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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

梅雨の時間 / 「ガンガーの儀式」

 おはようございます。

 昨日は晴れたのですが、今朝は雨です。激しく降っています。梅雨なんだな、と実感します。大阪府奈良県では竜巻注意報が出たようです。

 

 梅雨明けはいつなのか? ということで検索してみました。

 これを見ると、近畿地方はあと1ヶ月も梅雨なんですね。九州も同じように梅雨の季節です。沖縄地方が例年より早く梅雨が明けたようです。

 まだまだ、雨が降ります。

 それが土に沁み込んで豊かな水になる。

 雨が降るのもいいと思っています。気分的にはうっとうしいですが、それを楽しめば〈落ち着く〉ともいえます。

 

 そんな朝はクラシックがいいです。

 朝のラジオでテンションが高いのは苦手です。うるさく感じる。だからNHK FMにしています。クラシックも……ずっと流していて欲しい、お喋りはいいから。

 youtube のクラシックを流すのもいいのですが、なんか〈同時にそこにいて〉放送しているという感覚がほしいのです。ライブ感というか、同じ時間を共有している感、が。

 自分がいて、他の人もその場所にいる、という感覚は大事ですよね。共有している感じ。つながっていると思える。

 

 ぼくは働いていないのですが、時々、アパートの窓とか物干し場から道を見ると、歩いている人、自転車に乗っている人、車の人、犬を散歩させている人、買い物に行く人、など見ます。みんな活動しているんだな、働いているんだな、活動しているんだなと思います。自分が働いていないのが申し訳ないくらいです。働いている人たちに感謝を。

 でも、ひとそれぞれ。

 みんながそれぞれの事情を抱えて、それぞれの場で生きている。

 考えることも、希望も、目指していることもそれぞれ違う。それが、いいんだと思います。 

 雨の日は洗濯もできないから、物干し場に上ることもない。

 でも、部屋で「なにをしようか」考えているのも好きです。

 

 

 

   ……             ……            ……

 

 

   「ガンガーの儀式」

 

聖なる河を見に行く

霧が街を覆っていて

猿の鳴き声が耳に刺さる

夜明け前なのだ

煉瓦の壁の

赤い色

迷路を歩いて

たどり着く

対岸に

太陽が上って

あたりがうっすらと明るくなり

霧のなかに浮かび上がる

河面を

光が揺らす

白から青へ

波が動く

生きものの呼吸のように

光が黄色に反転する

これが聖なる河なのだ

死も生もここにあって

時間もない

ただひとつの目になって見ようとする

岸辺にはゴミが溜まっている

花びら

祭りの後の線香の匂い

木くずや紙

菓子の袋

水に油膜が模様を作っている

人の暮らしの滓のようなもの

繰り返される儀式

向こうのガートでは

沐浴する人々がいる

青いサリーを着た女の人

黒い顔の口髭の男

子ども

おばあさん

そんな知らない人たちと

つながっていると思う

水に潜っている人

歯磨きをしている人

ぼくがここにたどり着いたように

多くの人もここにたどり着いた

ここで時間はとまる

罪が消されますように

遠くの火葬場に

男が小さく見えて

薪を運んでいる

遺体は焼かれて

魂は天に上る

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。