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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

木の名前を知りたい  / 「干潟」

 おはようございます。

 涼しい朝ですが風がない。天気予報では、今日は曇りで28度ぐらいの気温だそうです。たまにはそういう日があっていい。暑い日があって、涼しい日があって……みんな、同じになるでしょう。季節も巡りますから。

 

 

 

 

葉っぱで気になる木がわかる

葉っぱで気になる木がわかる

 

 という本を図書館から借りてきました。

 ぼくはあまりにも木の名前を知りません。たぶん、自然の中で成長しなかったというか……(大阪府下の松原市というところで育ったのですが)……周りの環境は田舎で、原っぱとかあっても、木や花の名前を教えてくれる大人がいなかったのです。 

 

 子どもの頃に友達でもいればよかったんだろうけれど、いつもひとりでした。自分の気持に閉じこもってぼんやりしていたから、引きこもりだったのでしょう。

 

 

 40歳の頃にオートバイで旅に出て野宿するようになって、山とかに入ると、いろんな木や草があるなと思って、名前が気になっていました。

 それでも覚えようとかいう気持ちがなかった。

 

 いま、もう年寄りになって、すごく知りたいなという気持ちになりました。名前に興味をもつことは、その木に近づくことだと思うのです。知って、友だちのようになりたい。いろんなことを知りたい。

 たぶん自分の周りのことに興味をもつことは、周りを大事にすることにつながる。

 木の名前を知ると、山のこともわかる気がするのです。

 

 今まで大阪にいて、ほんとうに自然のことを知らないので、ずっと観念的な考えを弄ぶような本ばかり読んでいて〈ほんとうのこと〉がわかってないな、と思えるのです。

 

 ぼくは、海外旅行とか紀行の本が好きです。自分が体験したような気になれるから。

 でも、それだって〈知識〉に属するから……

 

 ほんとうにどうしようもなく、家出のような形で旅していたのは18歳からの3年間でした。そのときにいろんな山のなかで寝た記憶や、路上であったことが、いまはもう懐かしい……というか、自分の原点だと思っているのです。

 

アウトドアライフは終わらない

アウトドアライフは終わらない

 

  という本も借りてきたので、読んでみようと思います。

 

 

 

 

 

 

  ……              ……              ……

 

 

   「干潟」

 

防波堤を下りると

川は

浅い水の流れで

海とつながっていた

周りは

狭い干潟になっていて

泥土が

朝の光りに照らされ

輝いている

そのなかで

動くものがいる

小さなハゼが

匍っている

波の跡がついた

泥の川を

全力で体を揺らし

何匹も

泥の山にとりついて

前に進んで

どこに行くのか

カニもいる

泥にまみれ

しきりに餌を食べる

しぐさをしている

ここは

小さな生物たちが

泥の世界で

命を支えるところなのだ

そうなのだ

どういう生き方でもいい

ぼくはひとりで

彷徨っているが

すこしの自由があれば

生き延びる苦しみに耐えられる

それを探すために

旅に出たが

まだ見つからない

終の棲家を探して

このまま得られないとしても

それでいい

こんなふうに

命をつなぐやり方を

小さなものに

教えてもらったのだから

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。

 また18日に。