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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

どんな本を読むかに迷って………

  おはようございます。

 詩を書くのに役に立つのではないかと、こういう本を読んでいました。 

魔術的リアリズム―二〇世紀のラテンアメリカ小説 (水声文庫)

魔術的リアリズム―二〇世紀のラテンアメリカ小説 (水声文庫)

 

  ここに書かれていたのは、やはり小説についてで、魔術的リアリズムという概念を詩に適用するのは無理かなと思ったのです。

 描写や設定では、詩に応用できるかも………

 でも、すでに現代の詩はシュールレアリズムを超えてきているし、表現でも、もっと前衛的な気がするのです。

 

 それで、この本についてなにか書くのはやめにしたのです。関係ない方向に行く気がして。

 ボルヘス詩集も図書館から借りたのだけれど、なにかいうには西洋の文学知識が必要だと思うので、ぼくが感想をいうのは無理です。あまりに文学的なのでお手上げなのです。 

ボルヘス詩集 (海外詩文庫)

ボルヘス詩集 (海外詩文庫)

 

 

 

       ………………     ………………       ………………

 

吉岡実 (現代詩読本)

吉岡実 (現代詩読本)

 

  

 それで吉岡実を取り上げようと思ったのですが………そのグロテスクなイメージと精緻なメタファーの毒気に当てられて、とても感想をまとめるなんておこがましいことはできない。吉岡実は詩の巨人だと思うのです。

 

 このサイトにすぐれた分析と解説があります。

諧謔・人体・死・幻・言語 ――吉岡実のいくつかの詩を読む

 

 ああ………こういうふうに詩を鑑賞するんだ、という衝撃を受けました。詩は想像力で探検するものと知ったのです。

 

       ………………     ………………       ………………

 このサイトの文章にも教えられました。

 

「われわれもまた、そのような脱出を詩において求めているから、吉岡実の詩に共感するのだろう。その意味では夢を記述する「超現実的」手法や無意識を招来しようとする「オートマチック」な手法は、市場価値的な因果関係の鎖の内部に留まって、それらと拮抗しようとするという意味では市場価値的なものとの共犯関係を結んでいると言える」

「市場価値的な因果関係の鎖の外部に立つ表現は、必然的に不合理性・非倫理性を帯びることになる。市場価値的社会経済労働による価値の創出には合理化が不可欠だし、契約の履行のためには倫理性が不可欠である。吉岡実はそこから脱出を計ろうとするからだ。そのため、吉岡の詩には性的な表現や暴力的な表現や死んだはずのものが生き返るなどの不合理な表現があらわれる。」

 この文章で、前衛的詩法さえもファッションと化してしまう商業主義からはずれたところに、吉岡実の詩の表現があるのだということを理解できます。

 

  いずれにしても、いまの自分には、吉岡実について書く力がありません。もっと勉強しなければ………と思います。

 

       ………………     ………………       ………………

 

 それで読む本を探していたのですが、 

詩的レトリック入門

詩的レトリック入門

 

 を、読むことにします。

 この本の帯に「ことばはどこから作品となるのか。作品はなにによって詩となるのか」と書かれてあります。

 詩のレトリック────(一般的にはレトリックは〈修辞〉と訳されていますが、著者は〈仮構〉という造語を当てています)

 

【目次】

  1.  レトリックの誘惑
  2.  余白論の試み
  3.  詩と散文のあいだで
  4.  詩作品の〈語り手〉とは―詩・短歌・俳句における〈私〉
  5.  詩的意味論の試み
  6.  未知の像―詩的比喩論の試み
  7.  反喩の構造―詩的仮構論の試み
  8.  詩的境界について
  9.  詩型論の試み

 

 じつは、この本は買ってすぐ読んで、詩の構造について書かれたいい本だな、と思いずっと手元に残してあったものです。ある意味、学問的、概念的だと思った記憶があります。

 今回、改めて読みたくなりました。

 明日から、読んで、要約していきたいと思います。

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 また、明日。