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  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

「河原荒草」に描かれているもの

 おはようございます。

 

 ぼくは、いつか、人生を要約するような長詩を書きたい、と思っています。それで長い詩を読みたいと思っていました。

 今回、「河原荒草」を読んで、自分なりに学ぶことがいっぱいあったので、それを書きたいと思います。

 

【「河原荒草」の構成】は………

 

母に連れられて乗り物に乗る

 ………バス、飛行機、母に連れられて 暗い建物 舞台 母が声を出す 見たこともない人たち (言葉わからない) 弟、寝る ホテルへ 眠って また乗り物に (空港で遊ぶ) (飛行機で映画を見る) 長いベルト 入国審査、悪いパスポート ずるずるひきずって 虫 無人の窓口 眠って………また連れられて

母の連れられて荒れ地に住み着く

 ………こういう生活が続くと思っていた 男が待っていた 車に 家 明け方の音 知らない言葉で……… 母は知らない立ち方で、歩き方で、料理して………知らない匂い もう日本語は使わない 私は11、弟は8歳 耳を澄ます ある朝、赤ん坊が 母の乳房、盛り上がり生臭く 弟に乳を含ませる 風向き変わる 乾く 植物も、動物も 日本語忘れしまった、弟との会話 

荒れ地に住む

 ………サンタアナの風吹く 鉢植えのつるくさ カイガラムシをこそげる 家の中、臭い つるくさは窓から窓に セージは立ち枯れて (父、母を寝室に呼ぶ) ある日、父が死んだ 母の鶏料理 死んでいる父の声 ベッドにそのまま、臭いが家中に (地下室に運ぶ) 虫が増える 彼は……… 地下室の戸はずれて落ちて 死骸の父がいた 父は死んでいない 母の世話 父の怒り、(だむいっと)

棄てる

 ………母はいつも誰かを憎んでいた サンタアナの風吹く カイガラムシで被われたつるくさ、家、死骸も 母、剪定鋏で新芽、葉脈、気根を切る 父のペニスも あっけない また伸びるのだから棄ててもいい (みんなで歌う) 桜を見たい、帰ろう
荒れ地を出て河原に帰る

 ………バス、飛行機、あの家 犬〈アトス〉撫でまわす ペニスが伸び 草が這い回っていた 死骸が転がっている 前の夫 横に一匹の犬〈オカーサン〉 (河原) シダやコケ、緑 クズ その蔓 ラッシの群れ 犬が家の中心を決める 河原には死骸がある 土手 いろんな死骸 草が死骸を食う

河原に住む

 ………つるくさとの性交をやめたい 河原に住みたい 住むならゲートボール場 草 風(草の名) 老人たち、わらわらと すぐ死んじゃう だれも来ない いつから みんな死んだ (母)ここ住みたいね セイタカアワダチソウ………草の世界 (妹)カニに食われたの 弟 かゆい 泣き声 水ぶくれ (草の名前の列挙) 私は爪を切りそろえ手を洗って弟のからだをかいてやった

河原で

 ………土手の上の草は びっちりと (草に皮膚を切られ血が) 真っ赤、(すべてが)
河原で

 ………(様々な草の名前列挙)
記憶

 ………父はたくさんいた 臭かった 鉄砲を持っていた父〈オカーサン〉は牧羊犬だった 「いちにいさんし………」 アレクサと私は、父が持って帰って来たカモを土に埋めた
わけ入る

 ………たくさんの死骸が埋まっている 泥にはまった 猫の死骸 河原の死骸 弟がついてくる ガマの穂 男は夕方、あづまやに座っている 草はすぐ伸びる

つるを伸ばして 焼き場 骨は河原にまいて 妹が絵を描く 死骸の父 焼き場の近くにはいろんな処理場があった だから臭い 悪いパスポートを思い出す 人を思いのままに動かす力なんてなくても………
河原で

 ………夕方に出てくる男 ペニスを出してそれにさわる 白いものがとんで、においがする

道行き

 ………夏の終わり、河原にいるのはみんな死骸 夏草 夕方の男、ペニスが立つ クズの花も、センバンモロコシも、蔓が伸びて、私のパンツの中に入り込み アレクサに見られた みんな死骸 かゆいよ、と弟は泣いた 温泉に入れてやりたい いっぱいつめこんで出発した その温泉は皮膚炎も感染症アトピーもアレルギーも死骸も死ぬことも、たちどころになおる温泉 生きたいと思う場所 車の後部座席は死臭もする 道を 直進 道をのぼり 対向車 この先は海 温泉なんかありそうにない

