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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

集団で抗議する人は怖がりです / 「落葉」

 おはようございます。

 台風18号は現在、九州の五島市の西200キロにいて、今日の午後は日本海を東に進んでいくようです 。関西は夕方から暴風圏に入ります。東北を横切って熱帯低気圧になるようですから、進路の付近の人たちは、どうぞ準備を整えて御無事でいてください。日本は台風と地震の国です。

 

 

 科学に、慣性の法則というのがあります。

 別の力が加わらなければ、現状の状態が続くということ。

 

 なぜ、そんなことを思ったかといえば、夜、寝ていて、沖縄の反基地闘争の人たちのことを考えていたんです。

 ぼくは27歳の時に中核派のシンパになり、それから5年間、集会とかデモとかに参加していたんですが(1977~82年のことです。もう大昔、34年以上も前のことです)、途中でセクト主義のおかしさに気づいて、止めました。

 マルクス主義も勉強し、現実の世界情勢のことも考え、この道しかないと思っていたのですが、党の幹部が考えることと自分がやっていることは、違うな、と思ったのです。ぶっちゃけていえば、組織は差別的だし階級に分かれているカースト制みたいなもので……下部の者は幹部の立てる方針の通り動かなければならない。「利用されているな」と思ったのです。

 組織の考えを注入されて、組織に疑問を持つことも許されない。使われる兵隊として動くだけだったのです。

 

 民主主義を標榜する革命組織が、いちばん非民主的です。そこでは自由がないばかりか、観念的な思想を絶対のものと崇めています。

 

 それで共産党とか、市民団体を隠れ蓑にしている組織で活動している人たちは、自分で考えることがないんだろうと思ったのです。いまでも、崇める思想を絶対に正しいと思っている。

 これは狂信といえます。

 

 それで慣性の法則のことを考えました。

 人はずっと同じことをしているのが楽、だと思う。変化するのが怖い。

 物事に疑いを持つよりも、仲間内で同じことをしていると安心する。

 組織に入れば、抜けるのは大変です。心理的な負担が大きい。それならば、上の指示の通り動いていれば、自分の責任を免れる。

 どんな組織でも同じです。革命組織でも会社でも……ずっとそこに居座っているほうが、いろんなことが有利になる。新人も使えるし、先輩になれる。

 組織というのは、暴力団と同じで、抜けるのに苦労するのです。

 

 それに、今まで自分がしていたことを否定しなければならない。自分の行動が間違っていたことを知るのは怖いことです。何年もかけて積み上げてきた成果が0になるからです。自分が拠り所にしていた支えもなくなる。

 

 孤独になるのが怖い。仲間と同じようでなくなるのが怖い。信じていたものから離れるのが怖い。

 間違っていると、薄々思っていても……今までのように押し通したい。そういうことではないかと思います。

 

 個人で責任を取るのが怖い人が、同じような仲間と群れて騒ぐことで安心感を得ているんだと思うのです。

 大事なのは、狂信することでなく、〈現実はどうなのか〉ということを考え続けることだと思うのです。

 

  

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「落葉」

 

茶褐色で

裏は白い

これはクヌギの枯れ葉

細長く

ギザギザで

見をくねらせて

赤や黄色の落葉に

混じる

赤いのは桜だろう

コナラの葉はクヌギより

ずっと細くて

形が似ているけれど

見つからない

ぼくの知らない木の

落葉もある

ぼくは何も知らないのだ

冬が来て

もうすぐ雪が降る

去年は

山の小屋で

朝起きると

シュラフに雪が積もって

凍っていた

そんな思い出がある

もうすぐ

冬が来る

そう何度も

繰り返してしまう

遠く離れた

街まで下りて

仕事を見つければ

震えずに冬を越せるが

自分は望んでここにいるから

動かないだろう

20キロの玄米と

大豆

味噌を

少しずつ

仲間と分け合って

この山で冬を越える

落葉を手に

遠くの山を見ると

頂きはもう

白く輝いている 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。