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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

心理学について思うこと / 「シギたち」

 

 おはようございます。

 寒くて目が覚めてしまいました。それでパジャマの下に着込んで寝ました。

 今朝は寒いです。

 

 

          *                 * 

 

  昨日は〈集団とか他者へ貢献が寿命を延ばす〉という話をしました。

  

 そんなことで「〈貢献〉といえばアドラー心理学だな」と思いついたのです。アドラー心理学では「貢献」がキーワードとなっていると聞いたことがあって……

 それで検索したら、トップに出てきたのがこのサイトでした。

 

 この本は人気だそうです。

 このサイトは本の宣伝のための会談記事なのですが、アドラー心理学のキーワードについて語られています。本を読まなくても、「アドラー心理学ってこういうことなのか」と概要がわかるぐらいです。

 

 ちなみに、本を図書館で借りて見ようかと検索してみました。

 府立図書館ではすぐに貸出可能でした。市立図書館のほうは貸出中で、予約も入っているようです。府立図書館まで走って行くのもなんだし……けっこう遠いのです、自転車で40分ぐらいかかる……それに「心理学の本か……」みたいな臆する気分があって……いまは借りたいという気持ちになれないのです。

 

 内容紹介によると、目次はこうです。

 青年と哲人の対話形式で進みます。

第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」;なぜ「人は変われる」なのか ほか)

第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか;すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)

第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する;「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)

第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論;対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)

第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける;自己肯定ではなく、自己受容 ほか)

 

          *                   * 

 

 いままでいろいろな心理学の本を読んできたのですが……

「心理学って学問だからな」っていう思いがするのです。物事の解釈にはずいぶん役に立つのですが、解決法がけっきょく抽象的なんだよな、と落胆している気持がある。

 個別の事例をあげていても、自分にピッタリするものがない。本で述べている具体的な解決法に「そこはこう考えるべき」みたいな心理の持ち方を結論にしていることが多いから、具体的にはどうすればいいのかに答えていない気がするのです。やはり、個々具体的な悩みには自分で対応するしかないようです。

 

 

 そんなことを思いながら、会談の記事を読んでいました。

 教えられることが多いです。

「自己受容」などの内容が解説されていて、「まったくその通りだ」と納得しました。存在のレベルの自己受容……社会に役に立っていないと思えるときにも、そうではないと自己を受容することが重要だとわかりました。

 

「承認してもらうこと」に人が囚われやすいということもわかります。

 

 他にもアドラー心理学のキーワードが、わかりやすく解説されています。この社会で当たり前になってしまっていることを捉え返すきっかけになる。社会的な枠というか、いま当然のように受け入れていることを、突破することができるかもしれません。本を読んでみようかと、思わせられます。 

 

 

          *                   *

 

 でも心理学に使われている言葉の解釈というのは学者により違ってそうです。これはこう流布されているけれど、こうじゃないかとか、自分はこう思う、みたいな様々な意見がある。傍から見ていると混乱するのです。

 

貢献 アドラー心理学 - Google 検索

 で検索したのですが、たくさんの人がアドラー心理学について解説しています。それだけ注目されているということなのでしょう。

 

  やはり「共同体感覚」とか「貢献」とかアドラー心理学のポジティブな面が受け入れられているのだと思います。その言葉だけで元気になれますものね。

 

 

 ぼくがかって読んだ心理学で興味を惹かれたのは、論理療法の本でした。

 それとフォーカシングとか、その役割を演じるロールプレイング心理療法などでも使われる)そういう具体的な療法について解説してある本でした。

  

 心理学は、現実の解釈に役立ちます。

 

 でも、注意することがあります。

 あまり絶対的な信頼をおいてしまうと、また問題ではないかと考えているのです。

「これはこういう場面だな」とか「コミュニケーションはこうすればいい」とか、心理学を優先して、それを現実に当てはめる先入観を持ってしまわないか、と思うのです。

……心理学ではこうだからこうすればいいんだ、と思うなら本末転倒です。

 

 

 そうでなくても資本主義社会では、大衆操作の宣伝に心理学的なものが応用されているようです。

 書店の棚には「こうすれば他人を操れる」などという疑似心理学的知識を振りまく本も多いです。

  今日取り上げたこのサイトは本の解説や宣伝なので、そんなふうになることはないと思うのですが……あまり心理学にのめり込み過ぎるのはよくない気がするのです。

 

 

 人の心は「こうすれば、こうなる」みたいなものじゃないと思うのです。

 ポジティブ思考で行こう、というのはわかるし、大賛成なのですが――それですべてが解決されるものでもないと思ったりします。心理学を優先して現実に適用するのは危険な気がします。

 なんか、洗脳みたいな……企業の研修なんかにも使われているようですし。

 使い方の問題があると思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「シギたち」

 

冷たい風が

正面から

吹いてくる

波は白く泡立って

打ちよせている

岩場のあいだの

干潟に群れているのは

シギだろう

嘴が長いから

ここからは

茶色のかたまりで

群れてしきりに歩き回って

餌をついばんでいる

ぼくは

それをじっと見ている

そして

考えている

あなたたちは

遠い北の国から来た

騒ぐ海にも

嵐の空にもめげずに

その羽の力だけで

ここにやって来たのだろう

どうすれば

進路を

迷わないか

その秘訣を教えてくれないか

ぼくも

同じように

旅しているが

いまは

あてもない気分なのだ

 

 

 

  

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。