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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

また、ベーシック・インカムの話でごめんなさい / 「カラスよ」

 おはようございます。

 昨夜から激しい雨が降っていて、今朝も雨です。雨だとラジオ体操に行けないので……って個人的なことを思っていますが、九州では、土砂崩れで6人の人が亡くなっています。

 大雨や土砂崩れなどは、日本の季節につきものなのですから、被害が出ないように備えられないものかと思いますが……難しいのか。亡くなられた家族の方は辛いでしょう。お祈り申し上げます。

 

 

 

 昨日は「賃金を上げないからデフレを招く」という趣旨のメールマガジンの記事を読み、感想を書きました。それでまた、考えていました。社会のシステムを革命的に改良するのは、BIしかないと思っています。 

 ずっとベーシック・インカムを熱望していますが、それはユートピアを夢見るからではなく、社会がやらなければならない責任があると思っているからです。

 

 ベーシック・インカムというのは、「この社会に生まれて来たら死ぬまで、生きる権利を社会が保障しますよ」という〈生存保障〉です。生まれて来たら社会が諸手を挙げて歓迎してくれ、死ぬまで最低の文化的生活は保障してくれる。社会が守ってくれるんです。

 現在の社会のように、「勝手に生まれて来たんだから、働いて金を稼げよ。そうしないと生きていけないぞ。働けなくて死んでも、自己責任やろ」とは言わない社会です。

 

 資本主義というのは貨幣が物神化した〈金がすべて〉の社会です。人の命よりも、金が大事にされます。資本主義の矛盾はそこから起こってきます。

 人よりも金が大事ですから、賃金は安く抑えておくほどいい。できたら只で働いて欲しい。奴隷労働をさせることができたらすごくいい。そういう社会です。ブラック企業や、ワタミなどの過重労働の問題もそこから起こります。労働力の使い捨て。働く者はどうなってもいい。経営者にとって、新しい労働力が確保できるなら、人間を使い捨てようと考えるのは当然です。そのほうが賃金を安く抑えられ、利益が上がるからです。

 資本主義の〈儲け〉はマルクスが分析したように商品の剰余価値〈労働力〉を経営者が搾取することで生まれます。表面的には、商品を売って儲けが出ているように見えますが……賃金を抑えて安くして、商品を作るほど、儲けが大きくなる。

 

 一方で、資本主義は「商品を売って、利益を得る」というルールがあります。詐欺で金を手に入れる方法もあるのですが、犯罪になるので刑務所に行かなければなりません。多くは、騙しすれすれの広告をして、商品を買ってもらうことで利益を得ています。それで、誇大広告や、偽装や、偽物を売ることで、よく問題になっているのです。

 

 昨日も書いたように、賃金を渡さず奴隷労働をしてくれるのが、経営者(資本家)にはいちばんいいのですが、ある程度、生活できるだけの給料を渡さなければ、商品は売れません。そうしないと在庫ばかりが増え、資本主義の法則が完成しないことになります。

 そのジレンマで、資本主義は悩むことになります。

 経済の桎梏もここにあります。

 ベーシック・インカムは、その矛盾を解決するためにいつか導入しなければならないものとしてあるだろうと思います。

 

  ベーシック・インカムは、よく指摘されるような〈働かない奴にもただで金を配って怠け者を増やす〉政策ではありません。それは導入させないための偏見です。

 

 資本主義は儲けるために労働を効率化し、オートメーション化を進めて利益率を高めてきました。できるだけ人件費を抑えるために、正社員を少なくし、非正規や派遣を多くして労働力の合理化を図ってきました。儲けるためにはそうならざるを得なかったのです。

 その結果が、生活できる給料を手に入れられない人々の誕生です。物を買うお金がないので、当然、売れないことになります。

 資本主義の効率化を進め、利益を増やそうとすればするほと、物を買えない人々が増えるのです。資本主義にとって、ある程度の失業者は雇用の調整弁として役に立つものですが、失業者が増えすぎると物が売れないという矛盾を招くのです。

 そこで出てくるのがBIです。ベーシック・インカムはむしろ資本主義にとって歓迎されるものなのです。 

 ベーシック・インカムは、働いても働かなくても生存保障のためにお金を配る、というシステムです。そうすれば最低限の生活は保証され、商品を買うことができるようになります。BIはある意味、資本主義の崩壊を救うので、導入しなければならなくなる。

 

