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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

給料が低いと商品は買えません / 「白い花の木」

 おはようございます。

 先週の終わりからラジオ体操に出かけています。膝はまだ、多少は痛いですが、歩くのに支障はなくなったので、このまま治ればいいなと思っています。

 

 

まぐまぐニュース!」は経済や国際関係の見方を教えてくれるのでよく読んでいるのですが、この記事が面白かったです。

 経済の基本をわかりやすく伝えている。

 資本主義は「商品を売って、儲けを得る」システムです。商品を作って、買ってもらわなければ、利益を上げることできません。買ってもらわなければ経済が活性化しないのは当然です。

 デフレの原因は、消費者が物を買うだけの賃金をもらってないからだ、ということがよくわかります。

 経済学者はいろいろ理屈を言いますが、給料が安ければ節約しなくては生きていけないので物を買い控えるのは当たり前。労働者の目線になればわかります。お金がないのに無駄使いして、死んでしまえば、自己責任といわれます。生きるためには、節約して、安い不満足な給料でも、生き延びてゆく方法を探します。誰しも、生きたいですから。^^;

 企業のために気を使って商品を買って、無駄遣いで、生き延びるお金がなくなり、死ぬことになるのはまっぴらです。

 まして消費税を上げるというのですから……

 

 デフレになる原因を作っているのは、労働者の賃金を抑えている企業の経営者側です。「安い賃金でも、馬鹿だから、商品を買うだろう」と、労働者をナメているのでしょう。

 資本主義というのは、金を溜め込んでいたり、動かしたりする権力を持っている人が偉いのだという階級社会です。金でなんでもできると思っている。

 そうじゃないです。金を持っていても、権力を持っていても、労働者に生きるだけの賃金を与えなければ、強制的に買わせることなんかできない、ということを知るべきです。消費できる給料を払わないと、消費者であることなんかできない。経営者は、自ら消費者をなくしているのです。

 

 労働者に賃金を与えなければ、商品は売れません。

「商品を売って、利益を得る」――資本主義の、非常にシンプルな基本的原理です。買うお金がないのに、どうして売れるのでしょうか?

 経営者側や、経済学者や、政治家は、わかっているのに、そのことを無視している。自分の得になることしか考えない経営者ばかりだな、と思います。それではデフレになり、経済が行き詰まるのは当たり前でしょう。

 

 この記事は、資本主義の原理を思い出させてくれました。また、非常にシンプルなことが社会を動かしているのだ、ということもわかります。

 

 商品を買えないことは……辛いですが、社会が機能していないことを表しています。それでは資本主義がうまくいくはずがない。

 アベノミクスのような上からの経済改革では、いくらキャンペーンをしても成果は得られないでしょう。安倍さんは「効果は上がっている」といっていますが……

 間違っているでしょうか?

 庶民のなかでは「アベノミクスが成功して賃金が上がってよかった」みたいなことがいわれてないのです。だから労働者のためになっていないといってもいいのです。

  ぼくは底辺で生きてきた経済の恩恵を受けない下層ですから、そう思うのかもしれませんが……

 

 もしアベノミクスで給料が上がったという方がおられたら、商品を買って、消費して、経済活性化に協力すべきです。金を持っている人はバンバン使うべきです。麻生財務大臣がいう通り、金持ちはお金を使う〈義務〉があるはずです。

 

 もともと世の中に一定量しか流通しないようにしている貨幣を、一部の人間が独占したい、する、という行為がいけないのです。金持ちになると、この社会で自由にやり放題できると錯覚してお金を溜め込む……愚かなことです。

 金持ちと貧乏人に分かれる格差社会の行き着く先は――

 商品も生産されず、売れず、買う金もない、経済の崩壊した社会です。そこで生きていくためには泥棒や、暴力に頼るしかありません。SF映画でよく表現されるような世界になるでしょう。格差社会の未来はディストピアだと思っています。

 経済的に救われないと、絶望して、アメリカのように、若いうちに「銃乱射して社会に対する恨みを晴らし、自殺するんだ」みたいな社会になるでしょう。多くの人は貧しさには我慢できるのですが、人間ですから、ずっと踏みつけられて抑圧され続けることには耐えられないのです。

 金を得た人は、金を使う義務があると思います。自分一人だけがこの社会でいい思いをしたい、という気持ちが間違いです。金持ちになることは、たんに強欲なだけで、褒められることではないと思います。

 

 人々が、労働して生きていくしかない社会なら、生活できるだけの給料や賃金を保証するのは社会の、政府の義務ではないでしょうか。貧乏人をたくさん作るほど、社会は崩壊に向かうでしょう。

 経済の破綻は必ず戦争に向います。

 人間には〈戦争を起こして、その結果、最初から、ゼロから始める〉ことで問題を解決してきた、という歴史があります。経済の破綻は戦争のきっかけになるかもしれません。それだとあまりに愚かだと思うのです。

 

 

 

  

 

   ……               ……               ……

 

 

   「白い花の木」 

 

かすかに

遠くに赤い鉄塔が見えた

鉄橋を電車が渡ってゆく

ここでいい

土手の道から

河原に向かった

 

くるみの木の枝をくぐって

セイタカアワダチソウ

名前の知らない雑草が生い茂る原を

かき分けて歩いた

柔らかい土で滑らないようにして

葉に

肌をなぶられながら

 

小石が転々と埋まった

中洲にたどり着く

土の臭いがするが

片側には乾いた砂も広がっている

今夜はここで寝る

 

夕焼けを見ながら

赤く青く染まる雲の下で 

酒を飲み始める

向こうの橋は

ぼんやりと暗がりに溶けていく

ここがいい

誰にも追い出されないから

 

夕闇がせまってきた

それで気づいた

イネのような草が生い茂るなかに

蝶のように

白い小さな花が集まって

咲いている

そこだけ白い光が注がれたようだ

 

見ているうちに

ふいに

涙がこみ上げてきた

 

あなたはどこから来たのですか

ここで何をしているのですか 

白い花を咲かせる木よ 

 

そう訊きたかったのだ

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。