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 日の記し   ★ヽ(´・ω・`)ノ 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきた67才で、もう老人なんですが、そこから見える風景を書きます。読んだ本のまとめや検索してわかったことなどをメモします。生きることは辛いですが、何をやっても生きていけると思うのです。仏教を生きる支えにしているので、そのことも。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

『経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本』 を読む 1 / 「祈る」

 

 おはようございます。

 昨日は曇り空の下、スラックスを買いに行きました。このあいだ姉から「もうすこし世間体を考えなさい」と注意されたもので……ホームセンターにはなく、イオンに行ったのですが高かった。4000円もするものだとは思わなかった。いつもGパンで過ごしてきたもので、物の値段を知らないのです。けっきょく昔から知っている新世界の服屋さんに向かいました。そこで2130円のズボンを買ったのですが、ぼくのなかではそれでも高いのです。世間に笑われない格好をするのはたいへんです。

 途中、一心寺さんの横を通ったのでお参りしました。多くの人が来ていました。

 

 

          *                 * 

 

 

 ぼくらが生きている社会は資本主義という体制で出来ています。

 ぼくは底辺で働いてきたのでそれが好きではありません。資本主義はけっきょくはお金なので、それから逃れるためには、お金に振り回されない人生を作ればいいのですが……世間で生きていると無理なようです。

 お金は何にでも交換できるからなによりも上位にあります。すべてのものがお金に依存してしまう。お金は人間を支配する悪魔のようなものです。これは何なのか。

 

 それで、この〈資本主義〉とは何か、ということを知りたい。

 どう生まれて、どう変ってきたのか、どうなるのか。

 しばらくこの問にこだわってみたいと思っています。

 

 

           *                 * 

 

  図書館で本を探していてばらばらと目次を見ていて……

〈1章 経済学は金儲けの学問?〉を見た時に読んでみようと思いました。「おっ、資本主義の本質が書かれているのでないか」と興味を惹かれたからです。

 

経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本

経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本

 

  表紙の裏にこう書かれています。

〈勉強したいけど、いまさら人に聞けないよ……

 経済番組や新聞を見ても、何が大事なのかわからない……

       ↓↓

 そんな人でも大丈夫。高校生教科書レベルから丁寧に教えます。〉

 

はじめに

  1.  世の中のほとんどのものが金銭的に評価されている。人の命だって……
  2.  しかし、金を物差しにすることで、社会を客観的に理解できることもある。
  3.  経済のニュースは難しい。その意味がすぐわかる人は少ない。
  4.  経済の理論は生きるための基礎だ。

 ここでは「なぜそうなるのか?」を解説した。

 

1章 経済学は金儲けの学問?

(この本の書き方。QアンドA方式。そういう書き方で、わかりやすく書かれてある)

 

 そもそも経済学とは何か。財、サービスの生産と分配について研究する学問。

 経済学のキーワードは〈効率性と衡平性〉。

 

  • 効率的に利用できるように金融(金の貸し借り)が生まれた。
  • 効率的にすればするほど格差も生まれるし、衡平性でない状態になることもある。が、衡平性の基準というものはない。社会的な弱者を助けると、その者が怠けるようになってしまうと考えることも出来る。弱いものが死ぬのもしかたがない、と考えてもいい。それで経済学では、衡平性というものを基本的に扱わない。

 

 市場の経済とは需要曲線と供給曲線。(P21~

 均衡価格が実現する。

 

  資源の希少性がある……これをいかに効率的に分配するのかということで、政府が介入する場合がある。

 政府が均衡価格より低く価格設定する場合……

  • 例えば住宅。抽選で多くの人が殺到する。需要が増える。結果、供給が減る。利用が困難になる。
  • 例えば保育所。利用料が低い代わりに厳しい規制がある。

 政府が均衡価格より高く価格設定する場合……

  • 最低賃金制度。これによって、企業の側がアルバイトを減らしたり店舗を縮小する。それでかえって労働者が職を失うことになる。最低賃金を上げすぎると、失業者が増える。
  • タクシーもそう。均衡価格よりも高く設定されている。

 

 市場を考えるのに余剰分析というものがある。(P29~

  • 消費者余剰……あるものに支払ってもよいと考える価格と実際との差額。
  • 生産者余剰……ある財を生産することで得られる収入とコストの差額。
  • 消費者余剰と生産者余剰を合わせたものが、社会的余剰。グラフで均衡価格が作られる。市場にまかせると、社会的余剰が最大になる。

 

 なぜ、政府は価格を無理に上げたり下げたりするのか。

  • 消費者に配慮しているのかもしれない。
  • 生産者(農家)に配慮しているのかもしれない。
  • また、特定の業界への政治的な動機がある。社会全体の便益を犠牲にしても、その業界から資金や票をもらえる。

 

[市場は万能ではない]

 P35からは市場の失敗が解説されている。

 例として公害……その結果に対して企業に費用を負担させないと不当である。(ピグー税という考え方)

 例として教育……市場に任せると、一部の利用者だけの利益に限られてしまう。政府は教育に補助金を出すことで全体に公平になるように制度化している。

 

 公共財とは国民が同時利用出来るもので、フリーライダー(タダ乗り)を排除できないもの。例……警察や道路。それらの費用は税金としてとり、一括して政府が供給する。

 

 独占と寡占では市場メカニズムが十分に働かない。効率性が損なわれる。

 

 

[再分配の必要]

 社会の効率性の観点からいうと、どんなに格差があっても合理的です。一部の者が大部分の富を独占してもいい。

 所得の再分配が必要なのだが、それは効率性を損なう。

 

 P45には、

経済学は金儲けの学問なんかじゃない。社会をよりよくするための学問なんだ。

と、書かれてあるんですが……ぼくには「そう理想的に思っているだけじゃん」というような気がします。やはり「利益はどう配分されているのか」が中心になるのではないでしょうか。社会の安定のための再分配を重要だとも思っていないでしょう。どうも、経済学で世の中をいい方向に変革するのは無理なのかな、と思います。

 

 

  明日は2章から読みます。

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「祈る」

 

祈り続けるしかない

歩いていく

行く手を

さえぎる

シダの葉

斜面に積もった雪

あなたたちは

尊い

誰にも

何も要求しない

見上げると

透明な

魂のような

粉雪が

降り続く 

何から逃れて

ここまで来たのか

それを

知ることができたら

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。