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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

『詩の風景・詩人の肖像』を読む 3

 おはようございます。

 

 『詩の風景・詩人の肖像』の本から、惹かれる箇所を探して載せています。

 

 木曜日の号では、3回も書き直したので………もう、いいか、とういう気持ちです。

 よくないことは続くんです。

 

  「こんな人生ばっかりなんだよな」

こんな人生ばっかりなんだよな

二日酔い

すべてがいい加減

孤独

これでは寝ていた方がましだよ

漂白した猫のクソみたいな人生

 という、ブローティガンの言葉に同意します。同じ気持です。

 

 でも、この本では教えられることが多いです。

 ヤーン・カプリンスキの章。

 

P222に載っている詩。

 

死は外側からやってくるのではない、死は内側にいるのだ

死は生まれ育つ、わたしたちと一緒に

幼稚園にもいくし 学校にもいく

読んだり 計算したり わたしたちと一緒に勉強する

わたしたちとそり滑りをしたり 映画を観にいく

人生の意味をわたしたちと探し求めたり

………

………

           ――略―― 

 

 そうなんですよね、深く考えると………そこにある。変わらず。

 ぼくは仏教徒なのでよくわかります。

 

 西洋の、エストニア生まれで、ポーランド人の父は強制収容所の犠牲者で………時代や国に翻弄されてきた。

P224に、

「カプリンスキはマハーヤーナ仏教のみならず、インド、中国、韓国、日本の仏教の熱心な研究家」であるというサム・ハミルの紹介の更に奥の、ヤーンの内なる魂のハーモニーを開けるのではないかと思う。 

コスモポリタンである白石かずこさんが書いているのが興味深かった。

 

 

  富岡多恵子の章。

 

P283の、

      「女友達」

となりの

二号さんがお経をよむ

ひるさがりに

ロバのような動物が

窓のしたを通るのを見た

………

………

で、始まった詩は、41行を費やして、

かの女は今日こない

となりの二号さんのように

まひるから声をあげて

祈るのである

かの女は

こない約束はしなかった

往ける者

往ける者よ 

 で、終わるのです。

 

 ヤーン・カプリンスキも富岡多恵子も、人生に伝説を持っていると思われます。大きなテーマを。

 もちろん、人間、誰でも思いテーマを背負っているのです。苦難というか、罪みたいなものを。

 

 それを宗教で解決してはダメなんでしょう。

 

 富岡多恵子については興味があります。いつか、ちゃんと読んでみたい。

 

 この本は多くの示唆を与えてくれました。この本についての感想は、もっと書けるような気がしますが、まとめるよりも、考えるための本です。

 

 白石かずこさんについては今日でお終いにします。自由で、豊かな言葉で世界を作っている気がします。

 来週からは、気になっている吉増剛造さんの詩を読みます。

 

  ………………      ………………      ………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで、平和でありますように。

 では、31日の月曜日に、また。m(__)m