 いずれBIの理想主義的な部分が換骨奪胎されて、導入されるんだろうと思いますが……それでも〈社会が生存保障をする〉ようになることは一歩進んですばらしいことです。いまの社会保障制度は、公務員によって恣意的に適用されるために、ほんとうの弱者は救われていません。それに社会福祉を食い物にする連中もいます。そういうことが公共とか社会保障の建前で行われています。

 証拠を示せというなら……「社会福祉 事件」とかで検索すると、多くの犯罪的な事実が出てきます。「社会保障の問題」で検索すれば、問題点が指摘されています。

 現在の社会保障制度でちゃんと社会的弱者が守られているのか……と疑問に思います。むしろ立場の強い人たちが社会保障を食い荒らしていないか……

 年をとって自死とかに追い込まれる人がいなくなるようにしてほしい。若い人も救ってほしい。

 それを考えると、一律に金を配って最低の部分は誰にも保障しよう、というBIは革命的なことだと思うのです。

 

 もちろん、BIでは、毎月お金が入ってくるのですから、生活苦はなくなる。生きるために苦しい労働に就かなくてもよくなる。自分が好きな仕事について、たとえ給料が安くてもいいんです。社会貢献できれば人間的に満足できるでしょう。最低、生活は保証されているのですから。

 BIが導入されると、

  • 奴隷労働はなくなる。
  • 貧困を原因とする犯罪――売春とか、泥棒とかはなくなる。金を手に入れられなくても生活に困ることはないので……人が自由に生きられる幅は広がる。
  • 嫌な苦役に従事しなくていい。好きな労働ができる。社会的に意義があるという仕事ができる。ようするにほんとうに自分に合う仕事ができるようになる。
  • 自分で起業する人が増える。失敗しても、生活には困らないので冒険できる。 
  • 他人のために生きようという人が増えるでしょう。
  • 金を溜めたり、見栄を張ったりすることが、馬鹿みたいになる。差別したり競争する社会ではなくなるでしょう。最低線のレベルではみな同じですから、それ以上物を持ったり、自慢しても相手にされない、羨ましがられることもない。素の人間性の人が増えるでしょう。
  • 社会保障のシステムがシンプルになるので、人間を管理する公務員の数は激減するでしょう。もともとなにも生産に貢献せずに、人を管理するだけで給料をもらっていたのです。公務員がいなくてもなにも問題ないのです。
  • 政治家もボランティアでやるものになる。もともと職業にしているのがおかしいのです。現在では、政治家になると汚職まみれになると一人前のようです。政治はボランティアでやるものとなっても、なにも変なことではありません。

 

  BIのは今までの社会の汚いところを劇的に改良するという、よいところがありますが……

ベーシックインカム - Wikipedia

 に書かれているように問題点も指摘されています。

 

 でも、ぼくは、単なる空想的なユートピア志向というのではなくて、BIの社会機能的なものが求められているので、将来はそうなっていくだろうと思います。

 

 未来の労働は、ロボットが導入されて、人の代わりに働くことになる。

 みんな失業者になります。

 そうなれば、このままの資本主義ではやっていけません。

 なによりも、格差を拡げてゆくのが資本主義ですから、どこかで、方向転換しないと、このままではいつか社会や経済が破綻することになる。1%が世界の富の半分以上を持っているような格差社会は、金がバケモノである〈異常〉で〈人間性に反する〉世界です。

 

  1.  ベーシック・インカム
  2. 一日4時間労働
  3. 有効期限付きの貨幣

 この3つで資本主義の問題は克服できるでしょう。社会が少しでも生きやすくなるように、ユートピアに近づくように願っています。

 

 

 

 

    ……              ……              ……

 

 

   「カラスよ」

 

カラスよ

台風の日に

隣のアパートの屋根に舞い下りてきた

倒れたアンテナのそばを

濡れた瓦の上を

ゆうゆうと歩いた

雨雲は黒く空を覆って

突風が体を揺さぶるそんな日に

なにを教えてくれたのか

その鋭い目つきで

 

ある日は 

視線の端を急に裂き

極楽門の屋根のシャチホコの上で

羽ばたいた

それはなにかの合図のように見えた

仲間に何を知らせるのか

そこがお前の位置だ

そこから何が見える

 

空という

人のいない宇宙を

ぐるぐる旋回している

自由に

灯台を巡るように

風に乗って

 

いつかは

ゴミ袋をついばんでいるのを見た

それを思いだす

声を掛けたかったが

なんといっていいかわからなかった

 

ぼくが孤独なとき

必ず会いに来てくれる

カラスよ

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。