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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

「吉増剛造論」を読んで思ったこと……

 おはようございます。

 

 栃木県や茨城県の洪水で被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。どうか、頑張ってください。

 

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 謝らなければなりません。「吉増剛造論」を読んでまとめたいと思ったのですが……

 難解で、韜晦な文章にお手上げです。自分なりにまとめようとしたのですが、けっきょく著者が書かれた難解な文章を引用したり、その思考方法に頼らざるをえないので、自分が納得できる要約にはならないでしょう。

 詩集が発表されるたびに進化し、表現が違ってゆく吉増剛造の世界を知りたかったのですが、二度、通して読んだ感じでは、そういうところに論点が置かれていないようです。1984年に刊行された本だということもありますし。

 

 それで、まとめるのは諦めました。(でも、本を否定しているわけではありません。非常に貴重な論考だと思っていますが、ぼくには難しすぎるのです)

 

 まとめることができなかったのですが、いい本なので、ブログを読まれた方にはぜひ読んでいただき、自分の考え方なり態度の参考にしていただきたいと思います。

 

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 昔、井上ひさしさんの――

「むつかしいことをわかりやすく 、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく……」

 という言葉に感動したことがありました。

           (リンクさせていただいたサイトの方、ありがとうございます)

 

 

 やはり、なんでも、わかりやすくなければダメでしょう。教養とは無縁の、普通のおっちゃんや、おばちゃんが、理解できることでなければ〈真実〉でないように思えます。 まあ、この言い方は極端ですが……

 

 

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 この本を読んでよかったことは、北村透谷から、萩原朔太郎までの詩論が引用されたりして(吉増剛造がエッセイで書いているのです)、現代詩につながってゆく道筋がわかる幅広い教養が身につくことです。

 

 それと現代詩がいかに「思考の塊」であるか、どれだけ苦労して、常識や日常性の裏側にある〈狂気(!)〉に寄り添っているかが、わかることです。

 現代人にとっては自意識というのが大事なのです。たしかに、すべてに……主体性を持て、とかいわれますし、また、反面、自己責任だといって批判されます。

 

 ぼくは詩を、〈現実←→主体性〉の関係だと思っていて……〈現実をいかに表現するか〉だと思っていますが……

 現実をどう捉えたらいいか、表現はどうしたら正しいのか、みたいな論議に踏み込むことは、問題をややこしくするだけだと思っているのです。

 

〈現実〉は、その人が見た現実でしかないし、その人が捉えられる現実でしかない、それが自我の限界です。また、それでいいと思っています。

 自我と他者とがどう仲良く生きていくかが、大事だと思うのです。

 

 

 表現は、難しい……

 難しく考えると、よけい難しい。

 どういう表現がすばらしいかを考えていくと、迷路を彷徨うことになる。

 

 ぼくのような人間は、現代詩ではなく、中原中也などを読んで自分を慰めたらいいのではないか、と思ったりします。

 でも、現代的な、ポップな詩も読みたいのです。ですから許して欲しいのです、適当に書かれた詩の本があればいいと思うのですが……

 

 本のまとめもできずに、ごめんなさい。

 

 他の本でも吉増剛造さんは取り上げられているので、それを読みたいと思います。

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで、平和でありますように。