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  67歳、日の記し           ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て、55歳で世間との交渉を断って独りになりました。そこから見えることや思いを書く日記です。仏教を生きる指針にしているので、そのことも。リンクを貼らせていただくサイトの方に感謝しています。m(_ _)m

「まだ東京で消耗しているの?」を読みました / 「木」

 

 おはようございます。

 ラジオ体操に行く四天王寺さんには多くの人が集まります。だいたい毎朝50人ぐらいでしょうか。習慣になると苦労じゃない、とういうのは本当です。いいことなら続けたら気持ちがいいし……他人にも優しくありたい。

 

 

          *                 * 

 

  タイトルに惹かれて目次を見て、田舎暮らしの本だと思って読み始めました。

 田舎への移住を勧めている本だけれど、「ちょっと煽り過ぎだ」と思いました。

 

 目次と、その下はぼくの要約です。

1部 東京はもう終わっている

 東京のネガティブな面をあげています。

 住居のコストが高い。長い通勤時間。家のローンを組めば縛られる。仕事上の無意味な打ち合わせ。たくさんの人間関係。忙しい。社畜になるしかない。まずい食事……。育児環境が最悪……。なんでも自己責任といわれる。

 

2部 田舎のほうが圧倒的に稼ぎやすい

 田舎に移住したら収入が3倍になった。田舎は仕事がないように見えるだけ。人手不足が深刻で事業の後継者が見つからない。雇用は少ないけれど、仕事は山のようにある。役場が募集することもある。

 収穫アルバイ

 草刈りアルバイ

 自伐型林業(自分たちで木を伐採する小規模林業

 狩猟(サルは1頭駆除すると5万円もらえるとか)

 電線に絡みついた木を除去する仕事(電力会社)

 冬場の日本酒造り

 地元NPOの臨時職員(週1日勤務)

 町営住宅の管理業務

 廃棄される食材(ゆずの皮、魚のあらなど)を使った加工品の販売

 山菜の加工販売

 見捨てられた茶畑を再生して加工販売

 空き家を活用したゲストハウス経営

 鳥骨鶏や地鶏を放し飼いにして平飼い卵を販売

 各種ワークショップの企画、実施

             などの仕事があると書かれています。

 

 地方は新しいビジネスを生み出す最高のフィールド。未開拓の市場がある。

 著者は限界集落に移住して、収入が800万から2000万になったそうです。

 国も地方創生で移住を推進している。

 東京の受動的サラリーマンはこの先、食えなくなる。能動的に価値を生み出す人は地方で活躍する。

 

3部 限界集落に移住して、こんな幸せになりました

 月3万で駐車場・庭・畑付き一軒家で暮らす。空き家がいっぱいある。最近の田舎は便利――山を降りればスーパーがあり、病院もホームセンターも、コンビニも郵便局もある。光回線が通じている。おいしいものが安く手に入る。人混みのストレスから解放される。家でバーベキューをして知り合いを接待できる。悪い人がいない。みんな助け合っている。閉鎖的というのは嘘。何があっても食うには困らない。水道代、ガス代がかからない。都会の過酷な子育てから解放された。おすそわけ文化がある。お返しも貰える。健康になった。夫婦関係がよくなった。

 

4部 「ないものだらけ」だからこそ地方はチャンス――イケダハヤト式ビジネス紹介

 イケハヤ商店(物販)を始めた。まず陶器を売っている。トウガラシも販売しようとしている。

 「どぶろくドットコム」で年商1億円、をやりたい。

 「ブログ書生」になりませんか? 人気記事を書ける人には生活費を渡します。

 「うつ病村」を作ります。

 空き家の「民泊」で外国人観光客を呼び込む。

 山を買い取ってキャンプ場を経営する。

 「イケハヤ温泉」を経営したい。

 「バイオトイレ村」を作って、有機ワイン製造。

 「イケハヤ太陽光パネル」を販売。

 障害者の方々を雇用して、自伐型林業で稼いでもらう。

 特性「こおろぎパン」を販売したい。

 

5部 移住で失敗しないための5つのステップと知っておくべき制度

 移住には難易度があることを知っておく。つきあいの程度や近所のことを調べておく。

 最初は地方都市に住んで「二段階移住」にする。

 知り合いを作っておく。

 仕事を探す。

 「お試し移住」で体験しておく。

 移住支援はNPOがおすすめ。

 補助金があるので調べておく。

 

 おまけとして、移住に関する「よくある質問」が載っています。

 

 

          *                 * 

 

 興味を持って読み始め、面白く読めたんですが……

 たぶん田舎に移住すれば、ここに書かれているようないいことがある、とは限らないのではないかと思うのです。高知県だからうまくいったのかもしれません。著者はちゃんと選んで高知県にしたのでしょう。

 

  これは著者が作っているサイトです。

       ↓ 

   まだ東京で消耗してるの?(月間閲覧数は300万だそうです)

 

 著者はブロガーという自営業者です。また、事業を立ち上げて、販売、コーディネートなどしています。

 

 この本を読んだ人のAmazonのレビューです。

Amazon CAPTCHA

 批判している人もいれば、著者の発想に賛同する人もいますね。

 

          *                 * 

 

 

 著者はたくさん本を出しています。また、対談もしています。 

ブログで月商100万円稼ぐマインド (イケハヤ書房)

ブログで月商100万円稼ぐマインド (イケハヤ書房)

 

  

  など、など。イケハヤ書房でもたくさんの本を出版されています。この2冊はぼくの目を惹いたものです。

 

  ぼくの疑問なんですが……なぜ、イケダハヤトさんは高知県限界集落なんかに移住したんだろうと思うのです。年収2000万も稼げるブロガーなら、都会で充分やっていける。わざわざ不便なところに住む理由があるのだろうか。

 田舎が好きなのだろうか?

 でも、書かれたことから推測すると、心から楽しんでいるように見えない。

 ビジネスを作ろうと躍起になっているようにみえる。

 田舎のほうが稼げるネタが転がっているのだろうか? たしかに自分で事業を立ち上げたり、仲間を募ったりできる。それが魅力だったのでしょうか。

 他人のことだから、そんなことを考えてもわかりませんけれど……

 

 ぼくも田舎が好きです。それは人間として本来の生き方ができるからと思っているからです。

 自然のなかの素朴なのんびりした暮らし……町に比べれば不便だけれど、それはしかたがない。

 そういう暮らしを望みますが……住むことが出来るかどうかわかりません。都会でずっと生きてきた者としては、移り住む覚悟もいりますし、土地を買うための資金もないからです。

 自分なりの仏教徒なので〈縁〉があれば、できるだろうと思っています。

 

 

 来週も本を読んでいきます。いま図書館から借りている本です。

「あなたより貧乏な人」(岡崎武志 メディアファクトリー2009)

「ぼくはお金を使わずに生きることにした」(マーク・ボイル 紀伊国屋書店2011)

「日本が世界をリードする」(三橋貴明 徳間書店2016)

「僕はなぜ小屋で暮らすようになったか」(高村友也 同文館出版2015)

 

 木山捷平の短編を読んでいます。癒やされます。

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「木」

 

一本の木が立っている

葉が

さわさわと鳴って

目覚める

まだ

夜明け前

夢のなかで

木に

抱きつきたかった

樹皮に耳をつければ

水を吸い上げる

音が

土から

響いてくる

それを

聴いていたかった

巨大な

夢の木よ

ぼくが住む土地に

お前はいない 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。

 

 寒波が来ています。大雪に注意してください。

 よい週末でありますように。

 また、月曜日にお会いします。