日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

底辺で生きてきて67歳になりました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、検索したことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きていけるんだと思っています。仏教を生きる支えにしているので、そのことも書きたいです。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝しています。

 『英EU離脱 どう変わる日本と世界』 を読む(続き) /

 

 おはようございます。

 今朝は寒いです。今週は寒くなるようです。昨日、ラジオで言っていました。寒さに負けずに頑張りましょう。

 

 

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 経済の話はややこしいです。^^; では、昨日の続きです。

 

5章 崩壊するのはイギリスではなく「ドイツバブル」だ

  • リーマンショック後、「次の基軸通貨はユーロだ」という見方が広がった。これはフランス経済思想家のジャック・アタリがいったことだが、間違いだった。
  • それはユーロという統一通貨バブルというべきものだった。
  • 本来、加盟国の国債利回りには各国の経済事情、財政事情が反映されるはずだが(これを「財政リスクプレミアムが存在する」という)、これが考慮されず、同一金利となった。
  • 一方、スペインやアイルランドなどの経済発展が遅れていた国では国債利回りが低下していった。それらの国に集中的に投資されることで不動産価格が高騰した。
  • 東欧や中欧諸国のユーロ参加も、投資ブームを引き起こした。
  • 1999年のユーロ導入と9.11同時多発テロ後のデフレ懸念によるアメリカの金融緩和政策はマネーをユーロに流入させることになった。
  • リーマンショックによってユーロのバブルは崩壊した。
  • ギリシャはユーロ加盟の際に公的債務残高を改竄していたことが発覚した。
  • 投資家たちは赤字の国の国債を売りまくった。
  • ドイツ経済は、中国と蜜月関係を構築したことで一人勝ちだったが……
  • フォルクスワーゲン問題が、ドイツの自動車輸出を激減させ、経済を低下させるリスクになる。中国の経済も減速している。
  • ドイツ経済は、もともと、過大評価だったのでないか。

 

 6章 シティの行方、「パナマ文書」問題……世界はこう変る

  • イギリスの離脱でEUへの「フリーパスポート」の権利を失うため、シティが空洞化するだろうと語られている。だが、金融ビジネスが欧州に移るメリットがあるだろうか。シティでの利害が近接し、情報交換できるほうが利点があるだろう。
  • シティは400年前から金融の中心だった。
  • 「ユーロダラー」の拠点でもある。ユーロダラーとは、アメリカ国外で短期の定期預金、または要求払い預金で預けられるドルのこと。規制を逃れ、アメリカ国外で自由に取引できる金融があることが重要だ。
  • 離脱によってタックスヘイブンの抜け道も強化されるだろう。
  • 世界の総資産は73兆ユーロ。タックスヘイブンの金融資産は5兆8000億ユーロといわれている。三分の一はスイスで、残りはユーロ圏の国が多い。手数料で国が運営されている。
  • タックスヘイブンへの規制を強めれば、ロンドンは世界の資金が集まるように規制を緩和するだろう。

 

7章 日本人がいま、絶対に知らなければいけないこと

  • スコットランドが独立してもイギリスと通貨同盟を結び、ポンドを使うといっている。これは金融政策がイギリスの手に委ねられていることを意味する。
  • シティは離脱しても金融の中心だろう。イギリスは法人税を引き下げ、投資を呼び込むだろう。
  • 日本のマイナス金利とは、例えば、マイナス10%でお金を100万円借りた場合、90万円しか返さなくていい、ということ。
  • マイナス金利政策によって、銀行が国債に投資するようになった。企業は金利が安くても、見通しが立たないと借りない。
  • 長期国債金利がマイナスになってしまった。そこで米国債が買われることになる。ゼロよりいいからだ。
  • アメリカの金融当局はリーマンショックの反省からリスクを回避するようになっている。アメリカ以外の金融機関がドルを調達する際にはドルと他通貨を交換することになるが、容易に応じなくなっている。ドル供給を減少させている。
  • 中国の人民元は下降圧力にさらされている。中国の富裕層は、人民元が下がると資産が目減りするので、他通貨やドルと交換しようとする。それで手数料が跳ね上がっている。
  • 新興国への投資ブームは度々起こる。が、政権が変われば政策も変わり、ある日突然資産が暴落することもある。
  • 機関投資家は停滞する世界経済相手に挑戦している。ヘッジファンドのような投機的なやり方が跋扈するマーケットは安定しない。
  • イギリスの離脱は、マーケットにとっては〈イベント〉に過ぎない。イベントが過ぎたら安定すると思う。

 

8章 危機と円高――「円は安全資産」の真実

  • 一般投資家は海外の株式や債券、それらを組み合わせた投資信託などで資産運用を行っている。これら「海外モノ」は資産自体の価格より、為替レートの変動で決まることが多い。
  • 予測の「ランダムウォーク」とは、足元の為替レートの値からそう離れていない範囲で当てずっぽうで予測値を出してみるやり方だと思えばよい。素人と精緻なモデルを駆使するアナリストと大して違いがないことが実証されている。現在の為替レートの研究は、①データとしてみた場合、どういう〈振る舞い〉をしているか ②投資で利益を上げるには、どのような指標を用いればよいか、ということである。使える指標で、適切なタイミングで売買することができれば利益が得られるということだ。
  • 指標とは何か。一般には「金利差」もしくは「経常収支」。
  • だが「ソロスチャート」は〈二国のマネタリーベースの比率で為替レートを考える方法〉。(グラフが載せられている)
  • ドル/円の〈均衡値〉とレートの推移は関係している。
  • 均衡値は二国のマネタリーベースの比率で決まる。より金融緩和をしている国の通貨が安くなるように均衡値は動く。
  • じっさいの為替レートと均衡値がどれだけ離しているか。その関係を調べる。
  • どちらかの金融政策が変われば、マネタリーベースの比率が〈ジャンプしている〉という。

 P202にまとめが書かれてあります。

①実際のドル円レートは、「均衡値」と「均衡値との離」の二つに分解できる。

②このうち、「均衡値」は、日米のマネタリーベースの比率で決まる。

離率は、概ね規則的に循環している。そしておおよそ、「均衡値」からプラスマイナス15%程度の範囲内で動く。

④ただし、日米どちらかの金融政策が大きく転換すると、為替レートもその水準を突然、大きく変える(「ジャンプ」する)ことがありうる。

 

  • メディアなんかで「安全な円が買われている」といわれることが多い。
  • 財政破綻論者」が度々「このままでは破綻する」といっているのに、円が買われる現状は、どうなのか。
  • リスクオフ・モードでは株が売られ、国債が買われるが……安全な通貨も買われる。このリスクオフでいわれる、日本円、スイスフラン、金という安全資産のグラフでの推移をみると、収益率がプラスになったのは円だけ。

つまり、「リスクオフ」局面での円高は、その局面で日本の金融政策が機能しないことを投資家(とくに海外投資家)が見透かしているために発生していると思われるのである。(P210)

 

 

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 以上で『英EU離脱 どう変わる日本と世界』 を読みました。

 7章、8章と日本の経済の話=投資のことが書かれていたのですが、ぼく自身には関係ないことなので、興味がもてませんでした。

 でも、経済のことはわかりたいと思います。

 もう少し、経済の枠組みなどが書いてある本を読んでいきたいと思っています。

 

 いま借りている本は、『経済のニュースが面白いほどスッキリわかる本』と『図解雑学 資本主義のしくみ』です。これらの本を読んでいきます。

 

 

 

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。