日の記し   ★ヾ(´・ω・`)ノ.: 。・☆彡 ・☆

社会の底辺で生きて来て、68歳になりました。そこから見える風景や、読んだ本の感想や、ネットの検索でわかったことなどを書きます。生きることは辛いこともありますが、何をしても生きてゆけると思っています。仏教は生きる指針です。リンクを貼らせていただくサイトの方々に感謝します。

『図解雑学 資本主義のしくみ』を読んで 3 /

 おはようございます。

 世の中は、金正男氏が北朝鮮によって暗殺されたという事件で大騒ぎになっているようです。

toyokeizai.net

 ぼくはテレビを持っていないので、どんな報道がされているのかわかりませんが……

 北朝鮮のように人権をないがしろにする独裁国家を認めている国が、まだ世界にあったり、兵器を買ったりしている国があるのが……わかりません。

 怖ろしい。

 普通の感覚ではまったく理解できません。人のやることではないでしょう、犯罪者が政治をしている。国民がかわいそうです。恐怖政治といって許されることではないと思います。

 

 

 

          *                 * 

 

 4章 資本主義の過去

 ここでは19世紀初頭にイギリスで始まった資本主義の移り変わりが書かれています。

  • 16世紀の大航海時代→商業資本主義は市場を築くことには熱心だったが、生産方法を改善や新製品の開発には無関心だった。暴力的略奪や、商品の買い叩きもあった。
  • イギリスでは土地の囲い込み(富農による貧農の追い出し)が行われた。
  • 18世紀の第2次囲い込みで、都市に流入した人びとが労働者になった。
  • 新技術の発明による産業革命によって労働生産性が飛躍的に上昇した。労働者階級が生み出された。産業資本主義。
  • この章では19世紀の企業間の競争の状態や、労働環境、賃金、貨幣、金融制度の整備が書かれています。
  • 19世紀の世界は「富国強兵」。国が出来上がってゆくに連れて社会制度も整備されていった。

 

5章 資本主義の大転換~現在

  • フォード・システムの完成。大量生産、大量消費の時代へ。
  • 巨大企業の形成。過剰な生産能力。
  • 労働組合。団体交渉の制度化。
  • 管理通貨制度。
  • ケインズ主義的福祉国家政策。
  • 変動相場制。
  • 大量生産と大量消費の経済体制への反発。
  • インフレと大量失業。IT化。
  • 投機とバブル。

 ここからは現代にもある問題です。

  • ケインズ的政策の効果が低下している。公務員の雇用や公共投資をどうするか。
  • 増える社会保障費と福祉の民営化の問題。
  • グローバル化による企業の海外進出。
  • 生産場所が先進国から発展途上国へ移動した。
  • 先進国の産業空洞化。貿易の歪みによる途上国の低開発。
  • 環境の破壊。市場は環境問題を解決できない。

 

6章 世界の資本主義

  • 市場の調整か、コーディネーション(組合などの調整)か。
  • 日本型資本主義(企業内訓練)――多能工のフレキシブルな生産。平均勤続年数は長い。企業組合。メインバンク。経営者による統治。公的なものと企業福祉。
  • ドイツ型資本主義(職業学校)――熟練工の生産。長期雇用だが失業率も高い。産業別組合。ユニバーサルバンク。経営者と従業員の共同統治。公的福祉、職業別格差。
  • 米型資本主義(管理職や技術者に特化)――労働者は単能工。雇用も失業も短期的。自動車や運輸など一部の産業では組合が強い。 株式、社債で調達。株主を優先。福祉は市場が供給。

 P190には日本、ドイツ、米の違いが図にまとめてあります。

 アメリカ型の市場原理主義に収束するかも。(この本の出版は2003年ですからその時点での予測です)

 

 P195には、アメリカ、ドイツ、日本の技術のそれぞれの優位性をまとめてあります。

 また、P197に所得格差がグラフで示され、P199には男女格差が表にされています。

 

 発展途上国の資本主義がP200で、開発独裁という言葉で解説されています。

 P202には、中国の「国家が市場を調節する」政策が解説されています。

 

 

 7章 資本主義の未来

  • IT化と情報の生産と流通。
  • インターネットなどによる市場の変化。
  • ワークシェアリングや専門家した労働者の提携。
  • 投資の流動化。
  • 福祉産業。
  • 環境ビジネス。
  • 人、物、金の自由な移動のグローバル資本主義
  • 世界の不均衡、貧困をどう防ぐか。

 

 

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  以上で何が書かれているかの内容を大雑把に提示しました。2003年の出版なので、もう古い取り上げ方をしているテーマもありますが、資本主義のしくみというのは変わらないと思います。いつも新しい衣装を着て登場しますが。

 そういう意味で、資本主義とは何か、を考えるのにはいい本でした。

 

 

 

 

 

 

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 読んでいただいて、ありがとうございました。

 誰もが、穏やかで平和でありますように。