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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

力の強いものに支配される世界 / 「神の山へ」

 おはようございます。

 熱帯夜で寝苦しい夜でした。

 いま5時ですが、曇っています。雨が降るのは午後からのようです。ラジオ体操には折りたたみ傘を持って行きます。

 

 

 ぼくはひとりなので、一つのテーマをぐだぐだと、ぼんやり、考え続けることが多いのです。周りに人がいないので、独り言も言ったりするし ^^; これは多くの一人暮らしの老人たちと同じだと思うんですが……

 

 それで、つい理屈っぽくなったりするのです。

 ぼくの人生の変わらぬテーマは、「なぜ力の強いものが支配する世界なのか」ということでした。〈強い奴が好き放題にしている社会〉と感じてきた、といってもいい。

 

 子どもの頃から「なぜ、強い者が支配するのか」「なぜ、従わなくてはならないのか」と思ってきたのです。

 それで、社会に出ても、会社のやり方とか、世間になじめず、転職をくり返したり、ひとりで旅することが好きになったのでした。孤独癖は昔からありました。

 

 ぼく個人の事情をいえば、子供の頃に虐待されたという記憶があり、それに囚われて、トラウマになっています。それで人とのつきあい方が、うまくないのです。それが、「ひとりのほうがいい」と思うようになった原因のようです。

 

         *            *

 

 長いあいだ、考えた結果、〈人間というのは集団で生活する動物だから、強いリーダーに従うようになっている〉ということがわかりました。そのほうが個にとっても社会にとっても安全なのです。

 人間は動物だから、他の生き物を殺して食べなくてはならないし、そうしないと生きていけません。それも強さを信奉することにつながることです。

 人間は動物だから、他を犠牲にしても生きたい本能があるんだな、とわかったのです。

 これは、〈他人を犠牲にしても、自分が得をすればいい〉という考えに結びつきます。

 

 わかれば単純なことで、人は動物であることから逃れられないので、他を犠牲にしたり、争ったりする、ということでした。

 それで人間の社会は争いに満ち、常に戦争で殺しあい、力を誇示し、他人を虐待し、他人に犠牲を強いる社会になっているのです。

 

 

         *            *

 

 そういう争いが嫌になった人が、宗教を信ずるようになります。

 

 ところが、宗教の組織も社会の〈強さを信奉する〉ことから逃れられません。宗教もつきつめていくと、原理主義になり、他に対して、テロをしても自分たちの純粋性を守ろう、ということになってしまいます。 

原理主義 - Wikipedia

 

 ぼくは、人間にとって〈自己を越えた大いなる存在=神や仏に祈る〉宗教は必要だと思いますが……ひとりでいい、とも思います。

 自分のために信仰するのですから、ひとりで信じていたほうがいい。他人を巻き込んだり、組織を守るのは信仰から離れていくことです。

 

 

 もしくは、人間にこだわらない学問の世界で…… 

  こんな、宇宙のことを考えるほうが、むしろ、宗教的になると思います。

 宇宙はすごいのです。神秘的です。

 人間の存在は微小なものだと思わせてくれます。人は謙虚であったほうがいいと思うのです。

 

 

 

 

 

 

  ……              ……              ……

 

  「神の山へ」

 

目を上げると

斜め上

視界のほとんどを占めるように

雪で光る山頂が

迫っていた

ナイフのような岩肌は

圧倒的な

力で

人を寄せつけない

ぼくは

ここにいて

一歩一歩

坂を登っているが

この峠を越えて

その山の麓に

たどり着くまで

何日もかかるだろう

誰かが作ってくれた

石の階段に

足をかけ

体を引き上げる

さ迷う

心をたぐり寄せる

足が棒のように

固くて

重い 痛い

すべてを投げ出したくなる

自分には何の価値もないのだ

日にあぶられ

汗にまみれ

カエデのような葉の

低い木が

まばらに生えている道を

杖をつきながら

登る

もういいよと

誰かに

いってほしい

許されたい

そのために

行く

その神の山を仰ぎ見て

祈るために

 

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     ………………… 

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。