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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

人は自分の為だけに生きることはできない / 「カモメたち」

 

 おはようございます。

 すこし寒いです。11月になって2日目。秋が深まったということでしょうか。北海道の札幌の今朝は2度。旭川では雪が舞っているそうです。 

札幌市の11月の天気 2016 - 日本の北海道のAccuWeather天気予報 (JA)

 

2016年11月2日の北海道の最高気温高いほうから|札幌管区気象台ホームページ

 

          *                 * 

 

スカイ・クロラ』シリーズを読んでいます。いま読んでいる「フラッタ・リンツ・ライフ」と「クレィドゥ・ザ・スカイ」を読めばシリーズとしては終わりです。外伝というのでしょうか、「スカイ・イクリプス」も読みます。

 

 キンドレの純粋な世界と、大人は「現実的で、醜い」と主人公が思っている描写の対比がすごくいいんです。なんかピタッとくる。共感できる。ここの子どもたちが好きになってしまう。酔わせる文体というか……

 また、感想を書きます。

 

 

          *                   *

 

 ぼくの尊敬する武田邦彦さんが、「集団が優先されるんですよ」と言っていたのを覚えています。

 人の寿命の話のときでした。

一夫多妻の動物の世界ではハグレオスになると死ぬ。

哺乳動物の閉経後のメスも死ぬ。

イワシは大型生物に襲われると団子状になる習性があるが、自殺のような形で個体が犠牲になる。そうして集団は生き延びる。 

 

  動物の世界ではそうらしいのです。

 集団のために個体が犠牲になる、みたいな場面は、おうおうに見られる。動物って個人主義じゃないんです。

 

 そこで武田さんが言ったのは、「人間も自分の為だけに生きることはできない。他人(集団)に貢献する人が長生きする」ということでした。

 

  • 統計を取ると、独身の男が短命なのがわかるそうです。男は仕事を引退すると、社会的な役割を失うから寿命も短くなる。
  • 人間のメスの閉経後のおばあさんが長生きなのは、女の人は孫の世話をしたり、他人の世話をするかららしいのです。

 人間社会は人工的ですが、集団で生きる以上、動物が持っている本質〈集団の役に立つ〉ということから逃れられないのかもしれない。

 

 

          *                   *

 

 自然界の動物には、医療もないし、栄養学もないけれど〈健康である〉と言っておられました。死ぬときがしたら死ぬ。死を恐れない。そんな意識もない。

 

 家畜というのは家禽病というのにかかるらしい。代表的なのは鳥インフルエンザ

 自然界の動物は肥満がないけれど、家畜は肥満する。

 

 人間は病気になって死ぬ……

 その原因は、〈知識、ストレス、利己主義〉。あまりに人間らしいことが、寿命を短くする原因らしいのです。

 個人主義や利己主義になって、集団への貢献を忘れると、それだけでは生きていけない。

 

 

 その言葉が心に残ったので、書いておこうと思いました。

 たしかに、他人のためとか、世の中のために活動している人のほうが生き生きしていて、それが生きがいになっているみたいだ。

 

 

 ぼくのような引きこもりで、一人の人間はどうなのか……

 

 うーん、困ったことです。難しい。

 でも、引きこもりとか、ネガティブなことであっても、集団にとっての意味があると思う。

 極端なことをいえば、芸術家なんか、一般人にはわけのわからない作品を作っていても、たとえそれが売れなくても、意味があると思ってやっているじゃないか。

 

 社会の役に立ったほうがいいけれど、一見、役に立っていないことでも、大きい目で見たら、世の中の一部に含まれていることはあるだろう。

 

          *                   *

 

 武田邦彦さんの視点は、常識をくつがえし、「そういう発想があるんだな」と気づかせてくれる。だから、好きです。

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「カモメたち」

 

波打ち際に

カモメたちが

集まって

ふたつの

群れになって

静かに

こっちの方を

見ている

防波堤に座っている

ぼくの後に

何かがあるのか

振り向いても

夕闇に

沈もうとしている町並みに

秘密があるとは思えない

それでもみんな

こちらを向いて

動かない

いや

羽を動かしたり

その場で

体を揺すったりはしている

それでも

こっちを見ている

闇に紛れ

白い羽根は

もうすぐ

見えなくなるだろう

そうなったら

カモメは

夜に溶けて

消えるのだろうか

 

   

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。