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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

サバイバルの本でした

 おはようございます。

 大阪はラジオ体操に行くときは曇り空でしたが、いま雨が降り始めました。

 こんな日はじっくり読書したいです。

 

 

 

私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫)

私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫)

 

  を読みました。

 図書館から借りた本は1986年に発行されたヒューマンドキュメント社版です。内容は上の本と同じだと思います。

 この上のリンクの、 

 このサイトを読んでいたんだけれど、納得し共感したので読者になってしまいました。

 

         ……            ……

 

 本の内容はレビューで言い尽くされています。

Amazon.co.jp: 私は魔境に生きた―終戦も知らずニューギニアの山奥で原始生活十年 (光人社NF文庫): 島田 覚夫: 本

 サバイバルの体験がすごい。なにもないところから、どうやって生き延びるか、ということ……その体験談を書いている。すごく具体的で客観的に。

 

 思想とか観念的なものはあまり生きることには役に立たないんだなあ、とわかります。生き延びるというのは、食べ物を得て、調理して、食べるという行為なんだ……まず、生存があって、生きるための他人との共感……話するとか、ゲームのような娯楽がある。協同、共感……そうでなければ生きていけない。

 

 生きるというのはシンプルです。

「こんなところで死にたくない」という思いが生きさせる。原始的で、なにもない生活……でもすこしでも快適にするために工夫する……それがまた、生きる糧になる。

 

 目次は、

  1. 流転
  2. 籠城
  3. 原始生活
  4. 石器時代
  5. 鉄器時代
  6. 隠棲発覚
  7. 土民の風習・都民の知恵
  8. 現地官憲に漏れて
  9. 生きて祖国へ

の章に分かれています。

 3章の「原始生活」の前の、「発火法を考える」エピソードや、原始生活を始めて開拓地開墾をしていくところが圧巻です。具体的にどうしたか、が描かれてある。人間はすごい、と思わせるエピソードが満載です。どんなところでも、工夫して生きていく……それが人間なんだ、と思わせる。そして、そうなると素の人間性に戻る。裸で、なんの装飾もない原初的な素朴な人間性に。

 

 だからこそ、原住民との交流もできたのでしょう。

 素の人間だったからこそ、鍛冶屋をして原住民の役に立てることで、種をもらい農園を開墾することができた。なんの差別もない対等な関係です。

 

 

 

 多くの戦友がマラリアで死んでいくのですが……淡々と描かれています。自然のなかで人は死を受け入れていく。凄絶ですが、感動的な気がします。死も自然なことだと思えてくる。

 

 戦記物ではなく、サバイバルの本だと思うのです。生きるということはこんなにシンプルで、豊かで、工夫できるものだ、ということがわかりました。

 普段の生活を見なおしてみる視点が生まれます。物に囲まれていることは、かえって不自由です。自分が生きるために何がしたいのか、を考えなければならないな、と思いました。

 

 

  

 

 

 

………………     ………………     ………………     …………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが穏やかで、平和でありますように。