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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

沖縄のことを考えていました / 「叫ぶ人」

 おはようございます。

 いま5時前ですが、空は明るくなってきて、曇っています。大阪は午後から雨のようです。

 

 

 最近ずっと、沖縄で起きた米軍属による暴行殺害事件について考えていました。

 ぼくのような者がいろいろ考えてもしかたないのですが……この事件は沖縄の置かれた現状を知らせてくれたし、避けることはできないと思うのです。

 

  被害者の方のご冥福を心よりお祈りします。こんな事件は二度と起こってほしくないです。 

 

 サミット前の安倍・オバマ会談でも取り上げられたようです。日米の防衛同盟にとっては深刻な問題です。

 

 

【沖縄事件】被害女性の島袋里奈さんの告別式が凄い・・・画像あり【うるま市20歳女性行方不明】 : NEWSまとめもりー|2chまとめブログ

 を読みました。

 悲しみが政治的に利用されているような気がするのはぼくだけではないと思うのですが……しかたないのでしょうか。

 

 ぼくは底辺で生きてきたので、社会の上部構造の人たちの考え方が嫌いです。建前的な発言とか、〈こうしろああしろ、こう考えよ、これが正しい〉という上から目線の政治思想などが嫌いです。(政治に限ったものではありませんけれど……)上から指示されるのが嫌いなのです。

 どんなことでも、現実に、なにがどうなっているのか、を考えることが大事だと思うのです。〈現実〉そのものから解決策を導き出すこと……いま、現実に問題があるなら、それを〈思想でまとめる〉ような解決策ではなく、現実にどうすれば、すこしでも良くなるのかを考えるほうがいいと思うのです。

 

 今回の事件で、米軍に抗議して〈出て行け!〉と叫ぶことは当たり前と思いますが……それで何がよくなるのかと考え込んでしまいます。

 確かに、沖縄から米軍基地がなくなれば、米兵も軍属もいなくなり、それらの人が起こす犯罪もなくなるでしょう。だから基地をなくすべき……それはいいことなのですが……極端な論理です。

 実際、現実的に〈実現できるのか〉といえば、そうならないと思います。

 

ぼくはこう思っています……

  • 今までも反基地闘争が行われていた。基地は縮小の方向にあるとはいえ、なくなっていないのが現実。日本の防衛にとって米軍基地が重要だからです。
  • 沖縄の左翼、新聞・マスコミは「沖縄経済は基地に依存していない」といいますが実際は依存している部分も多いと思う。基地があるので補助金もあり、優遇されている。
  • 基地があるメリット(地代とか米兵が居住することの経済効果)が隠され、デメリットだけが叫ばれているようです。じっさい基地があることの被害はどれほどなのか。基地と隣接していない地域にとって、実質的な被害は……そういう検証がなされてきたのでしょうか。感情的でヒステリックな〈基地反対イデオローグ〉になっていないか。
  • 国防を真剣に考えれば、日米安全保障条約は必要だと思うのです。
  • 左翼は日米安保条約を破棄させたい。日米を離反させたい。中国の思惑と一緒です。
  • 県民がどう判断しているのかが見えてこないのです。左翼の論調だけが目立っている。県民の考えや意識がいちばん重要でしょう。
  • 沖縄の世論は左翼のイデオローグで作り上げられたものだと思っています。県民がどう考えるのかが重要です。県民が、ほんとうに米軍基地を撤去しろというなら、それが正しいので、住民投票で決定すればいいのです。
  • 沖縄県民が日本やアメリカの犠牲者だという被害者意識は……どうにかならないものでしょうか。被害者意識をずっと持ち続けても展望は開けないと思うのです。
  • アメリカ統治時代に県民が差別的な扱いをされてきた事実はあると思うのです。アメリカ人が持つ黄色人種(アジア人)に対する差別意識も優越意識もあると思っています。
  • 抗議運動はもっと過激になるだろうと思います。沖縄の基地反対運動で目立つのは県外出身の左翼活動家が集結していることです。でも、政治的なものに振り回されると〈現実〉がないがしろにされるのではないですか……そのことは、過去の多くの歴史が証明していると思うのです。

 

 もう、一年前の記事ですが……その後の辺野古の経過は現状の通りです。

 

 これは2012年の記事ですが……

 

 ぼくは素朴にこのサイトの方の意見に賛成です。

 

 

 左翼イデオローグのキャンペーン新聞と思える琉球新報でも、こういう本の書評を載せないと〈公正〉を維持できないようです。(^_^;)

 

  基地利権と呼ばれるものはあります。その現実をちゃんと見据えて、どうするか、だと思うのです。建前をいっても何も解決できません。

沖縄の不都合な真実 (新潮新書)

