読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

男と女を考える――男の価値について / 「石の浜で」

 おはようございます。今日は雨が降りそうです。図書館に行ってきます。

 

 男と女の関係を考えたいと思います。

 社会にとっては基本的な関係で、家族を構成するための前段階の最小の単位だとされている……

 でも、社会的なことに左右されますよね。

 

 現代の男の一部では、所得が高くない劣等感を持つ者も多いし〈男の価値〉は揺らいでいるようです。

 現代社会は、男が構成している〈男中心の社会〉なんですが、女性の目から見たら〈金も稼げない、頼りない男〉が増えたようなのです。これはその男たちが望んでこうなったのではなく、社会の経済が下層まで行き届かず衰退している反映なのですが……

 

 しようがない。

 経済のことはお手上げです。誰のせいでもないので。

 

 いつの時代も貧乏な男はいました。それは社会がそうだったので、女性もそれをわかっていたのです。社会全体がまだ貧乏な時代。

 ある意味、格差がない時代だったのかもしれません。

 いまはみんな豊かだけれど、気持ち的には格差を感じることが多くなっているような気がします。これだけ経済的には豊かな暮らしをしているのに。なんか〈草食系男子〉が増えている、と報道されています。

 

 こんな社会では、男の価値は、ますます下がり続けるだろうと思うのです。

 一部の経済的に成功している男が女性にもてている……と、女性週刊誌などが話題にするので……表層的なことだと思うのですが……お金がある方が豊かに見えるのはしかたないことかもしれません。

 不足のない、便利で、充足して、満足できる生活を望むのが現代人だと宣伝されているし、多くの人がそれを信じているようです。

 

        *            *             *

 

 生物学的に考えれば、男の価値はセックスをする能力だけだと思うのです。純粋に、学問的に考えれば、卵子が受精して新しい命を生み出すことが、種を存続させることなのですから。

 

 ところが、現代社会をみれば、金を持っていて経済的に有利な立場にあるとか、肉体的にマッチョであるとか、権力を持っている、名誉が与えられているという、社会的に承認されていることが、〈強い〉という概念になっています。

 

 ぼくは社会的な強さが、男のセクシャリティを決めていることに、すごく不満なんですが……でも、人は社会的動物なので、社会的な優位が性の強さを決めるのはしかたないのでしょう。

 

        *            *             *

 

 

 強さということを考えると、性の問題から離れてしまうような気もするのですが……

 

 なにを考えているかというと、純粋な〈性欲〉というのがあるのか、ということです。性と社会的立場がこれだけ強く結びついていたら、性欲というだけの動機で男と女の関係を築くのは難しいかなと思うのです。

 

 でも、社会的な規範として〈男は強く〉みたいなことがあります。

 ぼくみたいな社会の底辺で生きてきた者からみたら、とても〈強く〉なれないのです。強さは社会的なものに裏付けされているのですから。

 いうように、性欲だけでは強いことにならないし、男の性欲って女性が思うほど、積極性を持っていないと思うのです。男の〈性欲が強い〉というのは間違った先入観だと思う。

  社会的に強い立場にある者は性欲にも正直になれる、というのが現実なのではないでしょうか。

 

 いっていることがうまく説明できなかったのですが、性欲=動物的強さでない、ということがいいたかったのです。〈性欲の強さ〉と〈性〉とは別物のような気がします。

 

 

 

 

 

       ……            ……            ……

 

 

  「石の浜で」

 

足を踏み入れると

石たちがいっせいに

こちらを見た

ゴロゴロ石の浜だ

ここまで来たのだ

泣きたくて

声を出したくて

苦痛の袋をひきずりながら旅をしてきた

振り返ると

松の林

お前を生み出したのはわたしだ

というふうに

緑の葉がゆれる

わかっている

ぼくは安心する

ひとつ石を拾って

ゆっくり撫でる

誰もが言葉を持っている

そんな世界で

 

 

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。