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 日の記し   ★ヽ(´・ω・`)ノ 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきた67才で、もう老人なのですが、そこから見える風景とか、ふと思ったこと、検索してわかったことをメモして残します。仏教を生きる支えにしているので、もっと自由になれるでしょう。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

『経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本』 を読むの最終回 / 「泉」

 

 おはようございます。

 北陸は大雪で大変なようです。被害がないように、お見舞い申し上げます。この寒波は日曜日まで続くそうで、地球はやはり寒冷期に入っているでしょう。最近、ヨーロッパも大雪だったのです。ぼくは大きな目で見ると「地球温暖化」なんて嘘ですという武田邦彦先生を信じているんです。

 

 

          *                 * 

 

 

 6章 年金は本当にもらえるの?

 国民年金の納付率は免除などを受けている人を除くと40.2%ほど。破綻したらどうしようもない。

 将来年金はもらえるか。貰えるだろうが、少額になる。

 

〈政府が運営する社会保険(公的保険)〉

 医療保険、年金保険、雇用保険労災保険介護保険

 

 年金制度についてはこの本にも図(P191)があるし、世間でも多く論議されている。

 保険料を収められない人は、将来、無年金になる。そうすれば生活が困窮する。これは困窮しているので保険料が収められず、そのために将来、保険がないという困窮のループといえる。

 

 2050年には10人に4人が高齢者になる。

 

〈ポイント〉

  • 日本の公的年金は積立方式として出発した。
  • インフレに対応するため物価スライド制になり積立方式で維持できなくなった。
  • いまは賦課方式=現役世代の保険料が高齢者の年金になっている。

〈年金制度改革〉

  • 保険料を上げる。
  • 支給額を少なくする。
  • 支給開始年齢を引き上げる。
  • マクロ経済スライドによって、年金からスライド調整率を引く。
  • 賦課方式は世代間不公平→積立方式の復活。
  • 自由金利の時代には積立方式がインフレに弱いという批判は成り立たない。
  • 消費税に上乗せする形で徴収しようという意見がある。
  • いま、厚生年金と共済年金の保険料は、国民年金に流用されている。
  • 専業主婦は保険料を払わずに満額の基礎年金を受給できる。不公平だ。

 

 ぼく個人の感想としては、保険制度は廃止して、ベーシック・インカムに一本化するのがいいと思うのです。日本のいろんな制度は作られた時のいろんな事情や利権で歪められています。けっきょく真の弱者が救われる制度になっていない。そう思っているので。

 

 

7章 円安になると日本経済はどうなるの?

  • 通貨と通貨の交換比率が外国為替相場(為替レート)。

 この章では過去の金ドル本位制(ブレトンウッズ体制)から説明している。そしてドル危機から変動相場制に移行したこと。

 

〈貿易によって輸出が増加すると、円高。輸入が増加すると、円安になる〉

 日本から相手に商品を売ると、代金としてドルが入ってくる。しかし国内でドルは使い道がない。それでドルの大半は円へと交換される。為替市場でドルを売って円を買うということになる。円の需要が増える。それで円高になる。

 輸入の場合は、その反対。

 投資の場合もそうなる。

 対内投資の増加→円高。/対外投資の増加→円安。

 

 為替相場が「高い」のか「安い」のかを決める基準――購買力平価説(各国の物価水準が長期的な為替相場を決定する)

 一物一価の法則で、例えば、同じ物はどこであっても同じ価格がつくはずと考えられる。車が、100万円=1万ドルだとすると、1ドル=100円が適正相場。じっさいの相場が1ドル=120円だったとすると、円は適正相場より安すぎるから、いずれ円高になるだろうと予測できる。また反対に1ドル=90円だったとすると、高すぎるから、いずれ安くなると考える。

 

 円高 → 海外への旅行者、輸入、対外投資が増える。

 円安 → 日本への旅行者、輸出、対内投資が増える。

 

 かってプラザ合意によって急激な円高が進行した。日本の輸出産業は現地生産へとシフトしていった。

 

 円安は輸入に不利。ガソリン価格は上昇。電力の燃料も値上がり、これが電気料金に転嫁される。

 円安は主要企業を潤わせる。その波及効果で、株価が上がる。

 

 

 

 

8章 グローバル化で社会はどう変わる?

 ぼくの考えをいえば、2017年、トランプ大統領の登場で、世界のグローバル化の流れは終わりました。この本は2015年9月に発行されているので、まだ「グローバル化グローバル化」と騒いでいた頃です。

 いま世界はナショナリズムのほうに進んでいるようです。

 グローバル化とは「モノ・カネ・ヒトの移動が自由になること」でした。

 しかしパナマ文書や移民の問題が出てきて、カネやモノやヒトの自由化が庶民のためのものでないということが明らかになったのです。

 

 この章ではグローバル化の解説がされています。

 ここでは〈自由貿易〉に焦点を当てています。

  • 貿易赤字=悪、という図式は成り立たない。貿易収支と経済力は相関関係がない。
  • 貿易黒字=豊かという考え(重商主義)は誤り。
  • 各国が損得勘定をきちんと考えると、得意なものに生産を特化し、不得意なものは輸入したほうがいい。
  • 自由貿易は歴史の必然として発展してきた。

 

 

〈政治的理由による自由貿易への反対〉

 比較劣位の産業を淘汰してしまう。死活問題になる。

 メリットは全体として大きいが、一人ひとりへの恩恵は大きくない。

 

 この本の最後に書かれているように、グローバル化には破壊的な作用があります。

 産業の淘汰で失業者が増えるでしょう。外圧による社会の変化が激しくなり、旧来の文化が捨てられるでしょう。一元化が進むでしょう。それは擁護する人が言うような「創造的破壊」なのでしょうか。2017年にトランプ大統領がアメリカの雇用を守るために、企業の海外生産に待ったをかけていることは象徴的なことのように思います。

 

 以上、グローバル化については現時点での思いでまとめました。

 

 この本には経済のことがわかりやすく書かれていました。

  • 経済学とはなに?
  • 日本は豊かなの?
  • 日銀とはなに?
  • インフレってなに?
  • 日本の借金
  • 年金は……
  • 円安とは
  • グローバル化とは

 

 ただやはり基礎的なことに終始していたように思います。

 もうすこし問題意識を全面に出した本を読んでいきたい、と思います。

 

 次は「図解解説 資本主義のしくみ」で勉強します。

 

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「泉」

 

朝の

光に

透ける

氷を

口に含むと

冷たさに

舌が

痛い

長い間

この感覚を

忘れていた

森の奥で

こうして出会う

泉も

水底の石も

ずっとここにあった

誰も来ないところで

静かに

ぼくを

待っていてくれた

 

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。

 寒いですが、よい週末でありますように。

 また、来週の月曜日にお会いします。