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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

単純に、シンプルに生きたい / 「岩の上で」

 おはようございます。

 蒸し暑い朝です。天気予報では午前中、雨になっていますが……台風は熱帯低気圧になって夜も小雨が降っていたようです。ラジオ体操に行く時に西の空に虹が懸かっているのを見ました。

 

 

 人は知らない間に頑張り過ぎている、と思うんです。誠実な人は頑張り過ぎて疲れてしまう。無意識のうちにいろんな責任を背負ってしまう。 

 心は繊細です。

 

  10年ほど前にパニック障害になりかけたことを思い出しました。

 夜中に宮沢賢治についての評論を読んでいたら、「小岩井農場」という詩の幻想が出てくるシーンで、ぞっとして、周りを見渡したら、一人であることに気づいてその孤独感に打ちのめされました。孤独であることは怖ろしいことです。友だちが、誰もいない。ひとりぼっち。その不安感は二週間ほど続きました。

 

 気が狂うのではないかという大きな不安が襲ってきていました。この深夜、自分がいても立ってもいられず、大通りに出て叫びだすのではないかという不安です。自分をコントロール出来ないのではないかという不安……

 それは一晩だけで終わりましたが……孤独感というのは体を引きちぎるというか、自分が自分でなくなる恐怖です。

 自分が自分である、という安心感は大事です。

 

 夏の暑い時期だったけれど布団をかぶってじっとしていました。寝れないけれど、目を閉じて「だいじょぶだ、だいじょぶだ、ブッダが助けてくださる」と何度も繰り返しました。ブッダ(スッタニパータの言葉)を信じていたので……すがるものが、他になかった。

 

  そんな体験をしたので精神障害者の人の不安もわかった気がします。自分がなくなる不安感とか自分をコントロールできないというのは怖いことです。

 ぼくの場合は、それへの対処のしかたも知らなかったので、鎮静剤とか薬を飲もうという発想にも至りませんでした。ただ、静かにして寝ていたのです。

 

 後になって、図書館にもそういう本が多いということに気づいたのです。人間って自分が体験して初めて気づく。

 

 

 このサイトは、「鬱の治し方」ですが……

 

 自分を確かに持ち、 〈治す〉ために、医者にかかる。薬を処方してもらい、〈治す〉方向に努力する。そういう気持を持つことができることがすばらしいです。

 

 鬱とかパニック障害は、ちょっとした時に、誰でもかかる病気なので、普段からの心の準備が必要だと思うのです。

 

非定型うつ病 パニック障害・社交不安障害 よくわかる最新医学

非定型うつ病 パニック障害・社交不安障害 よくわかる最新医学

 

  みたいな本も図書館にあります。

 

 社会が複雑な人間関係を作り出すほど、その関係から疎外される人が増えます。利害とか肩書が優先されるからでしょう。人と人のシンプルな関係があまり見受けられなくなってきました。精神的に疲れたり、こじれた人間関係が多くなっていると思うのです。

 

 どんな時代になったって……人がわだかまりなく、朝の挨拶を交わせたらいいなと思っています。そんな単純なことが他人とのほっとする関係を作るだろうと思うのです。自分の心をいたわってあげましょう。疲れたと気づいたら、休んだほうがいいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

  ……             ……              ……

 

 

   「岩の上で」

 

ススキやぺんぺん草の

雑草のなかに

段状の巨大な岩がある

おそらく

何百年も

ここで

大きなまま

いた

何もいわずに

生きてきたのだ

あたりの

シイや欅の木立は

それを称えるように

岩を囲む

そのてっぺんに

上る

平で

部屋のようだ

ぼくを仲間として

迎えてくれたようだ

鳥が囀っていて

風もない

静かに目を閉じる

座禅の形で

瞑想する

岩の魂よ

ぼくを

違う時間と

世界に

連れて行ってくれ

 

  

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。