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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

熊本県地震 今週考えてきたことのまとめ / 萩原朔太郎

  おはようございます。

 今朝のラジオはずっと地震のニュースを流しています。地震の映像を見ている人も多いと思います。大きな地震です。

headlines.yahoo.co.jp

breaking-news.jp

 7時の時点で9人の方が亡くなられた、と報道されています。ご冥福をお祈りします。大きな被害です。お見舞い申し上げます。がんばってください。

 

【追記】

 いま16日土曜日の朝ですが、大きな地震が続いています。今朝未明の地震が本震と認定されました。

www.youtube.com

を見ているのですが、大きな被害で、生き埋めになっている人も多く救助を求める声も方方で上がっているようです。警察も消防も機動隊も自衛隊もがんばっています。今夜から天気が悪くなるようです。みんな助かりますように。お祈りします。

 

 

  

       *          *          *

 

 

 今週はパナマ文書をきっかけにして、どういうことか調べたり、考えたりしたのですが……けっきょく、パナマ文書が教えてくれたものは、権力を持つ者、力のある立場の者が「合法的にズルしている」または「ズルできる」ということでしょう。

 みんなに「税金を払うように」といっておいて、自分は払わないのは、ズルいです。

 それが合法であるというのですから、権力のあるものは何をしても批判されないことになる。ずいぶん不平等です。

 

 けれど、こんな目に見えることでなく、世の中には、常識になっているけれどよく考えると詐欺的なことがあるんです。

 まず、根本的なこと。資本主義の成り立ちからして詐欺みたいなものです。

 マルクスは「なぜこの世界に貧困にあえぐ労働者階級がいるのか」その原因を探求して資本論を書いたのですが……そこで明らかにしていることがあります。

 剰余価値論です。

 資本家が利潤を生み出す過程を分析して……けっきょく労働の対価を払わないことが利潤になっているのを発見したんです。これは、資本家が労働者をこき使い、その労働に対しての賃金を払わず、労働を盗みとっているということです。原材料を商品に変える労働をしたのは労働者で、それはたいへんな苦労です。資本家は設備投資しているだけで利益を当たり前のように手にしています。それが資本主義では合法的なルールになっています。

 

 嫌なら働くなよ、といわれたりしますが、働かないと生きていくお金を稼ぐことができません。他に手段がないのです。そういうルールになっている世界に生まれてきたので、他の生きる手段がないのです。

 唯一の救いは、自分が資本家になることで、他人の労働を盗んで利益を上げること。

 あるいは、質の良い労働者になって他の労働者との賃金の差をつけてもらうこと――それが「自分の価値」として評価されること、競争社会を勝ち抜くことしかありません。

 あるいはそういう矛盾を見ないようにして目をつぶったまま、他に生きがいを見出すことです。ぼくの場合はそうかもしれません。ぶっちゃけ底辺で生活できればいいので、まだ、生きがいというほどのものは見つかっていないけれど、死なない程度で生きていければいい。

 

 そういえば、「税金」も払わなくてはいけない義務になっているのも負担感があります。

 そうしないと国を運営、維持できないのはわかっているくのですが「予算の無駄遣い」が多い。それは、いつも指摘されていることです。純粋に国民の生活ために使われていないような予算も多い……官僚が贅沢をするためとかゼネコンに利益を与えるために優先的に使われている気がするのです。

 こういう批判ができるのも、日本が民主的な国である証明であるかもしれません。官僚が無駄遣いしようが天下りしようが、国の予算に比べれば大した額でもないのかも……

 他の独裁国ならもっとひどいでしょう。

 

 積み立てている年金を勝手に投資して、膨大な損失を出しても誰も責任をとらないようです。

www.mag2.com

 

 福島原発が爆発して、除染にすごい額の予算が使われていますが、誰も責任は追求されていません。むしろゼネコンの利益になっている。後、何十兆円も費やされるでしょう。それで経済が活性化するならいいですが、一部だけ活性化しているようでは……

 

 いずれも社会の上部構造での話なので、ぼくのような底辺には関係ないのですが……でもそんなことが気になるのです。男なので社会的に考えてしまうのでしょうか。老人だし、一人だし、考えることが観念的なのかも……

 

 でも、昨日の質問にあったように「世界を変えることはできないのか」を考え続けることは大事だと思うんです。問題を忘れず、考え続けること。

 この世界では、差別的な取り扱いとか、不平等もあります。

 問題は多いのです。そして、問題だと認識できることが大事です。問題がわかっても改善できるわけじゃないですが……

 ただ、多くの人が、同じような気持になればそれが世間のムードや、空気や、世論になって社会を変えるきっかけになるかもしれない。

 

       *          *          *

 

 

 心理学では「他人と過去は変えられない」といいます。社会もそうです。自分の願ったとおりにはならない。

 人生そのものがそうです。願うようにはならない。

 自分以外のものは変えられない。自分自身だけ、変えることができる。

 そう思うと、自分の気持とか考え方とか、心の構えがとても大事だと思うんです。

 

 問題はあって……それは変えられなくても、心は自分のもの。心は自分の力で変えられる。

 なによりも、自分が生きている今が大切です。理想とか希望が必要です。前向きの考え方は必要です。それは自分の心の持ち方で変えることができる。

 

 社会に問題が多くても、それは社会のこと。

 自分に関わる自分の気持や心のほうが重要です。

 

 仏教では、縁によって、たまたまこの時代にいると考えます。この時代に産み落とされた、それも縁です。それに、仏教では「すべて変化する」と考えます。

 

 パナマ文書に触発されて、いろんなことを考えたのですが……社会的なことは社会に任すことにしました。問題は充分ではなくとも解決されるでしょう。パナマ文書が衝撃だったということは、それが問題であると認識されたことです。だから改善される方向へ行くしかない。

 

 ぼくらは力を持つ者たちが勝手なことをしようとも、自分の人生を大事にする――そのことをいちばんに考えていけばいいんじゃないでしょうか。

 

 

       ……          ……

 

『詩の岸辺』の3章は萩原朔太郎の話ですが、「月に吠える」→「青猫」→「氷島」という詩集をめぐるスタイルの変化の講演です。

 ぼくがまとめを書くよりも詩を鑑賞されたほうが、実があると思います。本では、変遷が詳しく分析されています。(……じつは、要約するのが面倒臭かった言い訳です……すみません m(_ _)m でも、過去の詩についていくら分析的な視点を手に入れても身につかないのでは……自分の詩をどう書くか考えるほうが重要な気がします)

 朔太郎の他の作品は、 

作家別作品リスト:萩原 朔太郎

 

 3章以下は難解な詩時評だったので、来週はまた違った本を読みます。

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。

 

 地震からの一日も早い復興をお祈りします。また18日に。