日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

社会の底辺で生きて来て、68歳になりました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、ネットの検索でわかったことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きてゆけると思っています。仏教は生きる指針です。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝します。

「子どもに向けての詩のつくりかた入門」のまとめ

 要約しようとしてこの本を最後まで読んだのですが、やっぱり、「子どもに向けての詩のつくりかたの……」理論構築の本だな、という印象です。目次を見た時は、知らない世界を学べるだろうとの知識欲が刺激され、わくわくするものがあったのですが……皆さんは、「幼児や児童」に向けての詩を書きたいと思われますか。そう思う人には、いい本だと思う。

 普通に詩が書きたい――と思っているぼくは、詩を書くときのヒントが見つからないか、探しながら読んだのです。


 基礎理論編の「一 読者としての『子ども』」は昨日、まとめました。

 「二 『少年詩』の歴史」は、少年詩の定義や、誕生について――流れや変遷、捉え方と理論、について書かれてあります。
 大正時代の童謡詩について。「赤い鳥」――その頃の童謡詩についての解釈。
 戦後の捉え方として――吉本隆明の「言語にとって美とはなにか」が、詩の言葉の概念を変えた、と書かれてあります。
 自己表出と指示表出という分け方が、言葉の意味の改革だったからです。


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 あと、目次にとらわれず、印象に残ったところを抜書きしてみます。

P68 「詩の枢要能力は想像力だといわれています。想像力によってつくりだされた心象が、イメージと呼び慣わされている『心の中の絵』であり、それは『想像力的映像』として創造されたものなのです。詩がイメージの文学といわれているのは、そのためです。そしてそれは、詩が暗示の文学といわれ、また比喩の文学といわれていることとも繋がっています」

P72 「詩の言葉のなかには、いろいろな要素が働いているが、中核を担っているのは、イメージとリズムであり、とりわけイメージはその主軸の役を担って、丸ごと総体としての詩の『響き(ヒビキ)』に繋がっている、ということなのです」

P116 「ガードナーは『子どもは隠喩の父である』といっているのです。――(略)――」



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 いったように、この本は理論書でした。教科書でした。それで一般の詩を書くヒントが、多くはなかったのですが、「■ 詩のつくりかたのポイント」1~5は創作の基礎をわかりやすく書いてあります。
 明日から、それを紹介したいと思います。