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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

『近現代詩を学ぶ人のために』を読む

 おはようございます。

日本文学の百年 現代詩の魅力

日本文学の百年 現代詩の魅力

 

  の、「1章 現代詩の歩み────100年」を読もうと考えていたのですが、この本は詩人を紹介しながら、詩の移り変わりを見るという構成になっていて、詩論などの潮流を概括的に展望するには適してないかもしれないと思い始めました。

 

 それで図書館に行って、下の本を借りてきました。

近現代詩を学ぶ人のために

近現代詩を学ぶ人のために

 

  このほうがわかりやすく書いてあります。詩論の解説も簡潔なような気がします。

 それでこの本を読んでいくことに変更します。

 

 まず、詩の大きな流れを掴みたいと思うのです。

 

       ………………     ………………       ………………

 

 以下は、詩の流れをつかもうとして検索した結果です。

 リンクしておきます。感謝。

 

 

日本の近現代文学史 - Wikipedia

 

日本語の詩の歴史的流れ(維新から戦前まで) - 蒼龍のタワゴト-評論、哲学、認知科学-

 

大正・昭和詩史

 

近代文学年表

 

       ………………     ………………       ………………

   

 詩をどう考えるか(=詩論)が、詩の表現にどんな影響を与えたのだろう、それを知りたいというのが最終的な目標です。まず、「近現代詩を学ぶ人のために」を読むことから始めたいと思います。

 

       ………………     ………………       ………………

 

 【一世紀を越えた日本の詩史】の要約

新体詩

人道主義) 

  • 1918年『民衆』創刊。大正デモクラシーを背景にして、『白樺』に共鳴した人道主義、理想主義を歌い上げた。高村もここに含まれるだろう。

象徴詩) 

 (アヴァンギャルドの思想)

 (モダニズム)

  • 1920年代後半~30年代のモダニズムは、アヴァンギャルドの延長線上で現代詩の土台を作っていった。
  • 春山行夫が編集した『詩と詩論』
  • 20年代前半に象徴詩を書いていた者がかなりいる。アヴァンギャルドとそれに続く、フォルマリズムやシュールレアリスムやノイエ・ザハリヒカイトとの出会いを媒介に、彼らは自己変革を行い、都市のモダニティと連動する、新しい作品世界を実現していったのである。(P7)

 (プロレタリア詩の崩壊と戦争協力詩)

  • 1920年代後半は、マルクス主義という思想が知の世界に広く浸透した。
  • 1926年に日本プロレタリア文芸連盟は、日本プロレタリア芸術連盟へと改組される。アナーキストの排除と、運動のマルクス主義的方向へ。
  • モダニズムやプロレタリア文学運動の隆盛は、15年戦争の開始と重なってしまう。31年に満州事変、37年には日中戦争が始まる。32に日本プレタリア文化連盟は大弾圧を受け、その後ほぼ壊滅する。
  • 国民精神総動員の戦争色に塗り替えられて、四季派の〈自然〉が迫り出してくる。死や滅びの気配………
  • 戦争協力詩へとなだれていった。

 (戦後詩の世代)

  • 戦後、モダニズムはなぜ大東亜戦争という共同幻想に丸ごと拉致されたのか、プロレタリア詩の「政治と文学」や転向という課題が残された。
  • 戦後詩が思想性、社会性、実存性を強く帯びるのはそのため。
  • 敗戦から30年ぐらいを戦後詩史であるとしてもいい。
  • 第一世代が、荒地派や列島派。
  • ほぼ10年遅れの、戦時下で非戦闘員だった人々が第二世代を形成。
  • 1960年代前半に創刊された『暴走』『バッテン』『凶区』は安保闘争のラディカリズムを、詩のラディカリズムに転化していった。
  • 70年前後のラディカリズムは『白鯨』に表れている。

(現在………)

  • 80年代~90年代は、高度消費社会が成立する。戦後詩の思想、社会、実存といった課題は遠いものとなる。荒川洋治が送り手となった、伊藤比呂美井坂洋子などの詩人は、戦後詩の規範から切れた欲望によって詩を生み出してゆく。

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 明日は第1章を読みます。