶め、叩き潰したい。

 被害が真実か嘘かは関係ありません。相手を非難することが目的なんです。

 相手を貶めたい、苦しめたい、ただそういう欲望でしかありません。

 だから醜い。

 

 被害者であることによって、自分も壊れていくんです。〈幸せな自分〉はいつまで経っても来ないんですから。いつまで経っても〈幸せ〉になれない。

 

 

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 ぼくは自分なりの仏教徒なので (^_^;) いいたいのですが……こういう言葉があります。

「実にこの世においては、怨みに報いるに怨みをもってしたならば、ついに怨みのやむことがない。怨みを捨ててこそやむ。これは永遠の真理である」(『ダンマパダ(1章5)』)

 

 被害←→加害の人間関係は、人の世について回り、繰り返される過ちの考え方です。

 この輪から抜け出した時に、新しい世界が始まる気がします。

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   白樺の林

 

朝の光が射す

白樺の林

霧に包まれている

枝から

雫が落ちる

根元の雪も

溶けて

春の気配が

漂う

暖かい季節が

やって来る

心まで

柔らかく

なって

白いカーテンの向こうで

山の

魂が

揺れている

 

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。