沖縄の不都合な真実 (新潮新書)

 

 

 

 県側の主張も聞かなければなりません。

(よくある質問)沖縄振興予算について/沖縄県

 

         *            *            *

 

(この部分にリンクを貼っていた掲示板へのリンクが切れたようで見ることができませんが……以下の感想は様々な意見を読んで考えたものです )

 

 本土の人が、事件を、沖縄の人のようには深刻に受けとめられない、というのもわかります。「事件そのものと基地反対は別じゃないの」という意見にも一理あると思うのです。

 一方で「わたしたちは基地があることで不安と危険にさらされているんだ。なぜ、わかってくれないのか」と訴える沖縄県民の気持もわかるのです。

 

 沖縄は戦後、米軍基地があることでずっと特殊な立場に立たされていました。

 

 歴史的背景を考えると、戦前から「沖縄は差別されている」という意識があっただろうし、太平洋戦争で「沖縄は本土の身代わりにされた、犠牲になった」という恨みも残っていると思うのです。そういう歴史の視点からも沖縄を見なければならないと思います。

 

 ですから、米軍基地反対は、単なる反対闘争ではないと思います。米軍を追い出せば、沖縄独立が政治の過程に上るでしょうし、そうなれば中国軍が進駐してくるでしょう。これは現実の計画です。人民日報が記事にしているのです。

 

沖縄県の歴史 - Wikipedia

 を読むと、沖縄が日本と中国の間で揺れてきた歴史を知ることができます。 

 でも、いまは沖縄県は日本の一部です。その現実を大事にしたいと思うのです。

 

 歴史というのは、個人の意識を超えて作られる……

 過去の歴史を振り返ってみればわかります……理想で始まった共産主義革命が、恐怖の独裁に終わった転倒した歴史も生み出されました。いまの非民主的な中国の現実を見て、まだ中国と友好的でありたいと考える人は間違っている、とぼくは思います。

 

 ぼくがいいたいことは、歴史とか社会は、個人が思ったようにはならない、ということです。イデオロギーで他人を説得しようとする人もいますし、観念的な理想をいうことで他人を支配しようとする人もいます。そういう人は活動家として生きがいを感じているのでしょう。でも、その人たちのキャンペーンにのせられると、結果的に騙されることになる……

 

 たしかに米軍が沖縄から無くなってしまえば、悲しい事件は防げます。しかし実現不可能な現実離れしたことではないのか?

 

 一方で、ぼくは沖縄から、日本から、米軍がいなくなる可能性もあると思うのです。大統領候補のトランプは米軍の撤退をいっていますし、〈上層部が決めたら政治は動く〉でしょう。中国とアメリカが〈利権〉で手を組んだら、アメリカはアジアを守らないでしょう。それは極端なことをいっているのでなく、普通だと思います。いまは日本が経済的にアメリカに奉仕しているので、アメリカがアジアの防衛を肩代わりしているだけなのです。 

 

      *            *            *

 

 理論の上では、米軍がいなければ沖縄での犯罪は防げますが……

 日米安全保障条約の重要性がわかっている日米政府は、簡単に米軍を撤退させるようなことはしないでしょう。

 

 いわれているように、ほんとうに米軍犯罪が極端に多いのか、という視点も持たなくてはなりません。

 これは昔の記事ですが、ずっと以前から、事実はどうなのかが検証されてきました。そういうことがマスコミには取り上げられないのです。

 

 

 今回の事件のようなことが起こらない犯罪のない社会が作れるか……それにはもっと地道な努力が必要なのではないかと思います。犯罪を起こさせない環境を作ることは沖縄でなくても、容易なことではないでしょう。それは極端なイデオローグを叫ぶようなことでは解決できることではなく、地道に汗を流す人によっていつか解決されると思うのです。

 結論は出ないのですが……

 ぼくは、いろんな考え方があるほうがいいと考えています。 

「これが正義だ」とか「これが唯一の解決策だ」と主張するのではなく……排除の論理でなく、現実をすこしでも良くしていこうという穏やかな考え方もあっていいと思うのです。

 

 明日も、どうすればいいのか、考えたいと思います。

 

 

                              (たくさんリンクを貼らせていただきました。感謝しています)

 

       ……           ……            ……

 

   「叫ぶ人」

 

声高に叫ぶ人は

正義を実現せよという

 

声高に叫ぶ人は

今あることは悪だっていう

 

声高に叫ぶ人は

ぐずぐずしていることは悪に味方しているという

 

声高に叫ぶ人は

敵を倒せという

 

声高に叫ぶ人は

おまえが突撃しろという

 

 

マイクを離した

叫ぶ人は

周囲を見回している

 

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。