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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

『近現代詩を学ぶ人のために』5章を読む

 おはようございます。

【第5章 大正時代のヒューマニズムのまとめ

 

 ●これらのグループに属さない詩人たち

   福士幸次郎山村暮鳥宮沢賢治、一時期の佐藤惣之助室生犀星………

 

 この章は詩人別に項目を立てず、共通する特徴を、5点に分けた。

 

(1 大正という時代のアトモスフィアー)atmosphere=雰囲気・様子]

  • 大正時代ほど、個性の価値が重要視された時代はなかった。だが、それを歴史的に意味づけることも、理論化することもなかった。楽天的だった。
  • 自己への信頼と、世界との連帯感が信仰に近い形で結びついた理想主義であった。
  • 実感をもとにしたこれは〈大正生命主義〉と呼ばれている。  

         大正生命主義|suryasomaのブログ

 

(2 饒舌な口語自由詩)

  • 明治30年から書かれていた新体詩の改革の必要性が叫ばれていた。新体詩は時代の精神を表現できず、国民詩になりえないという批判だった。
  • そのためには日常語である口語を使用した無定型詩が必要だといわれた。
  • 口語の卑俗性や非音楽性の問題は追求されずに、一気に口語自由詩が詩の主流になった。
  • 平明な表現(技巧の排除)と生活への密着という二面が強調された。
  • 朔太郎や高村光太郎などを除いて、多くの作品はだらだらと饒舌で、繰り返しが多く(形容詞や装飾的な表現を重ねたり、畳語や漸層法が流行った)、日常を平明に描写したものか、観念的な語彙を無造作に使ったものだった。

 

 こういう本も………

詩の在りか―口語自由詩をめぐる問い

詩の在りか―口語自由詩をめぐる問い

 

 

(3 醜悪な自己から光り輝く自己へ)

 

(4 ユナニミスム[一魂主義]────世界魂と一体化する個人)

  • 自己には世界原理の本質が内在されている、と考える。それが一魂主義。
  • 大正10年代の尾崎喜八宮沢賢治になると、世界との一体感を歌った作品が多くなる。
  • 物質よりも精神の価値を優位におく。これは国際的にも「国際連盟」などの理想主義として表れた民主主義の世界的な高まりの潮流だった。

 

尾崎喜八 - Wikipedia

尾崎喜八 詩集

 

 

(5 弱いものへの眼)

  • 醜い自己の自覚、生活実感の重視、同時に大正生命主義の個性の主張、世界への一体感と調和への思考があった。
  • 弱者への優しい眼差しがあった。
  • 白樺派の代表詩人────千家元麿。
  • 高村光太郎「ぼろぼろな駝鳥」、宮沢賢治よだかの星」、福士幸次郎「労働者に与ふ」などの弱者を見つめる作品が書かれている。
  • 白鳥省吾は、反戦詩や労働者の詩を多く書いた。

 

千家元麿 - Wikipedia

作家別作品リスト:千家 元麿青空文庫

白鳥省吾 - Wikipedia

民衆派詩人 -- 白鳥省吾

 

 今回も多くのサイトにリンクさせていただきました。感謝します。

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 また、明日。