行き着かない アレクサ怒鳴る 犬が吠える 道はどんどんわからなくなる

歌声

 ………ニール・ヤング「アウト・オン・ザ・ウィークエンド」

歌声

 ………これは荒地に住んでいたときに覚えた歌 声を合わせて〈ファッジ、ファッジ………〉

九月×日

 ………「母親逮捕………ミイラ化した遺体が発見された………子どもたちが武装して立てこもり………数年前に外国から帰国し………」
河原夏草

 ………夏草が生えた、つるがからんだ 発酵した人体が四体 警察が………、土手は草の血の臭いで 風が草をゆらす アレクサの声は聞こえなかった セイタカアワダチソウの群れ 
河原荒草

 ………アレクサが、みんな、家には入れと叫んだ 犬たちを放した 〈オカーサン〉 猟銃 アレクサひっくり返った……… 土手、燃え上がる 弟、草の中に ガマの死骸を踏んで歩いて 土手の草……… 犬が、吠えて 夢なのかな 目を覚ますたびに絶望し……… たくさんの死骸 弟、草に火を 夢かな 泥だらけだった べとべとする穂 犬が吠えて 父の腕はポキンと折れて 母は縮んで消えて 草が生えて 河原の男 臭い 「死骸を運んだ……… こわいのか………ペニスは大きくなった (男の昔話) おかあさん、なんか臭いよ まだ死体になっていない、私たちは 「知っているかこの草を 原産地南アメリカ……… これも………アレチハナガサ……… これでわからなかった名前が二つわかった………」
河原を出て荒れ地に帰る

 ………夏草は枯れた 乗り物に乗り、また乗り……… 死骸も犬も置いてきました 飛行機の中で、弟がすすり泣く ベルトの上 イミンが死んでる、と母がいったものだ 窓口にたどりつくと、帰れ、と、口をつぐめ、と 使い慣れた言語を捨てる………私たち 自生しないが自生するものであるように……… 外に 荒地に帰ろうと思って帰って来たのでした、弟と妹も連れてこないわけにはいきませんでした 空港の建物を出て バスを待ちました ここに住みついた草………名前………サボテン 地肌 その国に自生していたものもあれば………帰化で………火で、死んだものもあるが死んでいないものも、何もかも蘇って……… ただいちめんにおおわれ……… 死なない 見慣れた家は朽ち果てもなく絶望的でもなく 死んでちょん切って捨てた父がそこに立っていました おれはおまえたちを失っていた、ほんとうに……… ママは……… どうしても彼女が来れなかったら、今度はみんなでその河原に移住していけばよい 湿り 草に覆われ コケが生え 茎は伸び 吸い込んで

 

        ………………     ………………       ………………

 

 要約できないぐらいイメージの飛躍と、展開が早いのです。それに適当に言葉を拾って並べただけなので、構成だと信用しないで下さい。作者にも作品にも失礼だと思いますが、言葉を拾い出すことで、構成の流れの雰囲気だけでも出るのじゃないかと思ったのです。充分ではないですが、何が書かれてあるかぐらいはわかるかも………と考えたのです。非礼を謝ります。すみません。

 

 ストーリーとしては単純なのですが、重層的でシュールなイメージに満ちているので、いちがいに「こういう話が書いてあった」と要約できないかったのです。

 やはり詩は、イメージやメタファーで成り立っている、と思ったのです。

 

 

       ………………     ………………       ………………

 

 ぼくが気づいたことや学んだことは明日、書きたいと思います。

 

 ネットで検索した結果をリンクしておきます。

  

P26に書かれているサンタアナの風とはこういうのらしい。

 

 

P40のみんなで歌っているところは、マザーグースの歌に似ています。ぜんぜん的はずれかもしれていけれど、かわいい歌だったので、そういう雰囲気かなと………

 

マザー・グース - Wikipedia

 

 

  雑草の種類とか名前です。

 

写真植物図鑑(雑草・野草)

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 また、明日。