読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

誰に向けて書くか

 おはようございます。

 

 昨日、東渕修さんを取り上げたのは………ぼくがいちばん最初に読んだのがギンズバーグの詩で、「こういう詩を書きたい………」と思ったというのが原点にあるからです。古い時代の話ですが………

 東渕修さんの詩もその流れのなかにあります………

 

 以前に書いたこのブログの言葉通りです。 



 

 長詩を書きたいのです。劇詩というか………

 書けるかどうかわかりません。が、死ぬまでに書きたい。それが願いです。

 

 毎日、詩のことを思っていたら、ひょんなことで、書けるスタート地点に立てるかもしれない。それまで、ああでもないこうでもない、と考えます。

 

………………       ………………       ………………

 ギンズバーグが1955年に書いた、ホイットマンについての詩を引用します。

    カリフォルニアのスーパーマーケットで」

満月を眺めながら、自意識過剰な頭痛を感じ街路樹の下の歩道を歩いている間、ウォルト・ホイットマンよ、今夜僕はなにを考えたでしょう。

僕の空腹による疲労、そしてイメジを買いながら、僕はネオンの果物のスーパーマーケットに入った、あなたの一覧表を夢見ながら!

どんな桃と どんな半影! 一家総出の夜の買物! 夫たちでいっぱいの通路! ワニ梨のような妻君たちと トマトのような赤ん坊たち! ────そして、ガルシア・ロルカよ あなたはスイカのそばでなにをしていたのですか?

 

僕にはあなたが見えた、ウォルト・ホイットマンよ、子どももなくさびしく老いて、あくせくと冷蔵庫の肉をほじくりながら食品売場の少年を見ているのが。

あなたがいちいちたずねているのが僕にはきこえる。ポーク・チョップをなくしちまったのはだれか? バナナはいくらだ? きみは僕の天使かい?

               ──── 略 ────

 

 すごく昔の詩ですが、アメリカの状況は変わっていないと思えます。

 ここでは、当時許されなかったホモセクシャルな要素が、日常に入り込んでいます。

 

 

 なぜ、この詩を引用したかというと、〈誰かに向けて書くのか〉ということを知りたかったからです。

 この詩をギンズバーグが書いたとき、すべての人にわかってほしいと思って書いたわけじゃないでしょう。もっと狭い。狭いけれど、そういう人たちに向かって書きたかった思いがあるんじゃないでしょうか。

 

 

 ぼくも、具体的な誰かに向けて詩を書きたい、と思うのです。

 

 

………………       ………………       ………………

 

 読んでいただいて、ありがとうございました。

 また、明日。