読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

  66歳 日の記し /          ☆。(´・ω・`)/ 。゜★・ ☆彡

社会の底辺で生きて来て55歳で世間と断絶を決心してから独りです。寂しいのでブログを始めました。思うことなどを書きます……仏教を生きる指針にしているのでそれも。リンクを貼らせていただくサイトの方には感謝しています。m(_ _)m

「映画の文法」を読んで

 おはようございます。

「映画の文法────日本映画のショット分析」を読んだのですが、うまくまとめられませんでした。(ブログに要約して、映画の技法を詩に応用して紹介する、という意味で)

 個々の映像のテクニックでは思い当たることもあり、読んだ詩を引用して、「この部分は映画のテクニックの何々にあっている」と書けるかとも思ったんですが………

 詩を書かれた作者にとっては、誤解、曲解になるかもしれないし、失礼にも当たるので、そんな引用は止めようと思いました。

 

 映画では映像しか説明、描写できるものはありませんから、常に、カメラ・アイとカメラ・ワークによって、その場面の登場人物の心情を表したり、ストーリーを展開したりします。

 詩の場合、カメラ・アイは、どこに視点、焦点を定めるかということだし、カメラ・ワークは視点の移動ということです。

 

 そういう意味で、映画のカメラ・ワーク=ショット分析は、詩を書く時に応用できると思ったのです。

 

 じっさい、詩を書く時に、あるイメージが浮かんで書くことが多いと思います。

 そのイメージが、どういう状況に置かれたイメージなのか。

 どう描写できるのか────には映像的に捉える技法が必要です。

 

 詩を読んできて、「詩はひとつのイメージに集約される」と感じたので、イメージにを描写するのに映像のテクニックが使えるだろう、と思ったのです。

 

…………………………………………………………………………………………………………………………………

 

 これまで、映像理論の詩への応用を取り上げてきました。そして今回も、より深く、詳しく映像の文法を理解し、詩に応用したいと思ったのです。

 

 さすがに、映画技法の解説、分析の本だけあって、その理論は映像のためのものです。

 

 それでも、「勉強になるなあ」「詩に応用できるなあ」と思ったところをまとめてみます。

  • 「動きmovement 」の項目があります。1.俳優の動き 2.カメラの移動 3.撮影による動き 4.編集による動き 5.映写による………とあります。────これは詩に おいては、対象物がどう動いているか、作者がその動きをどう捉えているか、どう描写するのか、ということでしょう。つまり、描写対象をしっかりと見定め、 観察、つかまえることだと思います。
  • エスタブリッシング・ショットとは〈これから始まる物語の場所や人物を紹介するため、映画の冒頭やシーンの始めに置くロングショット〉のことです が、詩においては、突然状況が始まっていることも、おうおうにしてあります。それでも風景描写や大状況の説明的シーンから始まる場合、遠景から描写するこ とに応用できます。
  • キアロスクーロ〈照明のコントラストを際立たせること〉────詩の場合もこれは必要です。光……五感に訴える色彩や音、匂いに満ちた詩を書けたらな、と思います。映像的にイメージできたら。
  • クロースアップ〈クローズアップでなく、ほんとうはクロースアップというそうです〉────焦点をあてること。物事のクロースアップによって、詩の力量がためされるかもしれません。「あっ、ここに焦点をあててるな。ここを強調しているな」というふうに。
  • 〈対象物の視線がどうなのか〉〈イメージされている構図はわかりやすいか〉は、ショットの分析の解説から、思ったことです。映画ではショットとショットの流れをスムーズにするために、登場人物の心理を表すために〈対立・葛藤………〉構図を考えます。
  • 映画で「手持ちカメラショット handheld shot 」は不安・動揺・躍動などを表すために用いられる。詩では心理描写ができるために、手ブレの効果を使うことはめったにないでしょうが、描写の参考にすることができます。

 

 他にも映像的技法が解説されています。しかし、詩への応用は難しいと思うので、このへんで。

 ようするに、詩を書く時に、映像的に捉えたほうがわかりやすいということです。「映画だったらどう表現しているかなあ」と考えるだけでも、表現の世界が広がると思うんです。

 詩はイメージだと思っています。

 これからも、鮮烈なイメージを描写できる方法やヒントを探していきます。

 

 すこし、詩をよむことから離れてしまいましたが、また、詩の世界に戻ります。では、また、月曜日に。